まる得マガジン2019年12月5日の放送で「暮らしもココロもリフレッシュ!禅式おそうじ術」が紹介されました。
僧侶たちが厳しい修行を行う「曹洞宗 大本山 永平寺」ここではそうじも大切な修行。
そんな永平寺で修行を積んだのは、広島市内にある曹洞宗八屋山普門寺副住職吉村昇洋さん。
臨床心理士としても活躍しています。吉村昇洋さんは、「そうじは自分の心と向き合う大切な時間」といいます。
そんな吉村昇洋さんに禅式おそうじ術を教えていただきます。
効率よく、ラクな気持ちでそうじができてお家の中はピッカピカ。心もリフレッシュできますよ。今回は「台所その二」。
禅式おそうじ術「台所」
むいた大根の皮も捨てずに使うという吉村昇洋さん
「いのちを残さずいただくべし」
ということで野菜も果物の皮もいのちですので捨てずに活かしていきたいと言う事でした。
全ての食材に命が宿るというのが禅の思想。
命ある食材を余すことなく使い切る禅寺ではヘタや皮までも活かす工夫が凝らされています。
禅式お料理術1.下準備
1.使う食材を全て目の前に出します。
この作業が実は食材使い切りの第一歩になりますが、目の前に置いておくことで、全ての食材は使い残しがなくなります。
また、食材は切っておいてバットなどに並べておけば洗い物が減り、スムーズに仕事が進められます。
2.食材は最初に全部切り、並べておきます。
禅式お料理術2.食材を使い切る
食材の使い切り術:エノキダケの根元は、菌床の部分だけそぎ落とし、食べやすい大きさに切ります。
衣つけてからりと揚げると、エノキダケの根元の天ぷらの出来上がりです。
食材の使い切り術:野菜の皮や、しいたけの軸なども、料理に利用できます。
●野菜の皮のきんぴらのレシピ
野菜の皮のきんぴらの材料
・野菜の皮など
・ごま油
・赤唐辛子
・塩
・しょうゆ
野菜の皮のきんぴらの作り方
1.フライパンにごま油と赤唐辛子と共に野菜の皮と、塩を加え炒め、しょうゆで味を調えて完成です。
全ての食材に宿る命。隅々までありがたくいただき、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
今回の禅のことば
護惜眼晴常住物(がんぜいなるじょうじゅうもつをごしゃくせよ)
意味:食材を人間の目のように大事に扱いなさい。
最後に
エノキダケの根元の部分はとても美味しいと吉村昇洋さんが言ってました。
エノキは美味しいですが、歯の間に挟まってしまうので最近食べてないです。
⇒ 【まる得マガジン】台所1の禅式そうじ術を僧侶吉村昇洋さんが伝授!
最後までお読みいただきありがとうございました。