まる得マガジン2020年1月29日の放送で「暮らしもココロもリフレッシュ!禅式おそうじ術」が紹介されました。
僧侶たちが厳しい修行を行う「曹洞宗 大本山 永平寺」ここではそうじも大切な修行。
そんな永平寺で修行を積んだのは、広島市内にある曹洞宗八屋山普門寺副住職吉村昇洋さん。
臨床心理士としても活躍しています。吉村昇洋さんは、「そうじは自分の心と向き合う大切な時間」といいます。
そんな吉村昇洋さんに禅式おそうじ術を教えていただきます。
効率よく、ラクな気持ちでそうじができてお家の中はピッカピカ。心もリフレッシュできますよ。
今回は「片づけ」。散らかった部屋をキチンとかづけるコツを教えてくれました。
禅式おそうじ術「浴室・トイレ」
講師:曹洞宗八屋山普門寺副住職吉村昇洋さん
浴室・トイレの禅式おそうじ術のポイントは
「使う前よりきれいにすべし」
禅式おそうじ術「トイレ」
使う前よりきれいにしておけば次に使う人が気持ち良く使えます。
禅寺においてトイレそうじは修行のひとつ一番汚い場所を清めることは自分の心を清めるという事につながるといわれているそうです。
吉村さんが修行した禅寺では、修行僧用のトイレは素足で入るそうです。
そうすることでキレイに使用するようになるからだそうです。
トイレそうじ:使ったついでに毎回そうじします。
トイレの後はアルコール消毒液をつけたトイレットペーパーで
便座(表と裏)⇒床⇒便器のふたの順でサッと拭きます。
吉村さんによると、使う度にキレイにしていきますので汚れる暇がありませんと言う事でした。
トイレそうじ:そして時々個室全体をそうじしましょう。
1.壁を上から下へから拭きしてホコリを落とします。
2.便器の中は、洗剤を使ってブラシでこすります。
禅式おそうじ術「浴室」
浴室も入浴後に毎日そうじします。
浴室そうじ:最後に入浴した人が出る前にそうじします。
1.手や足が触れたところを中心に洗剤をかけます。
2.洗面器やイスなどの小物を洗います。
3.浴槽周りをキレイにします。
4.床を洗ったら、シャワーで全体を流します。
*この一連の流れを型として覚えましょう。
毎日行えば家族全員気持ち良く入ることが出来ます。
時々鏡や蛇口などをそうじします。
今回の善の言葉
「慈悲(じひ)」意味:相手の苦を抜き、楽を与えたい心
相手のことを思って、相手の利益を優先する精神
相手のことを思って汚れた場所をキレイにする事が大事だという意味です。
禅式おそうじ術の詳細は、まる得マガジンのテキストをご覧ください。
最後に
使用する度にそうじをすると気持ちが良いと思いますが、
こまめな人出ないと難しそう、特に浴室が大変そうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。