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【きょうの健康】腸に穴が開く?怖い腸の病気クローン病を紹介!

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きょうの健康 腸の病気 クローン病

2019年9月25日放送のきょうの健康は、最新トピックス 腸の病気というテーマで今回は、「腸に穴が?クローン病」が紹介されました。
健康な人の大腸の内側は粘膜に覆われていてキレイなピンク色をしています。
一方潰瘍性大腸炎を起こした大腸は赤く炎症が起こり、びらんと言われる粘膜がはがれた状態になります。
さらにクローン病では、ポツポツと粘膜が隆起します。これは粘膜より深いところで炎症が起こるためです。
しかもクローン病では炎症が起こるのは大腸だけでなく、全身に及ぶことがあるのです。
クローン病について教えてくださったのは、札幌医科大学 教授 仲瀬裕志先生です。




腸に穴が?クローン病

クローン病:口から肛門まで炎症が起こる
クローン病患者数:約4万人(2016年)
講師:近東京医科大学 主任教授 仲瀬裕志先生(専門は消化器内科、特に腸の診断・治療)
クローン病ガイドラインに携わっています。
司会:黒沢保裕さん・岩田まこ都さん

腸に穴が?クローン病今回のポイント

【クローン病】腸全体に病変が!

クローン病は潰瘍性大腸炎と同じく体を守る免疫細胞の異常によって起こります。
しかし、炎症が起こる範囲が違うんです。

大腸壁は内側から
粘膜、粘膜下層、固有筋層、漿膜下層、漿膜の5つの層から成り立っています。

潰瘍性大腸炎:粘膜だけに炎症が起こります。

クローン病:粘膜下層から炎症が始まり、固有筋層、漿膜下層にまで炎症が及びます。
そのためクローン病は腸の深い部分まで侵入することもあり、腸の炎症を起こしやすいというのが特徴です。
クローン病により腸の深いところまで炎症が及ぶと、潰瘍ができて腸が狭くなる狭窄(きょうさく/食べ物が通りにくくなります)や
腸に穴があく穿孔(せんこう)、そして、腸と腸がつながって内部でトンネルが形成される瘻孔(ろうこう)など腸の変形が起こります。

瘻孔が起こると小腸と大腸がつながってしまうということもあります。

狭窄・穿孔・瘻孔まで起こってしまうと、手術などの外科的な治療が必要になってくるそうです。
ですのでクローン病が分かったら積極的に治療することが重要です。

Q.クローン病の原因は?
まだ完全には分かっていないそうですが、
白血球のひとつ、マクロファージーの機能異常。
マクロファージー:異物を除去するいわばおそうじ屋さん。
その掃除をする機能が上手くいかなくなり、病気が起こると考えられているそうです。
また、クローン病の場合は腸だけでなく、全身に炎症を起こすことも分かっているそうです。

それは関節炎・口内炎・皮膚の異常などが起こることが分かっているそうです。

Q.全身の炎症の割合は?
関節炎約20%、皮膚の異常約2%ですが、口内炎を繰り返す場合は消化器系の積極的な検査をおすすめします。

【クローン病】 新しい検査法

クローン病は全身に症状が起こる病気です。
大腸だけでなく、小腸にも異常が起こるので、小腸の中を見るのが重要です。

新しい検査法として、
カプセル内視鏡:長さ約3cm、幅約1cmで片方にカメラがついています。
このカプセル内視鏡を口からのみ込んで、小腸の中を移動しながら撮影していきます。
朝飲むと、夕方までには小腸の全てを撮影することが出来ます。
カプセルは肛門から排出されます。
この間は、激しい運動をしなければ、仕事や家事など通常の生活をしながら検査できます。
私は経験がありますが、カプセルを出すために下剤を飲まされるが辛かったです。
検査前も当日の朝から下剤飲んで腸を空にするので、空腹を我慢しなければなりません。
でも、おかげで初期の大腸がんが見つかり早期に治療できたのがよかったです。

バルーン内視鏡:内視鏡の先端部分にバルーンがついていて、そのバルーンで小腸を固定し、深くまで注入させます。
内視鏡から出す器具で狭窄を拡張したり、止血を行ったり、ポリープを切除することもできます。

【クローン病】腸を休ませる!栄養治療

クローン病は口から肛門まで炎症が起こる病気です。
クローン病になると十分に栄養が吸収できなくなります。
そこで、ダメージを減らすために腸を休ませる事が大切です。

食べる以外で栄養を補給する栄養療法が治療では重要になります。

この栄養療法には2つの方法があります。

経腸栄養療法:チューブを鼻から十二指腸まで通し、消化しやすい栄養剤を注入します。
安全性が高く、症状が強い子どもで推奨されています。

中心静脈栄養療法:胸などの静脈から挿入したカテーテルを通して栄養剤を注入します。
腸が著しく狭まっている場合や広範囲に炎症が見られる場合に行います。

●食事の工夫
エネルギー摂取:栄養剤の併用
タンパク質:肉は控え、魚類は積極的に摂る
脂肪:ぜん動運動を刺激し、下痢や腹痛の原因になるため制限する
食物繊維:しっかり摂ることが腸内環境を良くし、寛解の維持につながる
野菜の摂取は、ミキサーにかける・ジュースにする
寛解(かんかい):病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態または見かけ上消滅した状態。

Q.薬の治療はどうする?
クローン病でも潰瘍性大腸炎と同じ薬を使うことが多いそうです。

●クローン病薬による治療
軽症:5-アミノサリチル酸製剤
中等症:“ステロイド薬”“免疫調整薬”を併用
重症:「抗TNF-α抗体際剤」の他、「抗IL-12/23p40抗体製剤」
という新しい薬が使われることもあります。
抗IL-12/23p40抗体製剤:クローン病の発症に関わると考えられている物質の働きを抑え、症状を改善します。
肛門症状:抗菌薬(痔瘻などに使うもの)で症状を和らげます。

最後に

クローン病は初めて聞いた病気ですが、怖い病気ですね。
健康診断やがん検診など積極的に受けなければならないですね。
私は運良くカプセル内視鏡で大腸ポリープと初期の大腸がんが見つかりましたが、 内視鏡による手術で1時間もかからず治すことが出来たのでラッキーでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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