【きょうの健康】ガサガサかかとの対処法を高山かおるさんが紹介!

ガサガサかかとの対処法
2023年11月13日放送のきょうの健康は皮膚のトラブル 解決します!足のひび割れ・手のあかぎれでについて紹介されました!
教えてくれたのは埼玉県済生会川口総合病院主任部長の高山かおるさんです。

ガサガサかかとの対処法

・足に関する悩みの1位がかかとのガサガサ

かかとのひび割れの対処法

かかとのひび割れの対処法の基本は保湿です。
保湿クリームをたっぷり塗ったり、
保湿成分の入っている靴下を履いたりするようにします。

Q.かかとの角質を削るやすりは効果ある?

・ヒーリング作用:古い角質を剥くことによって新しい皮膚ができやすくなります。
角質ケアは正しい方法で行うと効果があります。

角質ケアの方法

角質ケアは入浴後

・肌がキレイになっている。
・肌に湿り気がある。

1)角質ケア専用のやすりを準備します。
2)やすりは足の側面から中心に向かって一定方向にかけます。
POINT:まだ少し硬いと思うくらいでやめておきます。
注意:かえって悪化してしまうので、強くこすったり、削り過ぎないようにします。

3)保湿クリームの量は片足に対して「指の第一関節分」くらいにします。
POINT:優しく包み込むように塗ります。

角質ケアの頻度

※かかとのひび割れが強くてガサガサしているなら週に1回程度行います。
そうでなければ月に1~2回程度行います。
※保湿クリームは毎日塗るようにします。

かかとのひび割れ原因

角質ケアはかかとのひび割れの根本的な解決にはなっていません。
根本的な原因を知ることが大切です。
その原因は乾燥や新陳代謝の衰えなども上げられますが、「かかと荷重」も原因の1つです。

かかと荷重とは、かかとに体重がかかり過ぎている状態のことです。
ガサガサかかとの人は、足指に体重がかかっておらず、かかとに過度な体重がかかっています。
かかとに過度な圧力が繰り返しかかることで角質が過剰に厚くなり、
かかとがガサガサになってしまうと考えられているそうです。

姿勢や歩き方でひび割れは改善できる!

かかと荷重には姿勢や歩き方が関係しています。
そり腰や足指を使わないペタペタと音がするような歩き方だと、
足指で地面を押し出すことができていないことが多いため、
足指が地面から浮き上がってかかと荷重になりがちです。
POINT:かかと荷重によるひび割れを改善するためには、足指をきちんと使った正しい歩き方を身につけることが大切です。

「ガサガサかかと」を防ぐおススメの歩き方

頭を上から引き上げられるようなイメージで姿勢を正し、まっすぐ前を見ます。
出した足にのることを意識してかかとから着地します。
そして、以下の順番で重心を移動させ、最後は足の親指で地面を押し出します。

1)かかとのやや外側から着地します。
2)重心をかかとから小指側に移動させます。
3)反対側の足が前に出て行くときに小指側から親指側に重心を移動させます。
4)最後は親指をしっかり押し出します。

手のあかぎれの予防と治療

・手のあかぎれを防ぐには、保湿が大切です。
・保湿クリームをしっかりと塗るようにします。

あかぎれが起こってしまった場合には、皮膚を合わせるようにしてハイドロコロイド素材の絆創膏を貼り、その周りにクリームを塗ります。
このような対処をして2週間経っても改善しない場合は医療機関を受診するようにしてください。

保湿クリームの疑問を解決!!

保湿クリームを使っているのに皮膚がカサカサしているのはなぜ?

保湿クリームの使う量が少ないということが原因として考えられます。
一回で使用する保湿クリームの量の目安は「指先から第一関節までの長さ」です。
この量を使って片方の手の平と手の甲に塗ります。
手の平だけであれば、この量で両手に使います。

たくさんの保湿クリームの中からどれを選べばよいかわからない

ひび割れやあかぎれの症状が重い人はビタミンE配合の保湿クリームがおススメです。
ビタミンEは血流をよくする働きがありため、冷えなどの血行不良が原因でひび割れやあかぎれが生じている人に効果があります。

また、尿素配合のクリームは角質が硬い人に向いています。
硬くなった角質やガサガサに乾燥した角質をなめらかにする効果があります。
しかし、ひび割れなど皮膚に亀裂があると使用時にしみることがあるため、注意が必要です。

予防として使うのであれば使い心地や香りなど好みの保湿クリームを選ぶと良いそうです。

まとめ

参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。