【人生レシピ】たった3秒!簡単疲れを楽にするワザと痛みを楽にするワザ

あしたも晴れ!人生レシピ 痛み 疲れ

2019年10月4日放送のあしたも晴れ!人生レシピでは、「疲れも痛みもオサラバ!?ヒミツの体の使い方」が紹介されました。
年を重ねるとやはり疲れやすくなります。疲れが蓄積すると腰にきて若い頃にはなかったような痛みが出てくることないですか?
体の痛み辛くなります。寝ても疲れが取れなくなる・・・。
ということで今回はカンタン!疲れと痛みを楽にするワザを紹介してくれました。
教えてくれたのは心身統一合氣道会 会長 藤平信一先生とスポーツ整体師 JOC強化委員 廣戸聡一先生です。

疲れも痛みもオサラバ!?ヒミツの体の使い方

カンタン!疲れを楽にするワザ

講師:心身統一合氣道会 会長 藤平信一先生

藤平信一先生の父 心身統一合氣道会創始者 藤平光一先生は、
なんとあの王貞治選手を指導した人物。

その継承者である藤平信一先生は、王貞治さんや広岡達朗さんなど
様々なトップアスリートから絶賛の信頼を受け、世界24ヶ国、会員数3万人を要する合気道のトップです。
そんな合気道でいったいどのように疲れを取り除くのでしょうか?

荷物が重くて疲れる・・・
用意されていたのが重さ20kgの水が入ったポリタンク、これを2つ合わせて40kgです。
大の大人でもなかなか持ち上がりません。
ところがたった3秒あることをするだけでラクラク持てるようになるんです。
しかも長時間持っても疲れにくいんです!

そして腰やひざの痛みを防ぐユニークな体の使い方も教えてくれました。
さああなたも今すぐ実践できるワザを身につけて日々悩まされている疲れや痛みとオサラバしましょう!

重い荷物を軽々と持ち上げる事が出来るワザ

片手20kg、両手で40kgの荷物を軽々持ち上げる事が出来るワザ一体何をしたのでしょうか?
それはなんと3秒のつま先立ちだけです。
腰痛で重いものを持ち上げるのが苦手な方も3秒のつま先立ちだけでラクラク持ち上げることができました。

なぜつま先立ちをするだけで重いものを楽に持ち上げることが出来るようになるのでしょうか?
それはつま先立ちをすることによって、人間本来の自然な姿勢になるからです。
実はこの姿勢、体の疲れとも大きく関わっています。
普段私たちは自然に立っているつもりでも実際は体が反っていることが多いんだそうです。
その時に3秒間つま先立ちすることで自然な姿勢に戻すことが出来るんです。

普段の姿勢で立ち、2人に両肩を同時に抑えつけられると体勢が崩れますが、
ところが3秒間つま先立ちするだけで驚くほどびくともせず体勢が安定していました。
この体の安定こそが疲れにくくなるポイントだと藤平信一先生はいいます。

なぜつま先立ちをすることでこれほど変わるのか?
足先がちゃんといきた足先、ちゃんと体が足先までつながった状態になっているから。
建物を建てる時は基礎・土台が大事、足先が基礎・土台の部分と藤平信一先生はいいます。

体がグラつくのは土台がグラついている証拠。
この状態で重いものを持つことは、実は体に大きな負担をかけているのです。
逆に3秒間つま先立ちをして土台をしっかりさせた状態で持つと自分本来の力を最大限に発揮できるので無駄な力は要りません。
●3秒のつま先立ち⇒自分本来の力を最大限発揮⇒疲れにくい

重いバッグなど持つ時もつま先立ちが役立ちます!是非試してみてください^^

応用編家事がラクラク!家事の時疲れにくくなるワザ

藤平光一先生によると、足先が大事なのと同時に指先も大事といいます。
疲れにくくなるには指先も大事とは?
腕を強く押さえられた状態でテーブルを拭いてみます。
いつものように腕の力で動かそうとすると、全く動きません。
腕の力だけでは動かない。

今度はつま先立ちで自然の姿勢になり、指先を意識して指先から動かしてみると、 やっていないと全く信じられませんが、簡単に動きました。

つまり家事の時、指先を意識するだけで、力も入りやすく疲れにくくなるそうです。

新幹線や飛行機で長時間座っていると疲れますよね?

仙骨(尾骨の上に位置する骨)が起きている状態にする(上体が後ろに反っていない状態)と疲れにくくなるそうです。

疲れない自然な座り方(仙骨が起きている状態)

ステップ1:一度立ち上がり、つま先立ちをしてそのまま腰を下ろします。
※ただ単に背筋を伸ばす姿勢ではありませんので注意してください。

ステップ2:肩を上下させて、最も楽に動かせる位置を探します。
そこが肩の正しい位置になります。

疲れにくい洗濯物の干し方

3秒のつま先立ちをして指先から意識して動かします。
※人間は本来、指先から動かすのが自然で指先から動かすと姿勢も乱れにくいのです。

疲れにくいカバンの持ち方

物を持つ時は小指側を使います。
小指側は支える役割を持っているそうです。

カンタン!痛みを楽にするワザ

年齢を重ねる毎に辛くなる悩み・・・
疲れてくると腰が痛くなる。ひざが痛い・・・
年齢を重ねる毎に増えてくる体の痛み辛いですよね。
でも、諦めてはいけません!
あなたの体の痛み解消できるかも知れません。
ひざ痛の方は下記から
【あしたも晴れ!】73歳女性が解消!ひざの痛み解消簡単筋力アップ脚上げ体操&横上げ体操のやり方

教えてくれるのは、スポーツ整体師 プロ野球チームアドバイザー・JOC強化委員 廣戸聡一先生です。
プロ野球選手から、オリンピックの選手まで一流アスリートたちの体のケアを行っている痛みのスペシャリストです。

Aタイプ:垂直で安定するタイプ
ひざまずいて体を垂直にした状態で腕を引っ張ります。⇒体は動きません。
同じく体を前傾にした状態で腕を引っ張ります。⇒動きます。

Bタイプ:前傾で安定するAタイプの真逆のタイプ

あなたはどちらかやってみてください。

その他、手の親指を除く4本指を立てて、それを曲げてみてください。
(指の)第二関節から曲がる人は、Aタイプで、
こぶしの第三関節から曲がる人はBタイプになります。

それぞれのタイプは生まれた時から決まっているそうです。

●それぞれの安定している場所
Aタイプ:みぞおち、ひざ
Bタイプ:首の付け根、股関節、足首

廣戸聡一先生によると、どちらが優れていると言うことではなく、
自分の体に合った使い方をした方が、わざわざ、やりにくいことをやらなくてもいいといいます。

タイプの違いが痛みとどう関係する?
それぞれの動かしやすい場所を意識して動かすことで体の痛みを防げるそうです。

Aタイプの人は足首、股関節、首の付け根が動かしやすい場所で
Bタイプの人はひざ、みぞおち動かしやすい場所です。
となり、安定している場所と逆になります。

例えばギターを弾く時はAタイプは手首、Bタイプひじが動かしやすい場所になります。
それぞれここを意識して動かすと色んな動きがスムーズになり、痛みを防ぐことが出来るそうです。

タイプ別痛みを防ぐ体の動かし方階段

Aタイプ:前足のひざの上にみぞおちを 近づけます。

Bタイプ:前の足を階段に乗せたら、後ろ足のひざを階段に近づけます。

タイプ別痛みを防ぐ体の動かし方イス

Aタイプ:立つ時はひざの上の延長線上にみぞおちを近づけます。
Aタイプ:座る時はみぞおちとひざを近づけます。

Bタイプ:座る時はひざを前に出します。
Bタイプ:立つ時は、かかと後ろにひいて、かかとの延長線上に首の付け根を近づけます。

タイプ別痛みを防ぐ体の動かし方介護

Bタイプを起こす時:肩口と股関節を支えて、みぞおちの前に体を移動させます。

Aタイプを起こす時:みぞおちとひざを支えて、股関節の前に体を移動させます。

逆になるとやられている方は非常に怖いそうです。

最後に

いや~ビックリすることだらけでした^^
テーブルを拭く動作はにわかに信じられませんでしたけど、実際指先を意識して拭いてみると、 スムーズに行えましたので感心しました。
合気道は体の使い方も覚えられるんですね。
疲れないとか痛まない体の使い方はすぐにも実践したいです。