2020年6月14日放送の健康カプセルゲンキの時間はステイホームで嫌なニオイに!?「夏の体臭対策」のテーマについて紹介されました。
夏の体臭対策について教えてくれたのはの東海大学理学部化学科教授理学博士の関根嘉香先生です。
目次
夏の体臭対策
ドクター:白澤卓二先生
ゲンキリサーチャー:なすなかにし(那須晃行さん・中西茂樹さん)
自分の臭いをチェックする方法
▼用意する物
・着用したTシャツや肌着
・ビニール袋
1)ビニール袋に着用したTシャツや肌着を入れ、口を閉じます。
2)窓の外の空気を嗅いで嗅覚をリセットします。
3)嗅覚をリセットしてから袋を開けて臭いを嗅ぎます。
なすなかにしの2人にはアンモニア臭がしたようです。
Q.ではなぜ体からアンモニア臭が?
東海大学理学部化学科教授理学博士の関根嘉香先生によると、
食生活の乱れ
ステイホーム中お酒が増えたり、食生活の乱れ、特にタンパク質が多い肉や魚が原因の事が多いそうです。
お酒臭いの原因:アルコールの一種、エタノールは肝臓で分解されアセトアルデヒドになり、体外に放出されるそうです。
口から出る場合は約30分~1時間くらいで消えるそうです。
しかし、皮膚から出る場合は血液由来のためじわじわ続いて10時間以上続くことがあるそうです。
肉・魚と体臭の関係とは
皮膚ガス
皮膚ガスとは:身体の表面から出る生体ガスのこと。
誰でも発生しており、普段はあまり臭わないそうです。
タンパク質が多い肉や魚の食べ過ぎ⇒肝臓の分解が追いつけない⇒アンモニア
アンモニア:肝臓での処理が追いつかず、皮膚ガスなどに混じって海外に放出されるそうです。
Q.アンモニア対策は入浴で身体を洗う?
関根嘉香先生によると、アンモニア臭は体を洗っても落ちないそうです。
アンモニア臭対策
腸内環境を整える
例えばヨーグルト、中でも、ラクチュロース入っているものがおすすめだそうです。
ラクチュロース:牛乳に含まれる成分で作られるオリゴ糖でビフィズス菌を増やして整腸作用をもたらすそうです。
ストレス
ストレスを感じ、交感神経優位の時間が続くと、アンモニア臭も比例して高くなる事がわかっているそうです。
これもストレスによる肝機能の低下が原因の1つだと考えられているそうです。
男性におすすめの臭い対策
関根嘉香先生によると、加齢臭は皮膚の表面で出る臭いなので洗えば落ちるそうです。
朝・晩体を洗う
夜洗っても寝ている間にも加齢臭が出るので朝にもう1度入るのがおすすめだそうです。
カンゾウ根エキスが入ったシャンプーで洗うのがおすすめだそうです。
カンゾウ根エキス:毛髪や頭皮の汗臭を防ぐ効果があり、ミドル脂臭を抑えることも期待できるそうです。
女性におすすめの臭い対策
女性は、30代がニオイの曲がり角だそうで、女性のニオイ成分には、桃の香りがするラクトンという成分があるそうです。
しかし、ラクトンは10代がピークで歳とともに減少し、。30代になると激減してしまうそうです。
さらに、加齢臭の原因物質は40代から男性と同様に増加し、いいニオイが減少し、嫌なニオイが増えていくそうです。
女性が臭いを気にする箇所
1位:頭皮43.0%
2位:脇42.4%
3位:口38.1%
4位:足裏36.0%
頭皮:女性は加齢により頭皮が乾燥して過剰に皮脂が分泌し、臭いの原因になるそうです。
ラクチュロースを摂る
ラクチュロースで腸内環境を改善すれば若干ですが回復するそうです。
抗酸化成分を含む果物を摂る
抗酸化成分⇒アントシアニン
抗酸化作用の強い果物:ブルーベリーキウイフルーツ、カシスなど
体を洗う際の注意点
ゴシゴシ洗うと、皮脂の分泌が増えるため優しく洗うことが重要だそうです。
嫌な汗のニオイを防ぐ方法
関根嘉香先生によると、おすすめは入浴でお風呂は湯船にしっかり浸かり、41℃のお湯に約15分入り、汗腺を刺激して良い汗をかくことだそうです。
まとめ
腸内環境を整え、入浴で爽やかな汗をかいて夏の嫌な臭いを防ぎましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。