2024年2月22日放送のトリセツショーは便秘のトリセツ最新情報大放出SPで便秘の最新情報について紹介されました!
目次
便秘のトリセツ最新情報
便秘に効く食べ物最新対策
便秘対策のニューカマー!「キウイフルーツ」
教えてくれたのは東北大学医学部教授の福士審さんです。
2022年に発表された論文によると、毎日2個のグリーンキウイを食べると便秘や腹部の不快感が改善したとの報告が出されています。
キウイフルーツの便秘効果の理由
キウイの食物繊維にあると考えられています。
キウイの食物繊維は保水性と膨張性に優れていることが最新の研究から明らかになっています。
・保水力:便が柔らかくなります。
・膨張力:便の体積増腸が活発に!
※キウイ摂取によって体調不良が生じた場合はすぐに中止してください。
インドで見つけた 次世代食物繊維「グアーガム分解物」
原料は、インド原産の「グアー豆」と呼ばれるインゲン豆の一種です。
実はグアー豆の食物繊維は保水性が高いことに加え、腸内環境を整える働きを持っており、便通改善効果が期待できます。
食事や運動では治らない!?新・便秘タイプ
便意の消失
POINT:便秘患者の約6割が便意を消失している!?
そもそも便秘とは、直腸より前の部分に問題があることが一般的です。
しかし、近年「運動や食事」など、従来の対策では効果がでにくい新たな便秘のタイプが注目されています。
それが「便意の消失」による便秘です。
2020年に行われた大規模インターネット調査によると、便秘患者の57.4%が便意を消失していることが判明しました。
普段から「トイレに行きたい」という感覚が少ない方は要注意です。
便意の消失 原因は「我慢」!?
人間の体は、便が肛門付近まで運ばれてくると直腸のセンサーによって便意を感じることができます。
しかし、便意を我慢をしているとせっかく出口付近まで運ばれた便の水分が吸収され、カチカチの便になってしまいます。
さらにそのまま放置し続けてしまうと便意を感じるセンサーが低下し、便意が消失してしまうと考えられています。
一度便意を失ってしまうと、出口付近まで便が来ていても、気がつかず便秘になってしまうのです。
※便意センサーの低下は老化などの原因もあります。
便秘治療で大注目”便意”
教えてくれたのはさがみ林間病院消化器内の大久保秀則さんです。
POINT:子どもも便意の低下に気をつけてください。
便意の低下に気をつけてほしいのは、大人ばかりではありません。
小児便秘が専門の医師によると、トイレットトレーニングを開始する2~3歳以降の子どもが便秘になる原因の多くが「我慢」だと言います。
さらに子どもの場合、便秘をそのままにしておくと腸の形が変化してしまうこともあるとのことでした。
POINT:便意が生活の質まで左右する!?
便意の有無によって排便の満足度ひいては生活の質にまで影響を及ぼすことが最新の研究によって明らかになってきました。
そのため、便意を守ることや便意を回復させる治療がいま医療界で注目を浴びています。
自宅で簡単新便秘対策!GO・TOトイレット
POINT:決まった時間にトイレに行こう!
1)毎日、朝と夜の1日2回便意が無くても3分を目安にトイレに行ってみましょう。
※息みすぎは禁物!血圧の上昇や痔の危険性があります。
※軽く息む程度でトイレ時間は3分程度を目安にします。
※週3回以上の排便があれば全くの正常です。
2)タイミングは朝食後や夕食後など食事の30分後が狙い目です。
※「胃-結腸反射」と呼ばれる反射によって胃に物が入ることで腸が大きく動くとされています。
※もし朝食が食べられない場合は、「夜のリラックスタイム」でもOKです。
3)排便がなくても2週間は続けてみましょう。
子どもも!GO・TOトイレット
※子どもの場合は強く息ませてOKです。
直腸に便を溜めないことが重要です。
まとめ
心地よい排便のためには便意は欠かせません。
【健康カプセルゲンキの時間】頑固な便秘がキウイ食べて1週間で改善!
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最後までお読みいただきありがとうございました。