【ゲンキの時間】長寿の秘訣!血管・骨を若く保つ方法を神谷匡昭さんが紹介!

長寿の秘訣!血管・骨を若く保つ方法
2023年1月15日放送のゲンキの時間は「昔と今から学ぶ健康法▼昭和の健康ブームどうだった!?」で腹筋の筋力低下による腰痛、尿もれ改善背骨の老化に負けない予防ストレッチのやり方について紹介されました!
教えてくれたのは京丹後市立弥栄病院 循環器内科 院長の神谷匡昭さんです。

長寿の秘訣!血管・骨を若く保つ方法

京都府京丹後市は100歳以上の高齢者の割合が全国平均の約3倍の百寿者の町

●100歳以上の高齢者数(人口10万人あたり)
・全国:72.13人
・京丹後市:237.33人
さらに、ここに住む高齢者は全国平均と比べて血管年齢が10歳ほど若く、骨密度も高い事がわかっているそうです。

京丹後市で長寿につながる高齢者の共通点

2017年から京都府立医科大学と京丹後市立弥栄病院が、共同で京丹後市のご長寿を研究しておられ、
京丹後市に住む900人以上の高齢者を対象に血液・食事・睡眠など全身の検査結果を集めたところ、長寿につながるいくつかの共通点が判明したそうです。
京丹後市では、丹後地域で採れる”板ワカメ”や”岩のり””はば”など海藻類がよく食べられています。
データで見ても京丹後市の「海藻を食べている人の割合」は、都市部と比べて約3倍以上。
他にも、野菜や芋の摂取量が都市部と比べて大きく上回っているそうです。

腸内細菌のバランスが重要

腸内には500種類以上の細菌が住んでおり、細菌の多様性に富むほど腸内細菌のバランスが良く取れていると言えるそうです。
腸内細菌が多様性に富んでいると、善玉菌が働きやすい環境になり身体に、有害な物質を体外へ排出する手助けをしてくれるそうです。
京丹後市に居住する65歳以上の高齢者とそれ以外の都市部に住む高齢者の腸内細菌を解析したところ、京丹後市の高齢者の腸内細菌は多様性に富んでいるそうです。

腸内環境を良くする鍵は海藻・野菜

京丹後市の高齢者は、腸内に「酪酸産生菌」が多くいる事もわかっていて「酪酸産生菌」は、大腸内で酪酸を作り出します。
・酪酸とは:大腸の上皮細胞のエネルギー源となり水分・ミネラルの吸収やバリア機能の維持など、大腸が正常に働く手助けをしている成分のこと。
京丹後市の方がよく食べる海藻や野菜には、酪酸産生菌のエサとなる水溶性食物繊維が豊富に含まれているため、腸内で酪酸菌が多く育まれていると考えられているそうです。

食生活を見直して 腸内環境を良好に!

神谷匡昭さんによると、「まごはやさしいよ」と覚えておくとよい腸内環境に良い食材は、豆・ゴマ・ワカメ・野菜・魚・シイタケ・芋・ヨーグルトなど。

血管・骨を若くする秘訣とは?!

京丹後市の高齢者は、血管年齢が全国平均と比べて10歳ほど若く、骨密度も同年代の平均値より20ポイント前後高い事がわかっているそうです。

京丹後市の高齢者の共通点「歩行数が多く活動的」

京丹後市の人は、全国平均と比べて歩くスピードが速いそうです。
また、京丹後市の高齢者は全国平均と比べて1日の歩行数も多く活動的である事がわかっているとのことでした。

血管年齢

身体を動かせば、筋肉がより伸縮され血管の柔軟性もアップするので、血管を柔らかい状態に保つ事ができます。

骨密度

坂道の多い京丹後市では歩くと骨に負荷がかかるので骨が丈夫になり骨密度が保たれると考えられるそうです。

まとめ

参考になれば幸いです。
【世界一受けたい授業】老けにくいバナナはどっちを根来秀行さんが紹介!
【ゲンキの時間】”骨”貯金を増やす方法を石橋英明さんが紹介!
【人生レシピ】骨は若返る! かかと落としのやり方を太田博明先生が紹介!
【人生レシピ】簡単美肌内側ケアレシピ!美白ドリンクなどを友利新さんが紹介!
血管年齢に関する記事一覧はこちら
最後までお読みいただきありがとうございました。