【主治医が見つかる診療所】冬の悩みにまつわる新常識フローリングの掃除などを各専門医が紹介!

冬の悩みにまつわる新常識
2024年2月5日放送の主治医が見つかる診療所は冬に知っておきたい!昔は当たり前だったことが今は違っている”最新の健康常識”を紹介で昔の健康常識は今の非常識!?について紹介されました!

目次

冬の悩みにまつわる新常識

第3位:カゼ予防の栄養素は「ビタミンD」

昔の常識:カゼ予防にはビタミンC

いつから?「カゼ予防にビタミンC」
・1970年ノーベル賞を2度受賞
科学者 ライナス・ポーリングが
「ビタミンCの大量療法でカゼが治ることを発表」
カゼ予防といえば「ビタミンC」

今の新常識:「ビタミンD」を摂ることも重要

教えてくれたのは東京歯科大学 市川総合病院の内科医寺嶋毅さんです。
・ビタミンCは大事
・ビタミンDを摂ることも重要

ビタミンCのカゼ予防効果最新医学で新事実!

「ビタミンC」は免疫力を高めると共にウイルスを撃退して治癒を早めるそうです。
「ビタミンC毎日200mg摂取」カゼの期間:成人で8%短縮・子どもで13.6%短縮

2020年の最新研究

「ビタミンC不足の人」「運動量が多い人」以外は
ビタミンCを大量摂取しても「カゼ予防効果が薄い」

今カゼ予防で注目「ビタミンD」

「ビタミンD」:カテリジン・ディフェンシンという
「殺菌・抗菌作用」のある物質を作る働きがあります。
免疫細胞マクロファージを活性化「病原菌・ウイルスを食べてし滅させる効果」

「ビタミンD」を摂取した1万人以上の人呼吸器の感染症との関係を調査

インフルエンザ・肺炎などの発症「2割少ない」

ビタミンDを多く含む食材(100g当たり)

・サケ:32.0㎍
・しらす干し:61.0㎍
・干しシイタケ:17.0㎍
・乾燥キクラゲ:85.0㎍
※水で戻して手軽に食べられます。
おススメ料理「キクラゲの卵炒め」
卵黄も「ビタミンD」が豊富ダブルでカゼ予防が期待できます。
冬の悩みにまつわる新常識
・「無限キクラゲ」
無限キクラゲの作り方は最後にリンクしています。

食事以外で「ビタミンD」をとる方法

・食事以外でビタミンDをとる方法は、日光を浴びること。
・季節や時間帯、天候にもよりますが1日20~30分浴びるだけで良いそうです。
・ビタミンD:「紫外線と熱」により皮膚の中で作られます。
冬にカゼが流行しやすい理由は「空気の乾燥」と「日照時間の短さ」が挙げられます。

第2位:フローリングの掃除は「?」

昔の常識:「フローリングは掃除機をかけた後拭き掃除」

今の新常識「フローリングは拭き掃除をした後掃掃除」

教えてくれたのは東京都・京橋クリニック院長の呼吸器内科医山崎明男さんです。
順番を間違えると「アレルギー疾患」の恐れがあるそうです。
掃除機の排気でハウスダストが舞い上がります。
掃除機の機種によっては排気口から埃が舞い上がり、ハウスダストを口や鼻で大量に吸い込んでしまいます。
ハウスダストによるアレルギー:「アレルギー性鼻炎」「アトピー性皮膚炎」誰でも発症する可能性があります。
屋内のハウスダストなどが原因で「アレルギー症状が1年中発症」24.5%

フローリングの床の掃除のやり方

1)床用の乾拭きポップや雑巾で静かに乾拭きし、大きなホコリを取ります。
2)最後に掃除機をかけてダニの死骸など、細かいホコリを吸い取ります。

番外編:ハンドクリームは「?」に塗る

昔の常識「ハンドクリームはクルクル伸ばしながら塗る」

今の新常識「ハンドクリームは横一直線に塗る」

教えてくれたのはココ メディカルクリニック院長の皮膚科医泉さくらさんです。

効率的なハンドクリームの塗り方

1)手の甲は横一直線に塗り広げます。
2)指や関節も横に塗ります。

横に塗った方がいい理由

皮膚の溝が横一直線に走っています。
クリームの成分が無駄なく溝に入りしっかり浸透します。
POINT:皮膚の溝に沿って「横方向に塗る」のが効果的です。

リップクリームの正しい塗り方

1)正解は縦に塗ります。
POINT:唇は縦に筋があるので筋に沿って塗れば無駄なく保湿できます。

第1位:熱すぎる飲み物は「?」

昔の常識「熱々の飲み物で体が温まる」

今の新常識「熱すぎる飲み物は体が温まらない可能性」

教えてくれたのは横浜血管クリニック院長の血管外科医林忍さんです。
熱すぎる飲み物を飲むと交感神経が刺激されてストレスを感じて血管が収縮し、却って血流が悪くなります。
体が温まらない可能性があります。

熱すぎる温度とは

概ね80℃以上が熱すぎると言っていい温度です。
熱すぎる温度の目安:沸騰したてのお湯で淹れたお茶は「80~90℃」。

体温を維持したい時の温度

50~60℃のぬるめの飲み物がおススメです。
自動販売機のホット飲料が50~60℃です。
家で淹れる場合は沸騰してから10分ほど置くと50~60℃になります。
「副交感神経」を刺激「血流が拡張」「血流が良くなり体温を維持」

まとめ

参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。