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【きょうの健康】4月24日速報!高血圧治療ガイドライン2019

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きょうの健康 高血圧治療ガイドライン2019 治療
きょうの健康4月24日は、最新の医療情報を伝えるメディカルジャーナル新たに発表された高血圧治療ガイドライン2019について速報されました。
大きく変更されたのは、血圧をどこまで下げれば良いのかという指標、降圧目標、新しい目標値とは!?
専門家の方が詳しく解説してくれました。




高血圧治療ガイドライン2019

こちらについて解説してくださるのは、血圧のエキスパート、東北大学 名誉教授 伊藤貞嘉先生です。
専門は、腎臓学や内分泌、特に高血圧。
これまでの高血圧治療ガイドラインはもちろんのこと今回の改定にも総括員として携わりました。

司会は、黒沢保裕さんと岩田まこ都さんのお2人です。

高血圧のリスク:脳卒中・腎不全・心筋梗塞・認知症など様々な病気のリスクを高めてしまう高血圧ですが、
患者数が4300万人といわれています。
今回のガイドラインの改定にも注目が集まっています。

大きく変更された点は?
1.血圧の危険度を示す血圧分類が改定
2.降圧目標が下げられた

●血圧分類の改定
・血圧分類とは?
高血圧の危険度を示すもの。
今回では、高血圧ではない人に対する血圧分類が変更されました。

・高血圧 診断基準:診察室血圧(mmHg)
収縮期(上)140/拡張期(下)90以上
・血圧分類

収縮期(上) 従来のガイドライン 今回の改定
120未満 至適(してき)血圧 正常血圧
120~129 正常血圧 正常高値血圧
130~139 正常高値血圧 高値(こうち)血圧 *正常範囲でない
140~ 高血圧

*最近の研究で血圧が120mmHgより高くなるにつれて、心臓血管病(脳卒中・心筋梗塞など)が起こるリスクも高くなることが分かりました。
例えば、130~139mmHgの場合、
正常の2倍ほど、心臓血管病のリスクが高く、人数も非常に多く、
今回のガイドラインでは、正常の人も高めの人も、正しい生活習慣を保ち、日本全体として高血圧の患者を減らそうというメッセージです。

●引き下げられた降圧目標
・降圧目標:高血圧になった人が治療の目標とする血圧のこと。
診察室血圧

従来のガイドライン 今回の改訂
75歳未満 140/90未満 130/80未満
75歳以上 150/90未満 140/90未満

*家庭血圧の場合はそれぞれ5低くなります。

・降圧目標が引き下げられた背景
世界各国の研究の結果130/80mmHgまで下げた方が良いというのが分かってきました。

SPRINT(アメリカ)の研究の結果によると、
降圧目標(mmHg)を140(上)⇒120(上)まで下げた方が、
脳卒中・心筋梗塞などのリスクが25%低下したいうことが明らかになりました。

このことで、アメリカでは、130/80以上を高血圧、降圧目標を130/80未満に設定。

*個人の状況を見て、血圧の薬や降圧目標を設定することが大切。

●治療はどう変わる?
Q.高血圧の患者さんの生活は何が変わる?
A.降圧目標の達成は、薬の追加ではなく、正しい生活習慣「運動」「減塩」などが基本です。
きょうの健康 高血圧治療ガイドライン2019 治療
○正しい生活習慣「運動」「減塩」などの効果
・薬が効きやすくなる。
・薬を変えず130/80mmHgを目指せます。
・薬が減る(場合によっては薬が中止できる)場合も。
きょうの健康 高血圧治療ガイドライン2019 治療
◆減塩の工夫
・食塩を減らして“だし”を使う
・しょうゆやソースは“かけない”で“つけて”食べる
・スパイス類やレモンなどで味にアクセントをつける
・加工食品は、できるだけ塩分の少ないものを選ぶ

・塩と健康 国民運動(CASH・イギリス)
2006年 イギリス政府が、食品メーカーに加工食品に含まれる食塩量を減らすよう法律を制定
10年で20~40%の減塩の結果、
2003年~2011年:血圧平均 上3/下1.4低下
脳卒中・心臓病による死亡2003年~2011年:約40%減少
以上の報告があります。

*減塩:特に血圧の高い人の血圧を下げる効果がある。

Q.他の注目すべきポイントは?

日本人の7割以上の人は血圧が治療されていない、治療が不十分である結果、
喫煙に並んで高血圧は、日本人の死因の二大要因!だけでなく、寝たきりの原因にもなっています。

最後に

高血圧は、伊藤貞嘉先生の解説通り、運動と減塩が大事だと思います。

私も高血圧で、大病を患ったのですが、入院中主治医と管理栄養士さんの指導で、
運動と減塩を心がけ、現在は、上が110台、下が70台まで下がりました。

あなたがもし血圧が高いのなら、主治医や保健師・管理栄養士さんに相談してみてください。
最後までありがとうございました。

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