世界一受けたい授業ゾンビ細胞撃退【カニ運動のやり方など免疫力UPの習慣】佐々木紀彦先生が紹介!

ゾンビ細胞
2020年6月6日放送の世界一受けたい授業保健体育の授業で免疫力がアップする7つの習慣でカニ運動のやり方が紹されました。
免疫力がアップする7つの習慣でカニ運動のやり方を教えてくれたのは東京都健康長寿医療センター研究所老年病態研究チーム研究員の佐々木紀彦先生です。

ゾンビ細胞とは?

『若さを保ちたいならゾンビ細胞を殺せ』
という驚きの記事を科学誌「ネイチャー」が掲載しました。
ゾンビといえば死んでも生き返る怖い怪物ですが、
私たち人間の体にある細胞は、加齢や様々な要因で古くなった細胞はそのまま死んでしまうと考えられていました。
最新の研究によると、老化した細胞はゾンビのように生き続けることが分かりました。
健康な細胞はきめが揃っていますが、ゾンビ細胞は形も大きさもバラバラ。
肌は老化してしまい、そしてゾンビ細胞は周りの健康な細胞まで攻撃し、シミやしわの原因となることも!
それだけではなく、ゾンビ細胞ががんの発症要因となってしまうことが分かってきたそうです。
しかし、このゾンビ細胞、普段から免疫力をアップさせることで殺すことが出来ることが判明したそうです。

老化の原因!ゾンビ細胞を撃退する7つの方法

その1:積極的に人と会話する

1日中誰とも話さない人は要注意!

誰とも話さない生活はストレスがたまり免疫力が下がるそうです。
なので積極的に会話することが大事です。
1日10分でも家族や友人と電話などでコミュニケーションをとることが大切です。
1人の場合でもテレビを視ながら「ここ行きたいな」など声を出すだけでも良いそうです。

その2:体温を上げる!

平熱が35度台と低めな方は要注意!

体温が低いと免疫細胞がうまく働きません。
理想の体温:36.5~37度⇒免疫細胞が活発になる温度。

体温を上げるために大切なのは朝食にタンパク質を摂ることが大切です。
タンパク質を多く含む納豆や卵、チーズなどがおすすめです。
※生野菜は水分が多く体を冷やしやすいので、摂りすぎには注意しましょう。

その3:ブロッコリー

ブロッコリーにはゾンビ細胞を増やす活性酸素を取り除く抗酸化ビタミンが豊富で、ゾンビ細胞の働きを低下させるケルセチンも含まれています。
ポイントは栄養素を無駄にしないように茎も使うこと。

おすすめ料理:ブロッコリーの茎のザーサイ風のレシピ

普段食べるツボミの部分をカットし、茎の部分だけ使います。

ブロッコリーの茎のザーサイ風の作り方

1)ツボミの部分を切り取り、茎だけにしたら、硬い外側の部分をカットします。
2)中心部分を厚さ1cmほどにスライスし、ビタミンCが溶け出さないよう茹でずに電子レンジ(600w)で2分加熱します。
3)(2)にめんつゆ、ごま油、こしょう、お好みでラー油を垂らし、よく混ぜて器に盛り、ごまをふれば出来上がりです。

その4:過度な運動は避ける

毎日の激しすぎる筋トレや1万歩以上のウォーキングなどは有害な活性酸素が発生し、免疫細胞の活動を妨げる原因となってしまいます。
そこで免疫力アップにおすすめなのが、じんわりと体を温めるカニ運動です。

カニ運動のやり方

1)ひざを曲げて軽く腰を落とし、腰に手を当てて左右に3歩ずつ往復します。
2)大きくゆっくり、右に3歩、左に3歩、これで1セットです。
3)これを1日3セットをするのがおすすめです。

その5:とにかくたくさん笑う!

笑うことが少ないと、自律神経が乱れて免疫力が下がります。
笑うことで顔の筋肉や腹筋を使うので、熱が発生し体温も上昇するそうです。

その6:塗り絵

塗り絵は塗ることに没頭し、自分の世界に入ることで不安がなくなります。
そして塗り終えた時の達成感がストレス解消になり免疫力もアップします。

その7:大きな声で歌う

歌うことでストレス解消にもなり、細菌やウイルスを除去してくれる唾液の量も増加するので、免疫力アップにつながります。
最近は口に当てることで大声を出しても響かないグッズもありますので、
集合住宅など大きな声を出すと近所の目が気になるという方でもストレス発散におすすめだと思います。

まとめ

世界一受けたい授業で紹介されたゾンビ細胞撃退法をまとめてみました。
外出でストレス発散がしにくい今、是非実践してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。