【ゲンキの時間】歯周病改善正しいブラッシング法を中川洋一さんが紹介!

歯周病改善正しいブラッシング法
2023年11月5日放送の健康カプセルゲンキの時間は歯茎や骨が溶ける「歯周病」…”4つのステージ”とは?糖尿病・認知症にも関連!?「歯周病」を徹底調でについて紹介されました!
教えてくれたのは大和駅前歯科 口腔外科専門医 医学博士の中川洋一さんです。

歯周病改善正しいブラッシング法

40歳以上の約70%が患っていると言われる「歯周病」。
近年さまざまな研究によって歯周病と糖尿病など全身の病の関係が分かってきたそうです。

進行具合で症状が変わる「歯周病4つのステージ」

ステージ①歯茎からの出血

歯茎には毛細血管が多く通っているため歯周病になり歯茎が炎症を起こすとちょっとした刺激でも出血しやすくなります。
そのため歯を磨いている時に出血がある場合はすでに歯周病にかかっている可能性があるそうです。

ステージ②歯周ポケットの深さ

歯周ポケットとは歯と歯茎の間にある溝の事。
この溝の深さをプローブという特殊な器具を使って測ります。
3mm以下であれば健康、4mm以上で歯周病、1cm以上あれば重度の歯周病と診断されるそうです。

ステージ③歯茎が下がる

老化や唾液の分泌量低下が原因の場合もありますが、
歯周病が進行すると歯周ポケットが深くなるだけでなく歯茎を溶かし始めるそうです。

ステージ④歯が揺れる

歯周病がさらに進行すると、身体が歯周病菌を死滅させるために「サイトカイン」という物質を作り出します。
ところが、サイトカインはとても攻撃力が強く、歯周病菌だけでなく歯を支えている「歯槽骨」という骨まで溶かしてしまうそうです。
すると歯槽骨は歯を支えられなくなり、歯が抜け落ちてしまうそうです。

歯周病の改善につながる正しいブラッシング法の極意

中川洋一さんによると、「正しい歯磨き」を続けていれば3週間ほどで歯周病が改善してくるそうです。

正しいブラッシング法①角度

1)おススメの角度は斜め45度です。
2)歯周ポケットにブラシが入るように意識して小刻みに20~30回往復させます。
POINT:こうする事で歯周ポケットに潜むプラークを取り除きやすくなます。

正しいブラッシング法②順番

1)歯を順番に磨くと磨き残しがなくなります。
POINT:バラバラに磨かないように気をつけます。
POINT:上記の角度と順番を意識して食後3回、3分ほどかけて磨きます。

正しいブラッシング法③歯ブラシ選び

1)自分の持ちやすい物を選ぶのが大切ですが、できればブラシが細長く柔らかい物がおススメです。
POINT:歯周ポケットにブラシが届きやすく、歯茎を傷つける心配もないため歯周病予防にはうってつけです。

正しいブラッシング法④歯間ブラシ

1)歯間ブラシは歯の間に入る物で一番太いサイズを選ぶ事で歯の側面にきちんとブラシが当たり、磨き残しを減らせます。
※歯に隙間の空いていない人は不要です。
2)強く動かすと歯茎を傷つける恐れがあるのでゆっくり動かす事が大切です。
3)毎日の歯磨きの際に歯間ブラシも一緒に行います。
※タイミングは歯ブラシの前でも後でもどちらでも良いそうです。

継続する事が大切

中川洋一さんによると、歯周病の改善のためには正しいブラッシング法を続ける事が大事です。
また、歯周病にかかっているのかどうか磨き残しはないかなど、自分では分からない事もあるので歯医者さんでチェックしてもらう事も大切だそうです。

まとめ

私は「世界一受けたい授業」で紹介された歯の磨き方で歯ぐきからの出血が無くなりました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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