【ゲンキの時間】口臭の原因と舌磨きのやり方を中川洋一さんが紹介!

口臭の原因と舌磨きのやり方
2023年5月28日放送の健康カプセル!ゲンキの時間は「そのニオイは病気のサイン?健康に関わる体臭・口臭」で口臭の原因と舌磨きのやり方について紹介されました!
教えてくれたのは大和駅前歯科 口腔外科専門医 口臭専門医 歯学博士の中川洋一さんです。

放置すると糖尿病の危険も!?エチケットだけじゃない口臭対策

口臭の原因①「舌苔」

中川洋一さんによると、口臭の多くは健康な人からでも発生する「生理的口臭」。
口の中の細菌が古くなった細胞などを分解する事でニオイが発生するそうです。
なかでも特に多いのが「舌苔ぜったい」。
硫化水素のニオイで卵が腐ったニオイがするそうです。
・舌苔とは:古くなった細胞や細菌が舌に付着した白っぽい汚れのこと。
本来は食事の時に食べ物と一緒に胃に送られますが、
忙しくて食事を抜いてしまう人などは舌苔がつきやすいそうです。
実際に中川洋一さんが診てきた患者さんの約7割は口臭の原因が「舌苔」だったそうです。

舌苔が「誤嚥性肺炎」につながる恐れも!?

・誤嚥性肺炎とは:唾液や食べ物などと共に細菌が誤って気管に入って起こる肺の炎症。
飲み込みの力が弱くなっていると、舌苔が気管に入るリスクが高まり誤嚥性肺炎につながる恐れがあるのそうです。
そのため、高齢者の方はより注意が必要だそうです。

ドクターオススメ!歯磨き&舌磨き法

中川洋一さんによると、
※歯磨きは小刻みに磨く事が大切で小刻みに動かす事で毛先が歯の隙間に入り、細かい汚れまで落ちやすくなります。
※大振りに磨くと毛先が歯の隙間に入りにくくなります。

舌磨きのやり方

1)舌磨きをする時は、小さめのガーゼを湿らせてから指に巻き付けます。
3)舌の表面をなでるように前後左右にガーゼを動かします。
POINT:舌の表面には細かい凹凸があるので、前後左右に動かすと舌苔が取れやすくなります。
4)1日1回朝に行うのがおススメです。
注意:歯ブラシで磨くと毛先で舌を傷つける恐れがあるので絶対に行わないでください。

口臭が取れないのは歯周病のサイン!?

歯磨きや舌磨きを正しく行なっても口臭が取れない場合は歯周病のサインの可能性があるそうです。
歯周病の原因となるのは歯周病菌です。
歯茎に炎症を起こしたり歯を支える骨を溶かしたりしてしまう病気です。

歯周病菌がタンパク質などを分解する過程で作り出すニオイが舌苔のニオイ成分と似ているそうです。
歯周病が進行し歯周組織の破壊が進むと歯磨きなどのケアだけではニオイが取れにくくなってしまうそうです。
さらに歯周病は進行していくにつれ、菌が歯茎の血管を通じて全身へと広がり、
心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などのリスクも高まると考えられています。
そのため、気になる方は早めに病院を受診してください。

まとめ

参考になれば幸いです。
食事中むせる方は「誤嚥性肺炎」に注意です。
下記を参考に簡筋トレ(簡単)を行ってください。
私はむせなくなりました。
【ゲンキの時間】食事中のむせや誤嚥対策喉筋トレのやり方を西山耕一郎さんが紹介!
【ゲンキの時間】体臭の原因と対処法を関根嘉香さんが紹介!
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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