ホンマでっかTV【4分でできる!最新ホワイトニング】歯の新常識!

ホンマでっかTV いい歯 歯の新常識

ホンマでっかTV2019年11月6日に放送された「日本人がいい歯になりますようにスペシャル」(11月8日は「いい歯の日」です)について紹介しています。

現在の歯の新常識とは!

審美歯科評論家 桑水流(くわずる)隼人先生「セラミック治療やインプラントを得意とする審美歯科のスペシャリスト」
桑水流隼人先生からホワイトニングの質問「通常のホワイトニングは何分?」
A.30分(クリーニングと合わせると1時間)かかるそうです。
桑水流隼人先生によると、今はもっと早く4分だそう(゚ロ゚;)エェッ!?

ホワイトニングの頻度は一度の通院!現在は4分間の光照射でできる!

桑水流隼人先生によると、クリーニングと合わせ約30分⇒一度の通院で歯が真っ白になるそう。
やり方は、レーザーを使って歯ぐきをカバーして歯に薬剤を塗布し、歯を4ブロックに分け2分間照射します。
これによって活性酸素が着色物質を分解するそうです。
2分間×2サイクルで4分間の光照射になるそうです。

レーザーで浸透するので歯が発熱せずしみないし、痛みも出ないんだそう。

口腔崩壊の子どもが増えている!?

口腔崩壊とは:教育評論家尾木直樹先生によると、子どもの虫歯が10本以上あったり、未処置の歯が何本もあったりすること。

●口腔崩壊の子どもがいる学校
・小学校:39.7%
・中学校:32.7%
・高校:50.3%

Q.治療に連れて行かないって事?
教育評論家尾木直樹先生によると、背景には母子家庭などが増加し、時間や生活に余裕がないのが理由だそう。

心理評論家植木理恵先生によると、20歳でどのくらい口の中に関心があるか?
というのと、子ども時代の記憶の研究があるのだそうですが、

・子ども時代に1人で歯磨きをしていた子⇒淋しい記憶からか大人になるとあまり歯を磨いていないそうです。

・お父さんや兄弟など皆で歯磨きをしていた子⇒楽しい記憶があるので歯に感心を持つ大人に!?

植木理恵先生によると、「親に歯を磨いてもらうなどの記憶は子どもの心を育てる」そうです。

歯の型取りは気持ち悪い!最新スキャナーで簡単にできる!?

桑水流隼人先生によると、通常の被せ物などの型取りは気持ち悪いという人が多いようですが、
今は、スキャナーで口の中撮影するだけでそれが解決できるそうです。

最新スキャナーで歯の3Dデータを作成し型ができるそう。
上下の歯をスキャナーするとかみ合わせの3Dデータも簡単にできるそうです。
このデータをもとに歯科技工士が歯の詰め物を作製するそうですが、午前型取りして午後には出来上がるそう。

事件捜査に関わる歯の驚きの情報!

科学鑑定評論家 雨宮正欣先生によると、歯にも様々な情報が詰まっているそうで、
首を絞められて窒息死で亡くなった方の場合の首に近い歯がピンク色になるそうです。

●歯がピンク色の遺体は窒息死した可能性が!?
雨宮正欣先生によると、赤血球が一部破裂して首から近い歯に沈着するそう。

日本人の約7割が歯周病!その怖い新常識とは?

歯科評論家倉治ななえ先生「日本医科歯科大学付属病院の臨床教授を務める歯科医師歴40年の先生」
え?40年?とても65歳とは思えない若く見える先生だと思いました。
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歯周病は女性が男性よりなりやすい?

倉治ななえ先生によると、男性より女性の方が歯周病になりやすいそうです。
歯周病菌は、女性ホルモンを栄養源とするので女性の方が歯周病になりやすいと言う事でした。
妊娠で女性ホルモンが20~200倍に増加し、それに伴い歯周病菌が増えやすいんだそうです。

歯周病の妊婦が早産・低体重児出産のリスクが5倍以上になるそうです。
倉治ななえ先生によると、歯周病の妊婦は毒素によって子宮が収縮してしまうからだそう。
でも、妊娠中でも歯周病の治療でリスクは減少することも分かっているそうです。

歯周病菌で認知症?菌が脳の神経細胞を破壊!?

脳科学評論家 澤口俊之先生によると、歯周病菌によって認知症の確率が高まるそうです。
口の中の歯周病菌が脳に行くとのこと。
通常は菌が脳に侵入しようとしてもバリアで食い止めるのですが、タンパクがバリアを突破し、神経細胞を破壊するんだそう。
なので、今は歯科医師が認知症の予防の最前線に立てと言われているそうです。

歯周病菌はキスと関係ある?18~20歳は定着しやすいので注意!

口腔外科評論家 宮本日出先生「160編以上の論文を発表し、日本顎関節学会で優秀賞受賞の経歴を持つ先生」
宮本日出先生によると、18~20歳のキスが歯周病の重度を決める!?
口の中の菌は他人の唾液からうつるのですが、悪性の歯周病菌が定着しやすいのが18~20歳の間なんだそうです。
なので18~20歳に多くの人とキスをすると重度の歯周病菌が定着する可能性があるそうです。

健康の鍵は舌にあり!?その新常識とは?

倉治ななえ先生によると、日本人に増えている誤嚥(ごえん)性肺炎の原因は、舌の力の低下なんだそうです。

誤嚥性肺炎は、舌の力の低下が原因!?

舌の筋力が衰えると、食道と気管に振り分けている弁がうまく機能しないので、唾液や食べ物が気管の方に行ってしまい、感染症を引き起こすそうです。
スタジオに倉治ななえ先生が舌の力を測定する機会を持ってきていて「パ・タ・カ」と5秒間30回以上で合格なんだそうですが、
パ・タ・カという3つの言葉で「パ」=唇の力「タ」=舌の先端の力「カ」=舌の奥の力が分かるそうです。
舌の力で発音する「タ」と「カ」が5秒間に30回未満の場合、舌の力が弱い証拠になります。

弱い舌を鍛えるトレーニング

舌を上あごにつけたまま、口を思い切り縦に開けます。

先進国で口腔がん死亡者が増えているのは日本だけ!

宮本日出先生によると、先進国で口腔がん死亡者が増えているのは日本だけなんだそうです。
海外では予防歯科が普及し、早期発見で口腔がん死亡者が減少しており、
口腔がん治癒率は早期発見で8割で発見が遅れると3割に低下するそうです。

堀ちえみさんの報道で、口腔がん検診に来る患者さんが10倍以上になったそうです。
最近では、ベルスコープ(口腔がん早期発見装置)があり、肉眼では発見できないがんが発見できるようになったそうです。
しかし、ベルスコープがある歯医者さんはまだまだ少ないようです。

●がんと口内炎の違い
口腔がん⇒しみないことが多い+しこりがある⇒発見が遅れるということです。
口内炎⇒しみる10~14日で治ると言う事でした。

最後に

医学の進歩はすごいですね。
しかし、口腔がんだけでなく、どこの部位でもがんは怖いので年に1度はがん検診を受けなければなりませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。