【ゲンキの時間】肥満・生活習慣病の原因”沼味覚”脱出法を浅野次義さんが紹介!

肥満・生活習慣病の原因"沼味覚"脱出法
2023年10月22日放送の健康カプセル!ゲンキの時間はいくら食べても満足できない「沼味覚」肥満・生活習慣病に!?”沼味覚”の恐怖と脱出法について紹介されました!
教えてくれたのはあさの金町クリニック 院長 医学博士の浅野次義さんです。

肥満・生活習慣病の原因沼味覚脱出法

肥満街道まっしぐら!?”沼味覚”にハマる2つの味

味の種類は全部で5つ

味は舌にある味蕾みらいという細胞で感じ、その情報が神経を伝わり脳に送られています。
味の種類には「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」の5つがあるそうです。

食べ過ぎを加速させる味①「甘味」

甘味は米、小麦、砂糖など主に糖質に多い味で摂取しすぎると脳にセロトニンという幸せホルモンが分泌します。
その快感を何度も味わいたくなり、どんどん甘い物を求めてしまうそうです。

浅野次義さんによると、甘いものは脳が依存しやすくマイルドドラッグとも言われているそうです。
糖質は、身体が活動するためのエネルギー源となる大切な栄養素ですが、摂り過ぎると余分な糖質が「中性脂肪」となって体内に蓄積します。
肥満はもちろん、動脈硬化など深刻な事態に陥ることもあるそうです。

食べ過ぎを加速させる味②「塩味」

浅野次義さんによると、塩味も脳が依存しやすい味だそうです。
塩味(塩分)はナトリウムなどのミネラルに多い味。栄養素の中でも筋肉の動きなどを助けてくれるという特に大切な働きを担っています。
そのため、本能的に脳は塩味を受け入れやすく「またしょっぱい物が食べたい!」と依存しやすくなるそうです。
また、近年では塩分の摂取量が多いほど肥満の指標であるBMIの数値が高いという事も分かっているそうです。

濃い味にハマる「沼味覚」の真の恐怖

甘味&塩味は食べ過ぎの最凶タッグ!?

浅野次義さんによると、甘味と塩味は最凶のタッグパートナーです。
塩味は依存性はあるものの食べ続けるとやがては脳が満足します。
ところが、そこに甘味が加わると再びしょっぱいものが食べたくなります。
そして今度は甘いものも口にしたくなるという負の連鎖が起こってしまうそうです。

沼味覚から抜け出しましょう

炭酸飲料(甘味)とポテトチップス(塩味)、麺(甘味)とスープ(塩味)が絡むラーメン、白米(甘味)と漬物(塩味)など、このような食事を続けると脳は満足しにくくなります。
食べたい欲求が強まるばかりかやがては沼味覚にどっぷりハマり、糖質・塩分の過剰摂取につながってしまうそうです。
すると、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞など生活習慣病のリスクも高まり命を失う危険もあるそうです。
そのため、手遅れになる前にいち早く沼味覚から抜け出す事が大切だそうです。

行動も「沼味覚」を引き起こす!?

「ながら食べ」は脳が満足しない!?

食欲は本来目の前の食事に集中して食べる事で、脳が「食べた」と認識できて満足するそうです。
ところが、「ながら食べ」だと他の事に意識が向いているのでしっかり味わう事ができず脳が満足しにくくなるそうです。
結果、余計に食べ過ぎてしまうそうです。

他にもある「沼味覚」に陥る原因

沼味覚の原因には他にも加齢・喫煙・過度の飲酒などがあるそうです。
これらは、舌の味蕾が衰え、味を感じにくくなってしまいます。
すると、満足感を求め余計に食べ過ぎてしまうそうです。

わずか10日で抜け出せる!?薄味でも満足する沼味覚脱出法

沼味覚からの脱出法①酸味に置き換えるべし!

浅野次義さんによると、沼味覚から抜け出すのに大切なのは「酸味」だそうです。
酸味には素材本来の味を引き出す働きがあるため、少量の甘味や塩味でも脳は十分に満足する事ができるそうです。

例えば、ハンバーグであればデミグラスソースの代わりにポン酢を用いてさっぱりとした和風ハンバーグ。他にレモンや酢もおススメです。
揚げ物や焼き魚などに、ソースやしょう油の代わりに使うだけで美味しくいただけるそうです。
さらに、煮物にも隠し味として酢やレモンを入れると、素材の味が引き立てられて甘味や塩味が少なくても美味しく食べる事ができるそうです。
塩分量も減らせるうえに酢には「脂肪燃焼」、レモンには「血圧を下げる」などの嬉しい健康効果も期待できるそうです。

沼味覚からの脱出法②「旨味」をふんだんに活用すべし!

旨味とは、昆布に含まれるグルタミン酸や、鰹節に含まれるイノシン酸が代表的です。
素材の味を引き立てコクと深みを出す作用があるため、甘味や塩味に頼らずとも脳が満足しやすくなり肥満の予防につながるそうです。
事実旨味を感じにくい人には肥満の方が多いという事も明らかになっているそうです。

浅野次義さんおススメの食べ方は冷奴の場合多めに鰹節をかけ、しょう油は普段より少なめにします。
他にもドレッシングを減らして鰹節をたっぷりかけたサラダや鰹節おにぎり、鰹節パスタなどもおススメだそうです。
ジャンル問わずさまざまな料理に活用できるそうです。

香りを味方につけるのもおススメ!

浅野次義さんによると、脳は嗅覚からも刺激を受けやすく満足感を得る手助けになるそうです。
例えば、柚子・三つ葉・ニンニク・ローズマリーなどの香りの強い食材を料理のアクセントに使う事で脳への満足度が高まるそうです。

わずか10日ほどで沼味覚から抜け出せる!?

浅野次義さんによると、舌の味蕾は1週間~10日ほどで生まれ変わるとのことです。
そのため、その期間に酸味や旨味を上手に取り入れれば、生まれ変わった味蕾により薄味でも脳が満足できようになり、
糖質・塩分の過剰摂取を防ぐ事にもつながるそうです。

まとめ

濃い味付けの方沼味覚から抜け出し方是非お試しください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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