【ゲンキの時間】正月を元気に過ごす!健康の秘訣を各分野の名医が紹介!

正月を元気に過ごす!健康の秘訣
2023年12月31日放送の健康カプセル!ゲンキの時間は骨盤にQRコード…iPhoneを使った手術法も!世の中の健康事情も変わる!?名医が気になる最新トピックについて紹介されました!
教えてくれたのはJCHO東京新宿メディカルセンター 耳鼻咽喉科 診療部長 医学博士の石井正則さんです。

正月を元気に過ごす!健康の秘訣

ドカ食い・ながら食い・気兼ね食いに注意!

教えてくれたのはかたやま内科クリニック 院長 医学博士の片山隆司さんです。
豪華な料理がテーブルに並ぶお正月は、目や匂いの情報で食欲中枢が刺激されて「ドカ食い」になりやすいそうです。
さらにお酒を飲むとアルコールの働きによって満腹中枢が刺激されにくくなってしまうでだらだらと「ながら食い」をしやすいとのことでした。

そしてお正月は実家やよそのお宅で接待を受ける機会が多く、お腹が空いていなくても気を遣って食べてしまう「気兼ね食い」で過食になりがちなので注意が必要だそうです。
他にも注意が必要なのが大皿料理や鍋料理、健康に無頓着だと食べる量が曖昧になってしまいます。
一人分だけ取りそれ以上は食べないなど、過食に注意しましょう。

「生野菜」を意識的に食べよう

教えてくれたのは東海大学医学部 総合診療学系 健康管理学領域 主任教授 医学博士の西﨑泰弘さんです。
お正月に食べる野菜は、おせち料理など煮物を多く食べる傾向にあります。
煮物は「塩分や糖分」が多かったり、ビタミンが水の中に出てしまったり加熱によって壊れてしまったりするため、意識して生野菜を摂る事が大事だそうです。

「便秘」を防げ!

教えてくれたのは東京都立多摩北部医療センター 消化器内科 副院長の小泉浩一さんです。
お正月は便秘に要注意!いつもと違う食事で生野菜を食べなかったり、身体を動かさないと腸が動かなくなったりする事があるそうです。
特に便秘がちな人は食生活が変わる事で便秘がひどくなる事もあるとのことでした。
冬場はトイレでいきむ事で血圧が急激に上昇して脳出血につながる事もあり得るので、
出来る限りいつも通りの食生活をする事が大事だそうです。
寝正月だと便秘になりがちなので初詣に出かけるなど身体を動かす事も忘れないようにしましょう。

薬の飲み忘れに注意!

教えてくれたのは横浜市立大学附属病院 国際臨床肝疾患センター長 医学博士の米田正人さんです。
年末年始はかかりつけ医がお休みになって薬をもらい忘れたり、
帰省や旅行の際に薬を持って行くのを忘れてしまったりして長期間薬を飲み忘れてしまう事があるそうです。
特に脂肪肝の場合は糖尿病、高血圧、脂質異常症などを合併し薬を飲んでいる事が多いので飲み忘れると危険な状態になってしまう事もあるとのことでした。

そのため帰省や旅行に出かける場合は、しっかり確認をして普段通りにお薬を飲めるようにしましょう。
また1日1回の薬でいつ飲めば良いか迷った場合は食事と関係のない薬であれば昼の時間帯に飲むようにすると良いそうです。

飲んだら入るな!入るなら飲むな!

教えてくれたのは東京都市大学 人間科学部 教授 学部長 医学博士の早坂信哉さんです。
飲酒後にお風呂に入ると血圧が下がりすぎる可能性があるそうです。
お風呂で寝てしまうと溺れる可能性もあるので飲酒後の入浴は危険とのことでした。
そのためお酒を飲む時は先にお風呂に入ってから飲むようにしましょう。
またアルコールが残っている時にお風呂やサウナに入ると脱水を起こす危険があるので要注意!
二日酔いの時は水分を補給して休む事が大事だそうです。

肝臓専門米田正人先生直伝!二日酔いの対策

アルコールの分解には「大量の水」「ビタミンB1」「ビタミンC」が必要だそうです。
そのため水分補給とともにビタミンB1が豊富な食材(豚肉・全粒粉穀物・大豆・カリフラワーなど)や、
ビタミンCが多く含まれている果物などを積極的に摂るように心がけると良いそうです。

西﨑泰弘先生によると、研究中の解毒作用があると言われている「水素水」を摂るようにしているそうです。
小泉浩一先生によると、炭酸水に「ゆず」と「すだち」の実を搾って飲んでいるそうです。

寝不足を避け免疫力UP!

教えてくれたのは日本医科大学 耳鼻咽喉科学 教授 医学博士の大久保公裕さんです。
免疫力に関わるお正月に不足しがちなものが「睡眠」だそうです。
お正月はお酒を飲む機会も増えるので睡眠が不十分になりがちです。
さらにお酒を飲むと粘膜が腫れるので鼻詰まりを起こして口呼吸になりやすく、
のどや鼻の粘膜が乾燥してウイルスに罹患しやすくなるそうです。
そのため十分な睡眠を心がけて眠っている間に自分の身体をリセットできるようにする事が大切だそうです。

座りすぎでトラブル続出!

教えてくれたのは北里大学大学院 医療系研究科長 教授 整形外科医 医学博士の高平尚伸さんです。
お正月はずっと家の中にいたり、長時間の移動をしたりで座る時間が長くなりやすい傾向にあるそうです。
長時間座っていると筋膜・関節・筋肉が硬くなってしまうとのことでした。
さらに長時間の移動などで同じ姿勢がずっと続くと「エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)」になる可能性もあるそうです。
エコノミークラス症候群は脚の静脈に血栓ができて詰まってしまう状態です。
血栓が流されて肺に詰まると危険な状態になることもあるため注意が必要だそうです。

お正月の座りすぎ対策!「エコノミークラス症候群」予防エクササイズのやり方

※長めのタオルやゴムバンドを用意します。
1)タオルかゴムバンドを足先にかけます。
2)足先を倒すように踏んづけます。
3)2秒で1往復のリズムで踏んづける、緩めるを1分間繰り返します。
4)長時間座り続ける場合には20分ごとに1分間行うと効果的です。

RSウイルスが流行!

教えてくれたのは昭和大学 呼吸器・アレルギー内科 教授 医学博士の相良博典さんです。
冬場はインフルエンザだけでなく「RSウイルス」にも注意が必要だそうです。
子どもがかかりやすい感染症として知られていますが、大人も感染するとのことでした。

60歳以上を対象としたワクチンが承認され、今後市場流通が開始される予定なので、
基礎疾患を持っている方は積極的にワクチンを接種していただきたいとのことでした。

西﨑泰弘先生おススメ!2024年を健康に過ごす「3つの食材」

①アスタキサンチンを含む食材

エビ、カニ、鮭、いくらなどの赤い色素を「アスタキサンチン」と言うそうです。
アスタキサンチンには疲労の回復や軽減、運動時の筋肉の崩壊の抑制などの効果が期待できるそうです。

②スルフォラファンを含む食材

ブロッコリースプラウトやキャベツ、大根、わさびなどのアブラナ科の野菜に含まれている
スルフォラファンは先生の研究で軽度の肝機能障害を改善したり、睡眠の質を良くしたりする事が分かってきたそうです。

③黄色えんどう豆

日本ではあまり馴染みのない黄色えんどう豆は、北欧やギリシャなどでスープやサラダとして食べられてきた伝統的な食材だそうです。
先生がおススメするのはその黄色えんどう豆の皮や芯まで全部使ったパスタ。
豆なのでたんぱく質や食物繊維が豊富で糖質が低く、
血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果が期待できるとのことでした。
また小麦に含まれるグルテンが体質に合わない方でも食べられるそうです。
※小麦アレルギーの方は医師にご相談の上でお召し上がりください。

まとめ

参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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