【ゲンキの時間】健康寿命を延ばすコツを石崎達郎さんが紹介!

健康寿命を延ばすコツ
2023年10月1日放送の健康カプセルゲンキの時間は長生きの秘訣は暮らしにアリご長寿に学ぶ!健康寿命を延ばすコツでについて紹介されました!
教えてくれたのは東京都健康長寿医療センター研究所 研究部長 医学博士の石崎達郎さんです。

長生きの秘訣は暮らしにアリ健康寿命を延ばすコツ

健康長寿のヒント①「性格」

歌詞とメロディーを逆さに歌うご長寿中田芳子さん(92)

石崎達郎さんによると、元気な100歳以上の人の性格を調べたところ、「好奇心旺盛」で「感性が豊か」。
そして「目標」を持ち「笑顔」が溢れる生活を送っている人が多かったそうです。
ちなみに中田さんは「負けず嫌い」回文に挑戦たのですが、審査で落ちたのが悔しくて「逆さ歌」に挑戦したそうです。
そんな中田さんが毎日の生活で心がけていることは「いつもいつも逆さに考えている」そうです。
常に頭を働かせておられるようです。
もちろん性格を変えるのは難しいですが、目標を持ったり笑顔を心がけたりなどできる事から意識してみるのがおススメです。

健康長寿のヒント②「頭を働かせる」

石崎達郎さんによると、中田さんの逆さ歌の創作活動はとても頭を働かせるので「脳が活性化」されているとのことでした。
認知機能の維持・向上

認知機能とは

注意力や記憶力、判断力など周囲の物事や状況を捉え行動するための能力の事。
石崎達郎さん達の調査によると、読書や新聞・雑誌・映画や芸術鑑賞などの「頭を働かせる要素」が多い趣味活動は、認知機能の維持・向上に役立つと考えられるそうです。

健康長寿のヒント(③「何歳でも大丈夫」

フレイルとは:加齢により心身が老い衰えた状態のこと。
たとえフレイルに陥っても、生活習慣を改善して適切な運動や栄養に気をつけると健康な状態に戻れるそうです。
つまり、何歳からでも運動などを始める事で健康寿命を延ばす事ができるそうです。

投てき4種目の日本記録保持者スーパーアスリート黒崎弘明さん(90)

握力測定:全身の筋肉量を測る指数黒崎さん36.9㎏(90歳男性の平均握力24.1㎏)
黒崎さんが陸上を始めたのが82歳だそうです。
朝は筋トレ、昼は投てき種目ハンマー投げ、砲丸投げの練習、夕方はウォーキング

健康長寿のヒント④「歯のお手入れ」

・黒崎さんが毎日行う健康長寿の秘訣は上記の他に「歯みがき」朝昼晩の食後3回丁寧に歯みがきするそうです。
石崎達郎さんによると、歯と長寿にはとても強い関係があるそうです。
重要なのは「奥歯のかむ力」奥歯が抜けている人やかみ合わせが弱い人は要注意!
研究によると、奥歯のかみ合わせがない人は、ある人に比べて歩く速度が遅くなってしまう人が10%程度多い事が判明したそうです。
さらに、認知機能低下の割合もかみ合わせがない人の方が10%以上多くなるというデータがあるそうです。
そのため、歯のお手入れがとても大切だそうです。
たとえ歯が抜けてしまっても、入れ歯などをしてしっかり噛めるようにする事が大切だそうです。

健康長寿のヒント⑤「運動」

石崎達郎さんによると、健康長寿のためには、運動も大切!なかでもオススメは「ウォーキング」だそうです。
ウォーキングをする上で重要なポイントは「歩くスピード」。
65歳以上の1058人を対象に歩行速度が「遅い」人と「速い」人で10.5年間の〇亡リスクを追跡調査したところ、「遅い」人は「速い」人と比べて総死亡のリスクが2倍、循環器疾患の〇亡リスクが2.8倍高い事が分かったそうです。

健康長寿のヒント⑥「食事」

食事のポイント「しっかり食べる」

年をとると、多くの人は食が細くなる傾向があるそうです。
すると、栄養が足りず体力が低下してしまうそうです。
体重が減って病気にかかると回復が難しくなるため、1日3食しっかりと食べる事が大切だそうです。

華麗なハサミさばきでヘアカットご長寿理容師箱石シツイさん(106)

箱石さんは朝昼夕三食きっちり食べているそうです。

食事のポイント「積極的にタンパク質を摂る」

箱石さんは毎日2回魚(タンパク質)を食べているそうです。
アルブミンとは:主に肝臓で作られるタンパク質の一種血液中のタンパク質の60%を占めます。
食事から摂ったタンパク質は、肝臓でアルブミンという成分になり、血液に乗り各臓器に運ばれます。
アルブミンは栄養状態を表す指標で高齢者を対象にした調査によると、アルブミンの値が高い人は低い人と比べて8年間の生存率に約2倍もの差がある事が分かったそうです。
そのため、積極的にタンパク質を摂る事が大切だそうです。

食事のポイント「食事の取り方」

石崎達郎さんによると、75歳くらいまではメタボにならないよう食べ過ぎに注意。
75歳以上は痩せる事によるフレイルを防ぐため、しっかり食べる事が大切だそうです。
実際にBMIが20以下の痩せている高齢者は、太っている人に比べて8年生存率が低いというデータもあるそうです。

まとめ

参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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