【ゲンキの時間】水虫から身を守る方法を仲弥さんが紹介!

水虫から身を守る方法
2023年9月3日放送の健康カプセル!ゲンキの時間は人に言いにくい身体のお悩み 水虫を解決について紹介されました!
教えてくれたのは仲皮フ科クリニック 院長 医学博士の仲弥さんです。

知らないうちにうつしているかも!?4人に1人!?水虫の恐怖

・仲弥さんによると、日本全国で
水虫以外の理由で病院を訪れた患者約3万4000人を調査したところ
4人に1人に水虫が見つかったそうです。
つまり日本に住む約2500万人が「水虫」とされます。

水虫の検査

1)足の皮を少し取ります。
2)溶液で皮を溶かします。
3)顕微鏡で菌の有無を見ます。
検査は簡単!気になる方は自己判断せず専門医に診てもらいましょう。

水虫の原因とは?

「白せん菌」というカビの一種。
白せん菌は、裸足で歩く人が多い場所の床などにいるそうです。
それが足の裏につくとケラチナーゼというタンパク質を溶かす酵素を出して角質細胞を溶かし、中に進入して増殖するそうです。

一方、身体は白せん菌を外敵とみなし排除しようとするため、炎症反応が起きます。
すると「かゆみや水ぶくれ」などの症状が現れるそうです。

初期の水虫は大きく2種類

一つは、指の間にできる「趾間型しかんがた」で高温多湿な指の間にできる水虫で激しいかゆみを伴うそうです。
もう1つは、 指の付け根などに水ぶくれができる「小水泡型しょうすいほうがた」でこちらも、かゆみを伴うそうです。

治ったと勘違い!?水虫の落とし穴

高温多湿を好む白せん菌は、梅雨から夏にかけて活動が活発になり増殖し、その時期のかゆさは夜眠れないほど激しい時もあるそうです。

一方、冬になると白せん菌は大人しくなります。
症状が無くなっるので治ったと勘違いして治療をやめる人もいるそうですが、菌はいるのです。
・白せん菌:「」休憩・「」大暴れ
これを繰り返しているうちに免疫機能がだんだん働かなくなり、白せん菌はどんどん増殖し、慢性期の水虫につながってしまうそうです。

慢性期の水虫

かかと水虫

かかとがガサガサと荒れたような状態が年中続き、粉をふくなどの特徴があります。乾燥肌・赤ぎれと見分けにくいそうです。

爪水虫

爪が変色・厚くなるなどの特徴があり、全国で行った疫学調査で約10人に1人が該当したそうです。
かゆみなど自覚症状がないので家中、環境中に菌をばらまいてしまいますので他の人にうつしてしまう可能性があります。
ですので直さなければなりません。

足だけじゃない「白せん菌」の恐怖

仲弥さんによると、白せん菌は足だけではなく、身体中の皮膚の至るところにつき、ついた場所によって呼び名が変わるそうです。
一見、湿疹や疹蕁麻じんましんのようにも見えますが、薬を間違えると悪化する事もあるそうなので気になる方は必ず皮膚科で診てもらいましょう。

水虫のできる場所(全身)

・手水虫(手白せん)
・シラクモ(頭部白せん)
・ゼニタムシ(体部白せん)
・インキンタムシ(股部白せん)
・足水虫(足白せん)

「白せん菌」から身を守る方法!

白せん菌が皮膚の中に入るのは24時間以上かかるといわれているそうです。
そのため、1日1回足を洗うと感染しないそうです。
また、室内のゴミを掃除機でよく吸い、拭き掃除をして常に清潔を保つ事も大切だそうです。

紀州備長炭の木酢液(原液)

木酢液は酸性で殺菌力があると言われています。
こちらは紹介されませんでしたが、「木酢液」をお湯(夏は水またはぬるま湯)で薄めて足を浸ける方法と、
冬でも水虫治療ができます(爪水虫省く)。
またまたは布やガーゼなどに染み込ませて皮膚に貼る方法なら手なども治療できます。
市販の治療薬よりもコスパは良いと思います。

まとめ

参考になれば幸いです。
【きょうの健康】水虫(足白癬)の対処法を望月隆先生が解説!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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