主治医が見つかる診療所血管若返り法【青学駅伝チームが実践!4・4・8呼吸法&寝たままリンパ呼吸法のやり方】根来秀行先生が伝授

4・4・8呼吸法
主治医が見つかる診療所2020年1月27日放送で「血管若返りスペシャル」が紹介されました。
あなたは鏡の前でこんな素朴な疑問を持ったことはないですか?
全く同じ年齢でも若く見える人と老けて見える人がいるのはどうしてでしょうか?
もしかしたらそれは血管が原因かも知れません?
でもご安心ください。血管は若返らせる事が出来るんです。
しかも血管が若返るといいことがたくさん!脳卒中や心筋梗塞など突然死のリスク減せます。
そして高血圧予防や認知症予防にもつながります。
しかも血流が良くなって美肌だって期待できるんです。
教えてくれたのは各専門の医師の方々です。

血管若返りスペシャル

この春最強の血管若返り食材

最強の血管若返り食材とは「アスパラガス」でした。
教えてくれたのは、北海道情報大学 副学長 臨床分子栄養学 医師 西平順先生です。

アスパラガスの血管若返りパワー「ルチン」

グリーンアスパラの穂先に多く含まれているポリフェノールの一種「ルチン」が多く含まれており、
西平順先生によると、ルチンは血管を柔らかくして動脈硬化や高血圧を防ぐ栄養素だそうです。
しかも春に収穫されるアスパラガスに最も多くなるそうです。
ルチンは紫外線が当たることで作られるためほとんど場合はグリーンアスパラに含まれていて
ホワイトアスパラにはほとんど含まれていないそうです。
ところが西平順先生によると、ホワイトアスパラにも動脈硬化や高血圧を防ぐ成分が含まれているそうです。

アスパラガスの血管若返りパワー「サポニン」

西平順先生によると、サポニンは血液をサラサラにして高血圧を防ぐという作用があり、
腸内でコレステロールの吸収を抑える働きがあり、血液が健康になり血管の若返りにつながるそうです。
西平順先生によると、サポニンはホワイトアスパラに多く含まれる成分で穂先ではなく根元に多く含まれているそうです。
グリーンアスパラ:穂先にルチン
ホワイトアスパラ:根元にサポニン

循環器内科医 秋津壽男先生によると、新しく血管に良い成分「アスパラプチン」が見つかったそうで、
アスパラプチンは血管を収縮させる酵素の働きを阻害し、血流の改善が期待できるそうです。
高血圧の薬とほぼ同じ効果があるのではないかと言われているそうです。

脳神経外科医 上山博康先生によると、アスパラガスの頭食べようという人が増えると思われますが、
茎の方も食物繊維が非常に豊富にあるので血糖値の上昇を予防できるので、頭だけ食べたら良いんだというのは大きな間違いなのでトータル的に食べる事が大事だと言うことでした。

スパラガスの血管若返りパワーを逃さない食べ方

スパラガスの血管若返りパワーを逃がさないレシピ1

1.アスパラガスの根元の皮をむき半分に切ります。
2.フライパンで水を沸騰させ、器に並べたアスパラガスを器ごと2分ほど蒸します。
西平順先生によると、ルチンもサポニンも長時間加熱しすぎると効果が失われていき、
また、アスパラガスにはビタミンCが多く含まれており、ビタミンCは水に溶けやすいため茹でるより蒸す方が良いそうです。
U字工事の2人によると、普段食べるゆでている物よりもアスパラガスの味がしっかりしていてうまさが逃げてない感じがするそうです。

スパラガスの血管若返りパワーを逃がさないレシピ2

1.アスパラガスを斜め切りにします。
2.にんじんは千切りにします。
3.アスパラとにんじんを衣に加え、かき揚げにします。
西平順先生によると、ルチンはと合わせると、吸収率がアップするそうです。
ルチンのもう1つの効果としてビタミンCの吸収をアップさせる機能があるので、かき揚げにレモンをかけるのは非常に効果的と考えられるそうです。

スパラガスの血管若返りパワーを逃がさないレシピ3

1.アスパラガスを鍋で丸ごと40秒ほどゆでます。
2.ゆでたアスパラを斜め切りにします。
3.ゆで汁はカップで取りおきます。
*ゆで汁に色がついていて中に栄養がいっぱい入っているそうです。
4.米が入っている炊飯器の釜にゆで汁を分量分入れゆで汁でご飯を炊きます。
5.炊きあがったご飯に(2)のアスパラとバターを加え、10分ほど蒸らして混ぜ合わせ、最後に炒りごまをふれば、アスパラガスの混ぜご飯の完成です。
*食べる時にしょうゆをかけてバター醤油にしても美味しいそうです。

スパラガスの栄養を損しない保存法

心療内科医 姫野友美先生によると、調理法もですが保存法も大事で本尊方法によっては栄養を損してしまうそうです。
アスパラガスを寝かせてしまうと、上に起きようとする作用があり、そこで栄養を使ってしまうので栄養が失われてしまうそうです。
・コップに2~3cm水を入れてアスパラガスを立てた状態で冷蔵庫に入れます。
・またはアスパラの根元を濡らしたキッチンペーパーで巻き、ビニール袋に入れて立てて保存するのも良いそうです。

青山学院大学駅伝チームが実践血管若返り法

教えてくれたのは、クオーツメディカルクリニック ハーバード大学 医学部 客員教授 根来秀行先生です。
根来秀行先生は毛細血管に関する著書を多数出版されています。

毛細血管は年齢とともに毛細血管は減少するので、だからこそ毛細血管を増やして健康にすることが大切と根来秀行先生は言います。
毛細血管の量は20代をピークにその後減少し、60代では20代の半分近くまで減ってしまうと言います。

循環器内科医 秋津壽男先生によると、心臓から出ていった血液は動脈を通って箸の方に流れていき、
組織の最後の手前になると、動脈から毛細血管という細い透けるような血管になってそこから組織に栄養分・酸素を与えるそうです。
毛細血管にトラブルがあると、酸素や栄養などが細胞まで届かなくなるので、細いけど非常に重要な血管だそうです。

内科・リウマチ科医 中山久徳先生によると、毛細血管は毛のような細さと書きますが、実際にはもっと細く、
毛細血管を前部伸ばすと地球2周以上なので、体内の血管の約99%が毛細血管だそうです。
なので、毛細血管の健康が体全体の健康につながるそうです。
私たちの健康につながる毛細血管

毛細血管を増やすための超カンタン呼吸法

根来秀行先生じゃ6年ほど前から青山学院大学駅伝チームに呼吸法を指導しているそうです。
元主将の鈴木塁人選手(4年)に呼吸法の実践でどう変わったか聞いていました。
・試合前にパフォーマンスが上がった。
・呼吸法を実践して3ヶ月後、毛細血管が増えて若返り、2年~4年は全く風邪引かず、
箱根の前はインフルエンザが流行ったりするがそういった時にも効果があると思う。
・呼吸法やって寝ると寝つきも変わった。
・睡眠の質も向上したと思う(病気にならずグッスリ眠れる)。

根来秀行先生によると、増えた毛細血管を通じて、「細胞呼吸」が活発に行われるようになったと言えるそうです。
細胞呼吸???
細胞呼吸とは:毛細血管と細胞間の酸素や栄養の循環のことを言うそうです。
根来秀行先生によると、現代人はスマホの操作などで猫背が増え、呼吸も浅いといいます。
そのため、酸素や栄養が巡らず、細胞呼吸が行われにくいといいます。

根来秀行先生によると、細胞呼吸を活発に行う際、重要なのが血液中の二酸化炭素の濃度をキープすることだそうです。
二酸化炭素をキープする方法とは?
根来秀行先生によると、実は簡単で息を止めるそうです。
呼吸中に一旦呼吸を止めると、血液中の二酸化炭素濃度が上昇し、細胞呼吸が活発になるといいます。

根来秀行先生考案!病気になりにくくずグッスリ眠れる呼吸法

4・4・8呼吸法のやり方

重要この呼吸法は腹式呼吸で横隔膜を意識的に動かします。
準備:鼻から息を吐ききります。
1.4秒かけて息を吸います。
2.4秒息を止めます。
ポイント:4秒息を止めて二酸化炭素を体内にキープします。
3.8秒かけて鼻から細く長く息を吐きます。
※これを1日4回程度繰り返します。
根来秀行先生によると、横隔膜を緩めることで、副交感神経が優位になって、全身の血流がアップし、細胞呼吸が活発になることが分かっているそうです。

体のゴミを掃除する寝たままリンパ呼吸法のやり方

根来秀行先生によると、細胞呼吸を行うとゴミが出てくるので、
それを掃除することも細胞呼吸をより活発に行うためには重要だそうです。
1.仰向けでヒザを立て手をお腹の上に置きます。
2.4秒かけて鼻から息を吸います。
3.8秒かけて息を吐ききります。
根来秀行先生によると、横隔膜の近くに乳び槽というリンパの貯留槽があり、
そこを刺激することで、リンパと共にゴミを流して細胞呼吸を促すことが出来るそうです。
乳び槽とは:体のほぼ中心奥の方にある多くのリンパ液がたまっている部分

根来秀行先生によると、寝ると心臓と乳び槽がフラットになって、
重力がかからず、乳び槽から心臓の方向にリンパ液が流れやすくなり、
それにより全身の新陳代謝が非常に良くなるので、冷え性や脚のむくみの改善になるそうです。
鈴木選手はベッドに入って寝る直前に自分が気持ち良いと感じるだけ行うそうです。

内科・リウマチ科医 中山久徳先生によると、息をゆっくり吐くと、
副交感神経の働きが優位になり、その時は血管が拡張して血液の巡りが良くなるので、
普段から深い呼吸、深呼吸を心がけているということは血流が良くなるから毛細血管も育っていくそうです。

●4・4・8呼吸法⇒リラックスしたい時
●5・5・5呼吸法⇒落ち着いて集中力を高めたい時
1.5秒で息を吸います。
2.5秒息を止めます。
3.5秒で息を吐きます。

内科・漢方内科医 石原新菜先生考案 免疫力が期待できる呼吸法

片鼻呼吸法のやり方

石原新菜先生によると、左の鼻の穴は副交感神経とつながっていると言われているそうです。
交互の鼻で呼吸をすることで自律神経が整うそうです。
目と口を閉じたまま
1.左の鼻から吸って、右の鼻から吐きます。
2.右の鼻から吸って、左の鼻から吐きます。
*これを5往復程度行うと良いそうです。
石原新菜先生によると、山をイメージすると出来るそうです。

私は鼻を指で押さえたら割と簡単に出来ました。

血管を知り尽くした名医のカンタン習慣 血管若返りメソッド

教えてくれたのは、東京女子医科大学病院 副院長 心臓血管外科医 新浪博士先生です。
新浪博士先生によると、日本人の死因の約1/4が循環器疾患(血管の病気)で、
血管を若返らせることによって血管病を減らす事が重要だと言います。
血管は若返らせることは出来るという新浪博士先生(実年齢58)⇒血管年齢44歳でした。

新浪博士先生流血管若返り法

●1.朝食にパイナップル(1日約100g)を食べる
新浪博士先生によると、朝起き縦は血糖値が低い時にご飯などの炭水化物を摂ると、血糖値が急に上がって血管を傷つけやすいので、
しかし、果物の果糖は血糖値を急上昇させないので血管に優しいそうです。
※血糖値の急上昇は血管を傷つけ動脈硬化を招くそうです。
果物は炭水化物に比べて血糖値の上昇が緩やかだそうです。
になみにパイナップルの食物繊維の含有量は果物の中でも多めです。
食物繊維を摂ることは生活習慣病の予防にも効果的だそうです。
●2.自ら考案した1日2分血管ほぐしを行う
血管は外から刺激を受けると、一酸化窒素(NO)が発生し、NOが血管の緊張を和らげ、拡張させてそれが血管の若返りにつながるそうです。

名医の血管若返り法1日2分血管ほぐし

血管を外から直接刺激することでNOを発生させ、血管を若返らせる事が出来るそうです。
ほぐす場所にはポイントがあるそうで第2の心臓と呼ばれているふくらはぎがある下半身のヒザ裏だそうです。

ヒザ裏の血管ほぐしのやり方

1.床やベッドに座ります。
2.片方のヒザを曲げて両手でつかみます。
3.ヒザの裏側を上に向かって30秒ほど刺激を与えます。
*反対側のヒザ裏も同様に行います。
終わったら今度はイスに浅く腰掛けます。
1.片方のヒザを伸ばして前かがみになります。
2.手の指を出来るだけつま先に近づけ、30秒ほどキープします。
*ヒザ裏が十分の伸びていることを感じてください。
*反対側のヒザ裏も同様に行います。
これを毎日行うことでNOを発生させ、血管の若返りが期待できるそうです。
●3.1日1回ブルーチーズを食べる
ブルーチーズやチェダーチーズにはラクトトリペプチドという成分が入っていて
これが血管に大変良いそうです。
ラクトトリペプチド:傷ついた血管の修復やNOの発生を手助けする働きがあるそうです。
新浪博士先生によると、大事なのは加熱をしないこと。加熱するとラクトトリペプチド壊れてしまうそうです。
塩分がやや多めなので1日約30gを目安にしましょうとのことでした。

中山久徳先生考案血管が若返る血管ほぐし「そけい部ほぐし」のやり方

内科・リウマチ科医 中山久徳先生によると、足の付け根には大腿動脈という太い動脈が走っていて、
触ると鼓動が分かるのでそれを見つけ、その動脈を4本の指で上から軽く押さえます。
もむのではなく、5秒ほどグーッと押さえて、放すとその後勢いよくさーっと両脚に血液が流れ、NOがわーっと出るそうです。
これを1日5回ほど行うと良いそうです。

内科・漢方内科医 石原新菜先生おすすめ血管の若返りが期待できるちょい足し食材

おすすめは「酢しょうが」で酢は血管を柔らかくして血液をサラサラにすることと、
酢はコレステロールや中性脂肪を燃焼させる効果があるそうです。
また、しょうがは胆汁の排泄を促して、血中のコレステロールを下げるそうです。
そして、しょうがのジンゲロールが末しょうの血管を広げて代謝をアップさせるそうです。

最後に

いろいろ方法が出てきましたが、自分が続けられそうだなと思う方法を試してください。
なんでも続けないと意味がありませんので頑張りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。