あさイチ放送日3月28日(再放送)は、爪を見ればあなたが抱えている体の問題そして健康リスクも分かるんです。
爪に起こる様々なトラブル例えば巻き爪、でもたかが爪のトラブルだと言って侮っていませんか?
放っておくと足の指に力が入れられなくなり、転倒しやすくなります。
すると将来寝たきりになるリスクも増します。そんな「爪のお悩み解消します!」が紹介されました。
こちらでは、そんな爪のお悩みを簡単に紹介しています。
なお、著作権を考慮し、番組の画像などは使用しておりませんので、画像やイラストはイメージと言うことでお願い致します<(_ _)>
今回のあさイチでは、街でどんな爪のトラブルがあるのかについて調査していました。
・爪が割れやすい
・爪のシワが目立つ
爪の乾燥
これらの多くは、爪の乾燥が主な原因だったんです。
そんなトラブルを解決してくれるという
人気ネイルサロンの爪ケア術を大公開!
爪が変われば、あなた自身もきっと変わりますよ!
今回のゲストは、伊藤かずえさんと河村エミコさん(たんぽぽ)でした。
あさイチでは、爪に悩み続けてウン十年という尾形秀美さんに雨宮萌果さんが話を聞いていました。
尾形秀美さん「冬になると、爪が割れやすいとか、はがれやすい」
爪の縦シワも目立っていました。
尾形秀美さん「カルシウム不足かな?と意識して摂るようにしているんですけど」
雨宮萌果さん「なぜカルシウム不足だなと思うんですか?」
尾形秀美さん「えっ?爪はカルシウムでできていると思っていたんですけど」
あなたもそう思っていませんか?
爪がカルシウムだとおもっているならそれは大きな誤解ですよ。
総合病院 皮膚科医 高山かおる先生に聞いていました。
あさイチ「爪って一体・・・何?」
高山かおる先生「皮膚なんです。カルシウムじゃないんです」
「ちょっと構造は違うんですけど、ケラチンたんぱくという、皮膚を作っているものと同じものなんです」
爪はたんぱく質でできていて皮膚と同じなんです。
高山かおる先生「爪は、乾燥するんですよ。もともと爪は三層構造になっていて、乾燥すると、その層がはがれるんです」
そんな尾形秀美さんの悩みを解決するために訪れたのは、
爪ケアのスペシャリスト
嶋田美津恵さんの元
嶋田美津恵さん「爪を育てていく、自爪のままキレイにしていく」
ここでのケアのポイントとなるのが、オイルです。
爪から水分が抜け乾燥すると、割れやすくなるだけでなく、爪が収縮してシワが目立つようになります。
底にオイルを塗ると、爪に潤いができ、シワのないキレイな爪になるんだそうです。
サロンで使うオイルは、特別仕様のものですが、ご家庭で使用する場合は、化粧用オイルでも大丈夫です。
大切なのはつけ方で、爪の内側に塗ります。
雨宮萌果さん「爪の表面ではなく?」
嶋田美津恵さん「はい、もちろん表面にも塗るんですけど、爪の後ろから塗った方が潤うんです」
・爪の表面だけ塗った場合は、深く浸透させることはできません(三層構造のため)。
しかし、爪と指の間裏側にも塗ると、両側からオイルが浸透し、潤いを与えることができるんです。
嶋田美津恵さん「毎日オイルを塗っていくと、シワがどんどん薄くなります」
おすすめのやり方は、オイルを容器(先がとがっている)に入れて、爪と指の間に垂らします。
ポイント1:爪と指の間に垂らす
そうすることで、簡単に爪の裏側にもオイルを塗ることができます。
爪の根元の部分にもしっかりオイルを塗り込みます(爪母(そうぼ)・後述)。
そうすることで、新しく生えてくる爪にも潤いを与えることができるんです。
ポイント2:根元の部分にもしっかり揉み込む
嶋田美津恵さん「容器は、100均のしょうゆ入れでも良いです。先がとがっていたら」
尾形秀美さんは、このような要領で2週間爪のケアを行いました結果、爪に潤いがでて、キレイになりました。
ビフォーアフターの画像があれば良いんですが、著作権の関係で掲載しておりません<(_ _)>
いや本当にキレイでしたよ。
私は男ですが、乾燥肌で冬に爪がよく割れていたので、今回は目から鱗でした。
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爪は時間が経つとどんどん乾燥してしまいますので、オイルは、1日5回以上塗るのが、おすすめです。
嶋田美津恵さんは、食事やお茶の休憩時間に必ずオイルを塗ると決めています。そうするとこで、爪の保湿の習慣化しやすいと言います。
食器洗いの時の洗剤は、爪の水分や油分を奪うため、気をつけなければならない洗い物をするときも先にオイルを塗る爪をケアする時間に充てます。
そしてポイントは、オイルを塗ったらすぐに手袋をすることです。
そうすることで、爪を洗剤から守るだけでなく、保湿効果をより高めることもできるんです。
手袋をつけて、ちょっと高めの温度で洗い物をすると、中で温まってより浸透します。
オイルを紹介してきましたが、ハンドクリームでも効果は期待できるそうです。
高山かおる先生が説明してくれました。
「やはりネイル用のオイルが一番良いですが、すぐに始めるという意味もありますので、ハンドクリームを塗るタイミングで爪にも塗ってもらうと良いと思います」
「爪にハンドクリームを塗るときは、人差し指と親指で挟んで親指を回す感じでハンドクリームを馴染ませていきます」
「そうすることで、爪のマッサージにもなり、血液の循環もよくなります」
この時意識していただきたいのが、爪の根元の部分、爪母(そうぼ・爪が生まれるところ)の辺りは乾燥しやすいのと、爪は爪母から水分をもらっているため、特乾燥させないため、よくケアしてください。
爪切り
爪切りで、爪を切るとき切った爪が飛ぶことありますよね?
実はこの時、爪には大きな負担がかかっているんです。
嶋田美津恵さん「飛んでいく爪ってすごく力がかかっています」
「断面は、割れたり、はがれたりしやすくなります」
最近では、爪に負担がかからない爪切りが次々と開発されています。
新たな爪切りが!
爪を切らずに削る商品
中に入っているのは電動のヤスリ、爪を当てると、自動で削ってくれますし、力をかけなくても爪先を整えることができます。
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爪を切った場合、削る作業もあるけれど、(こちらの商品は)最初から爪の形に削るので人気が高いです。
女性の爪のお手入れや介護用に使う方が多く購入しています。
そして、古くから優れた刃物を生み出してきた岐阜県関市では、伝統の技を活かした新しい爪切りが登場しました。
なにやら機械の部品のような見た目の爪切りでした。
裏と表にすり鉢状になっている部分がヤスリになっていて、そこに指を入れて回すだけで爪のケアができます。
こんな形状になったのは、指先を見なくても安全に削られるようにしたそうです。
ただグルグルと回しているだけで爪がキレイにツルツルになる商品です。
色々書くより、見た方が早いですね(笑)
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今ある普通の爪切りでも、爪に負担をかけない爪切りのポイント
・お風呂上がりに切る
高山かおる先生「爪が乾燥しているとき、パチンと切るのは負担がかかるので、爪が潤って柔らかくなっているときに切るのが良いです」
・少しずつ分けて切る
高山かおる先生「一度にパチンと切ると、まとめて飛んでいったりしてすごく負担がかかりますので、少しずつ爪切りの刃が真っ直ぐなもので切るのがおすすめです」
・切れ味が悪い爪切りはNG
爪切りで洋服のタグなど切っていませんか?爪切りは爪専用です。
他のものを切ると、切れ味が悪くなってしまいますので、やめましょう^^
足の爪
番組で足の爪について街で調査したところ、
・巻き爪で「痛いけど痛いのを我慢して歩く」という女性がいました。
・同じく巻き爪で「もうちょっとひどくなったら、対策しないといけないと思うけど、何もしていないです」という女性もいました。
その巻き爪、甘く見ていると、とんでもないことになるかもしれませんよ!
整形外科医 菊池守先生「足の爪のトラブルを放っておくと、健康寿命を縮めることになってしまいます」
実は、足の爪には、大切な役割があると言います。
親指の爪がしっかりしていないと、歩くときなど、踏み切ることができません。
親指の爪が巻き爪で、爪がのの字のように巻いて肉をくっている女性が診断に来ていました。
この女性は、巻き爪を発症して4年だそうで、痛みで歩き方に変化があり、かかとにしか体重がかかっておらず、
トラブルのない人は、親指に体重がかかります。
巻き爪の歩き方をしていると、大きなリスクがあります。
菊池守先生「親指に体重をかけずに歩くと、足の外側を使って歩くことになるので、体勢が若干横に動揺してふらつきにつながっていく」
「もう一つは親指を踏み込んで、踏み切りにくくなるので、ペタペタ歩く、ペンギン歩きのようになります」
そうなると、足が持ち上がりにくくなり、転倒する危険が高まります。
また、片足立ちの実験から、ひざから下の筋力が低下することも分かっています。
菊池守先生「親指の巻き爪だからと馬鹿にせず、しっかり治療してあげないと、将来的に健康寿命を長く保つことができなってしまいます」
巻き爪は1度かかると、爪が生えかわるまで、1年から2年かかります。
ですので、予防が大切です。
・靴の選び方
高山かおる先生「女性の方は、パンプスを履くので、爪が押される時間が長くなるため、巻き爪になりやすい真っ直ぐな足の甲を固定できる靴を選ぶ」
・爪の切り方
高山かおる先生「爪の長さは、皮膚を覆う長さにしておく、歩くときなど親指に力がかかりますが、爪が短いと、親指に力が入らないので、巻き爪になりやすいです」
東海大学 客員教授 黒田恵美子先生に足の裏の筋肉を鍛える体操を教えていただきました。
その体操は、足指じゃんけん、足の指でグーチョキパーを順に作っていく体操でした。
特に指を開くことを意識すると良いようです。
グーチョキパーを5回1セットで、朝と寝る前の1日2回やると良いそうです。
まとめ
●爪の乾燥
街の調査で多かったのは、
・爪が割れやすい
・爪のシワが目立つ
でしたが、これらは、爪の乾燥が主な原因
爪は、皮膚なので、爪も同じように乾燥する
そのため、肌と同じように保湿が必要
爪は三層構造になっているため、それがはがれ割れる
また、乾燥で縮みシワがよる
爪の乾燥を防ぎ、割れやシワを予防解消するには、
ネイルサロンのオイルでケアすろのがが一番ですが、化粧用オイルでもOK
また、早めに始めるという意味で、ハンドクリームでも効果は期待できる。
オイルでももそうですが、爪母を意識して保湿してあげる
●爪切り
・大きく切って爪を飛ばさないように切る
・爪が飛ぶくらいに切ると、爪に大きな負担がかかる
現在では、爪に負担がかからない爪切りが多く販売されている
爪に負担がかからない爪切りのポイント
・お風呂上がりに切る
・少しずつ分けて切る
・切れ味が悪い爪切りはNG
●足の爪
・巻き爪
歩くとき、転倒するリスクがある
放っておくと健康寿命を長く保つことができなる
・巻き爪の予防
・靴の選び方(足の甲を固定できる靴)
・爪の切り方(短く切らない)
・足の裏の筋力をつける(足の指でグーチョキパー体操)
特に足の親指の巻き爪は気をつけたいですね。
最後までありがとうございました。