【名医のTHE太鼓判!】3月11日お肉ダイエット法紹介!

名医のTHE太鼓判! お肉 ダイエット
名医のTHE太鼓判!放送日3月11日は、内科・ダイエット外来 工藤孝文先生のお肉を食べてダイエット&中性脂肪悪玉コレステロール撃退!たった1週間で??kg食べ方で痩せる!?というダイエット法が紹介されましたので、こちらでは、その痩せるお肉の食べ方を簡単に紹介しています。

お肉ダイエット

お肉ダイエットということで、まず、2人の女優さんのお肉の食べ方をチェックします。
女優 中山忍さん(46)
「お肉は大好きです。週1~2日でお肉を食べます。中でも焼肉!(焼肉歴30年)」
そして、気になる中山忍さんの体重は、身長:165cm、体重:54kg、体脂肪率:31%でした。
※40代女性の肥満体脂肪率36%以上

同じくお肉大好き女優 信江勇さん(30)
身長:147cm、体重:96.9kg、体脂肪率54.1%ウエスト:122cmでした。
※30代女性の肥満体脂肪率35%以上
完全にメタボリックシンドロームです。

2人のお肉の食べ方に影響があるのでしょうか!?
名医のTHE太鼓判! お肉 ダイエット
2人が訪れたのは、焼肉ハウス 暖家 昭島店で焼肉を食べてもらい、食べ方をチェックします。
違いを見るためです。

中山忍さんが注文したのは、上ハラミ、牛タタキ、上ロース、上カルビ、などの肉と小ライス、スープ、サンチュです。
総カロリー:1556Kcal。
信江勇さんが頼んだのは、上カルビ、上タン塩、上ホルモン、センマイ刺し、ライス、キムチです。
総カロリー:1543Kcalと大きな差はありません。

お肉ダイエットの方法とは?

その方法を教えてくれるのは、ダイエット成功率99.2%の減量外来の専門医 内科・ダイエット外来 工藤孝文先生です。
工藤孝文先生「痩せるお肉の食べ方は、ミートファーストです」
渡部 健さん「お肉を最初に食べることですね?」
工藤孝文先生「そうです。同じ量のお肉を食べてもですね。お肉を先に食べる方が、体重が落ちていきます。ミートファーストダイエットです」

では、中山忍さんと信江勇さんの食べ方をチェックします。
信江勇さん:ます最初、お肉をライスと一緒に食べました。
名医のTHE太鼓判! お肉 ダイエット
中山忍さん:まず最初、お肉を一皿食べてから、ライスを食べました(痩せる食べ方、ミートファースト)。

馬場園梓さん(アジアン)「お野菜でお腹を膨らませてた方が痩せるのではないんですか?」
ベジタブルファースト:野菜から食べると、余分な糖質や脂質の吸収を抑えると考えられる食事法

ミートファーストの特徴

1.血糖値の上昇を抑制
2.脂肪を燃焼させる

内科 森田豊先生「お肉を先に食べると、インクレチンが増えるので、胃腸の働きを緩やかにして、血糖値の上昇を抑えるので太りにくい」
「だから、ベジタブルファーストよりか、」
「ミートファーストの方が良いんじゃないかといわれている」

●血糖値が上昇すると、インスリンが分泌されます。
・糖とインスリン結合すると、脂肪となり、肥満の原因になるといわれています。
お肉を先に食べると、血糖値を抑える物質とは!?
インクレチン:お肉から食べることで、小腸から分泌される物質で、血糖値を上げる物質を抑えてくれるというのです。
番組では、57歳の主婦の方にベジタブルファーストとミートファーストの両方を実行してもらい血糖値の上昇にどれほど差があるのか実験し、データをとりました。
すると、食後の血糖値(正常:70~140)が、
ベジタブルファースト:132
ミートファースト:105
という結果になり、ミートファーストの方が血糖値上昇を抑えられました。
山瀬まみさん「健康面では、ベジタブルファーストとミートファーストどっちが良いですか?
産婦人科 丸田佳奈先生「お年寄りの方や小食の女性は、ミートファーストがおすすめです」
野菜から食べてしまうと、満腹になり、その後のお肉の量が減り、たんぱく質の量も減ってしまいます」
「そうなると、筋肉の量が減ってしまうので、ミートファーストがおすすめです」

お肉のたんぱく質:筋肉や骨を作る効果があり、やせ気味の女性や高齢者には栄養価上昇が期待できます。

工藤孝文先生「お肉には、L-カルニチンが多く含まれています。実は、このL-カルニチンが脂肪燃焼を助けます」

筋肉の中には、脂肪を燃焼し、エネルギーに変えるミトコンドリアがありますが、ここに脂肪を運ぶのがL-カルニチンの役目です。
ですから、L-カルニチンが多ければ、それだけ多くの脂肪を燃焼すると考えられています。

このL-カルニチンが多く含まれているのが、
牛肉:131mg
豚肉:69mg
鶏肉:33mg
と牛肉が1番多く含まれています。
※100gあたりのL-カルニチン含有量

特に赤身に多く含まれています。

ということで、ミートファーストの効果は、下記の通りです。
1.インクレチン:血糖値上昇抑制
2.L-カルニチン:脂肪燃焼

今回4人の女性がお肉ダイエットに挑戦します。

お肉ダイエット法

・朝食と昼食に制限はありません。
・夕食で150gの赤身肉を8割ほど先に食べる。
・その後なら炭水化物は食べて良い。

ミートファースト1週間の改善生活

●信江勇さん(30)
身長:147cm、体重:96.9kg、体脂肪率54.1%ウエスト:122cm
※30代女性の肥満体脂肪率35%以上
・1週間後⇒体重:96.9kg→89.2kg-7.7kg、体脂肪率:54.1%→52.7%-1.4%、ウエスト:→122cm→115cm-7cm
1週間で-7.7kgってすごいですね。リバウンドが来そう?
ロース肉をアボカドと炒めて、おかずにしていました。
ミートファーストにしたら、それで結構満腹感があり、ごはんはあまり食べられなかったようでした。
信江勇さん「お肉から食べてると、満足感がすごい。早い段階で満足感が来ます」
・ミートファーストで食欲を抑制できる要因とは?
1.たんぱく質の摂取
工藤孝文先生「お肉はたんぱく質でできています。たんぱく質には満足感を与え、食欲を抑える効果があるんです」

●くまりえさん(35)
身長:150cm、体重:76.2kg、体脂肪率:41.8%、ウエスト:98cm
※30代女性の肥満体脂肪率35%以上
・1週間後⇒体重:76.2kg→72.8kg-3.4kg、体脂肪率:41.8%→39.7%-2.1%
ステーキを大根おろしと梅干しといりゴマを混ぜた特製ドレッシングで食べていました。
くまりえさん「大根おろしと合いますね」
・大根おろしに健康効果が!?
管理栄養士 赤石定典先生「大根おろしは、新陳代謝を促し、血流も良くするので、ダイエットに効果的です」
くまりえさんは、他にも、ワサビ醤油やオリーブオイルなどソースにこだわって食べていました。
●北村みさきさん(20)
身長:156.5cm、体重:79.5kg、体脂肪率:46.8%、ウエスト:96cm
※20代女性の肥満体脂肪率35%以上
・1週間後⇒体重:79.5kg→78.3kg-1.2kg、体脂肪率:46.8%→45.7%-1.1%
内科 森田 豊先生「急激に痩せると、リバウンドしやすいので、1週間で-1kgは悪くない」
「このまま続けていけば、どんどん痩せられると思います」
工藤孝文先生「僕の患者さんも続けているうち、どうしても飽きが出てしまうので、途中から(お肉を)週に2~3回に減らしてもらって、継続することが1番大事だと思います」
※いくらダイエットのためだとは言え、お肉を食べ過ぎると、便秘を引き起こす恐れもあるので、自分に合ったダイエットをしましょう

中性脂肪

●大納言光子さん(33)
身長:160cm、体重:80.5kg、体脂肪率:42.8%、ウエスト:103cm、中性脂肪155mg/dl(基準値:30~149)
※30代女性の肥満体脂肪率35%以上
・1週間後⇒体重:80.5kg→76.6kg-3.9kg、体脂肪率:42.8%→41.3%-1.5%、中性脂肪155mg/dl(基準値:30~149)→53mg/dl1週間でとは驚きですね。
朝食:サンドイッチ、昼食:うどんと炭水化物をしっかり摂っています。
夕食は、オーストラリア産の牛バラブロックのレアステーキ、ごはん少々、納豆、野菜サラダ、スープ
翌日は、外食でステーキを食べていました。
消化器内科 大竹真一郎先生「ミートファーストの効果がでたんじゃないかな?と思います」
大納言光子さん「分厚いお肉だと結構噛まないといけないので、がっつり食べなくても全然支障ありません」
・ミートファーストで食欲を抑制できる要因とは?
1.たんぱく質の摂取
2.噛む回数が増える
工藤孝文先生「よく噛むということは、3つ良いことがあります」
1.満腹中枢を刺激
2.内臓脂肪を燃焼
3.ストレス食いを予防
脳内でヒスタミンが分泌することで、食欲が抑えられ、食べ過ぎを防ぎます。

悪玉コレステロール

続いては、お肉を食べて、悪玉コレステロールを撃退ということで挑戦するのは、
元フィギュアスケーター 渡部絵美さん(59)です。
LDL=悪玉コレステロールが増えると、血管の壁を狭くし、動脈硬化を起こすといわれています。
また、心筋梗塞や脳卒中の原因ともいわれています。
お肉が好きな、中山忍さんも悪玉コレステロール値をチェックします。
中山忍さんの悪玉コレステロール値は、85mg/dLと基準値内でした。
渡部絵美さんの悪玉コレステロール値(基準値:70~139mg/dL)が147mg/dLと高い(脂質異常症)ですが、1週間の改善生活でどうなるでしょうか?
産婦人科 丸田佳奈先生「女性は50代以降女性ホルモンの低下で特に動脈硬化が進みやすいので、心筋梗塞のリスクが高くなります」

そこで、あるお肉で1週間の改善生活を行いました。

管理栄養士 赤石定典先生「悪玉コレステロールを改善するのは、歩くオリーブオイルといわれるお肉です」

オレイン酸とは、オリーブオイルなどの油に含まれる成分。
赤石定典先生「オレイン酸は、血中の悪玉コレステロールのみを減らします」

悪玉コレステロール値を下げる成分は、
豚肉:約69%
牛肉:約63%
赤石定典先生「オレイン酸が多くなると、甘みが増して、口溶けが良くなります」

渡部絵美さんが行った悪玉コレステロール値改善生活は、
1日3食のうち1食を豚肉料理で調理の仕方は自由です。
1日の豚肉摂取量は、100~150g
名医のTHE太鼓判! お肉 ダイエット
渡部絵美さんは、回鍋肉、ポークカレー、豚丼などを調理していました。
しかし、最もオレイン酸を摂れる料理があるとのこと。

悪玉コレステロール値を改善!最強の豚肉料理とは?

それは、豚汁でした。
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赤石定典先生「「溶け出した脂も全部汁ごと飲めば、脂(オレイン酸)が摂れます。豚肉たっぷり!」
渡部絵美さん「豚肉だけ毎日食べていても、いろんな種類の料理がある違和感がない」

悪玉コレステロール値の結果は?

さて、渡部絵美さんの
渡部絵美さんが行った1週間の悪玉コレステロール値改善生活の結果は?
改善前147mg/dL⇒改善後96mg/dL
渡部絵美さん「ほとんど生活は変えずに、毎日豚だけでした」

渡部 健さん「森田先生これはどう思いますか?」
内科 森田 豊先生「脂質異常症が1週間で正常値に劇的改善されて大変素晴らしいと思います」
渡部 健さん「工藤先生これはすごいですね」
工藤孝文先生「そうですね。正直驚いています。一般的には、悪玉コレステロール値が高い方には、脂身が少ない肉を食べるよう指導するのですが、」
「今回の場合、豚肉のオレイン酸がうまく作用してくれたと思います。とても勉強になりました」

渡部絵美さん以外の一般人の主婦3人の方にも、1週間豚肉改善生活を行ってもらいました。

悪玉コレステロール値の結果は?
改善前58歳:199mg/dL⇒131mg/dL:豚肉のスープ、サンドイッチ(豚肉入り)
〃 54歳:144mg/dL⇒137mg/dL:豚肉にかたくり粉をつけて調理(かたくり粉でコーティングして脂が出るのを防ぐ)
〃 60歳:163mg/d⇒L123mg/dL:豚肉の鍋の後、ごはんと卵を入れて雑炊に
と、みなさん見事に改善されました。

悪玉コレステロール値が気になる方は、豚肉生活をやってみたらいかがでしょうか?

栄養アップ術

名医直伝!栄養満点ハンバーグということで、
西村知美さん(48)と浅香唯さん(49)の2人に調理をしてもらっていました。
浅香唯さん「子どもが好き(ハンバーグ)なので作る」
西村知美さん「娘が中学生なんですけど、一緒に誘って(料理を)楽しくやってます」
2人をチェックするのは、工藤孝文先生と赤石定典先生の2人です。
チェック項目
・タマネギは○○を入れる
・焼き方のコツは○○
・栄養バランスはが○○が決めて

ハンバーグ調理法

まずはタマネギをみじん切りにします。
浅香唯さんは、包丁で行いました。
西村知美さんは、フードプロセッサーで行いました。

赤石定典先生の判定「問題はありません」
「アリシンは、タマネギを細かく刻むと出てくる成分なんですが、どんな方法でも細かく刻めば栄養を無駄にすることはありません」
・アリシン:タマネギの辛味成分、血流改善や血糖値上昇を抑制するといわれています。

浅香唯さんはみじん切りのタマネギを炒めてからひき肉に加えました。
西村知美さんは、生のままひき肉に加えました。
どちらかに問題(栄養の無駄)があるようです。
栄養を無駄にしていたのは?

タマネギのアリシンと牛や豚肉に含まれるビタミンB1が合わさると、ビタミンB1の吸収率がおよそ10倍になるといわれています。
実は、タマネギに含まれるアリシンは、熱を加えるとその効果を失うといわれています。

赤石定典先生「アリシンは、加熱しすぎると、成分を失ってしまいます」
「ただ、ビタミンB1と合わさると、アリシンは熱に強くなります」
「加熱しても効力は保たれます。なので生のタマネギと合わせてからハンバーグを焼くのがおすすめです」
こうすることでアリシンとビタミンB1が合わさり、栄養がアップします。
名医のTHE太鼓判! お肉 ダイエット
浅香唯さんは、オリーブオイルで焼いていきました。最初は強火で片面を焼きました。
赤石定典先生の判定「これはもったいない。実は、肉汁の中にも栄養が入っています」
「低温で調理することで、肉汁をお肉の中に閉じ込めます」
「すると、噛んだときに口の中で肉汁が出ますから、栄養も美味しさも摂れます」

ここで、番組では、高温(強火)で焼いた物と低温(弱火)で焼いた物を比べました。
・強火の方は、切ると肉汁が出てきましたので食べても栄養が足りないことになります。
・一方弱火の方は、切っても肉汁は出ません。潰してみると、肉汁が出ました。
こいうことで、ハンバーグを焼くときは弱火がおすすめだということが分かりました。

弱火の調理法

赤石定典先生解説
1.冷めたフライパンから弱火で焼き始めます。
2.下半分が白くなったら(横から確認できます)裏返します。
3.それから、弱火で10分ほどやいていただくと完成です。
「これが栄養を逃さないで美味しいハンバーグの調理法です」

西村知美さんは、焼けたか火が通ったか分からず、適当に「いいかな」で終わりました(笑)

赤石定典先生判定「これはいかん!ハンバーグはひき肉で作りますので、しっかり火を通していないと食中毒の危険性があります」
「ひき肉料理は、中までしっかり火を通すというのが絶対です」

・焼け具合の確認の仕方:中央部分に串などを刺したところから、透明の肉汁が出てきたら焼けているサインです。
※赤み(血)がある肉汁が出てきた場合は、火が通っていません。
肉汁を白いお皿に移すとよくわかりますので食中毒にならないよう良く確認しましょう。

・浅香唯さんは、デミグラスソースハンバーグです。
・西村知美さんは、照り焼きソースハンバーグです。

こちらの2つのソースのうち糖質が多いのは?
正解は、赤石定典先生「糖質が多いのは、照り焼きソース」
それぞれのソースの作り方を見ると、
・デミグラスソース:ウスターソース、トマトケチャップ、赤ワイン、水、バターを使います。
・照り焼きソース:料理酒、しょうゆ、みりん、砂糖を使います。
糖質を比較すると、デミグラスソース9.9g、照り焼きソース22.5gでその差は2倍以上です。

・それぞれのソースの材料の糖質量

デミグラスソース 照り焼きソース
トマトケチャップ:7.8g 砂糖:29.8g
ウスターソース:7.9g 本みりん:13g
バター:0.1g 濃い口しょうゆ:3g

照り焼きソースの砂糖やみりんの糖質の多さがよくわかりますね。

※糖質が気になる方は、大根おろしソース(糖質:6.6g)または、オニオンソース(糖質:7.8g)がおすすめです。

ということで、最初のチェック項目ですが、
・タマネギは生で入れる
・焼き方のコツは弱火で調理
・栄養バランスはソースが決めて
ということになりました。

まとめ

●お肉ダイエット(牛肉:L-カルニチン)
お肉を先に食べるミートファーストダイエット

●ミートファーストの特徴
1.血糖値の上昇を抑制
2.脂肪を燃焼させる
・お肉のたんぱく質は、やせ気味の女性や高齢者には栄養価上昇が期待できる

●ミートファースト1週間の改善生活の結果
・ミートファーストで食欲を抑制できる
全員が体重や体脂肪率が下がった

・いくらダイエットのためだとは言え、お肉を食べ過ぎると、便秘を引き起こす恐れもあるので、自分に合ったダイエットをしましょう。

●中性脂肪
・ミートファーストで中性脂肪が下がることも分かった

●悪玉コレステロール(豚肉:オレイン酸)
・オレイン酸は、血中の悪玉コレステロールのみを減らす

悪玉コレステロール値を改善!最強の豚肉料理とは?
・豚汁:溶け出した脂も全部汁ごと飲めば、オレイン酸がたっぷり摂れる

・結果
脂質異常症が1週間で正常値に劇的改善された

●栄養アップ術(ハンバーグ)
※チェック項目
・タマネギは生で入れる
・焼き方のコツは弱火で調理
・栄養バランスはソースが決めて
※ひき肉料理は、しっかり火を通さないと食中毒の危険性
最後までありがとうございました。