健康カプセル!ゲンキの時間10歳若返る!シワ・たるみ改善体操!

シワ・たるみ
健康カプセル!ゲンキの時間2月17日放送は、10歳若返るしわ&たるみ撃退法!ということで、シワを作る生活と作らない生活や改善方法も併せて紹介されました。
こちらではそれを見逃した方へ簡単に紹介しています。
シワやたるみで悩んでいる方は、また、シワやたるみで命の危険も伴うそうですよ。
悩んでいる方は、必見です!

老け顔改善パーフェクトツアー

老け顔改善パーフェクトツアーということで、今回は、女性3名と男性1名が参加しました。
健康カプセル!ゲンキの時間の紹介順に紹介しています。

・山崎さん(45歳・女性)悩み:目の下・ほうれい線
美容師さんとかに全然疲れていないのに「今日は疲れてますか?」とたまに言われるそうです。

・後藤さん(56歳・男性)悩み:ほうれい線・頬のたるみ
・井元さん(53歳・女性)悩み:目尻・おでこ
・加藤さん(49歳・女性)悩み:おでこ(シワで前髪が上げられない)

今回は、以上の方々が、シワ消し職人3名の方にシワ・たるみの改善方法を教わります。

・第1のシワ消し職人は、東京銀座スキンケアクリニック院長 医学博士 三浦麻由佳先生です。
三浦麻由佳先生「冬の肌には、2つの敵がいます」ということでした。
1.乾燥
空気が乾燥すると角質層の水分が保てず硬化、キメが乱れ、小ジワができやすくなります。

そこで、ツアー参加者のみなさんはどうなのか?検証します。
検証は、洗顔後、平均的な温度(23度)・湿度(41%)の部屋で15分待機し、本来の肌の状態に戻します。
皆さんの両頬の部分で、水分チェックをしました。
水分が
・60%以上⇒潤い肌
・40%以上⇒乾燥肌
・40%未満⇒非常に乾燥
女性3名全ての方が60%未満で乾燥肌でした。
加藤さん「今朝もカサカサだなと思っていたが、でもどう対処すれば良いのか分からない」
三浦麻由佳先生「患者さんによっては、「1年中同じスキンケアをしている方が多いです」
⇒「化粧水・乳液のサッパリしたもので良い」
⇒「クリーム・ワセリンという保湿力が高いものを使用していただきたい」
●リキッドファンデーションは保湿力が高い、さらに乳液を混ぜると効果UP!
冬は、朝、夜だけでは、足りません。
●日中も化粧の上から化粧が崩れない程度に化粧水をスプレーし、保湿を維持すると良いそうです。
唯一の男性後藤さんは、40%未満で、非常に乾燥という結果が出ました。
「乾燥肌は、脂性なので、意識していない。お風呂上がりに化粧水はつけるが、クリームはベタベタして気持ち悪い」
三浦麻由佳先生によりますと「男性は、脂性だと思われている方が多いです」
「ひげそりで皮脂まで取り、乾燥しやすくなります」
●皮脂は水分の蒸発を防ぐので、ひげそりの後は、クリームなど塗るようにします。
山崎さんは、「化粧水・乳液・クリーム色々塗ってはいるんですけれど」ということですが。
冬の肌の2つめの敵が問題?
三浦麻由佳先生「2つめの敵は、“肌冷え”です」ということでした。
2.肌冷え
「皮膚には、TRPV4という、たんぱく質があります」
「元来TRPV4には温度センサーの役割があると言われてきました」
「新たな研究で、33度で活性化し、皮膚のバリア機能を高める効果があることが分かりました」
●肌が33度あれば、バリア機能が高く、シワができにくくなります。
●28度以下だと、逆にシワができやすくなります。
ここでみなさんに23度の環境に15分待機してもらいます。
途中、頬の表面温度を測ってみると、井元さん、加藤さんは33度以上で合格でした。
しかし、山崎さん、後藤さんは、33度未満で不合格でした。
肌冷え対策
外出では、マスクで保温、保湿し、室内では蒸しタオルで、女性は、化粧前と化粧を落とした後が効果的です。
男性は、ひげそり前後がおすすめです。

・第2のシワ消し職人は、首都大学東京 健康福祉学部教授 医学博士 竹井仁先生です。
老け顔・たるみに悩んでいる場合、「老け顔・たるみと言っても、顔だけ考えてもダメなんです」
「全身のバランスが大事なんです」ということでした。
ここで、ゲンキリサーチャーの深沢邦之さんからの質問です。
「顔に影響すると言うことですか?」
竹井仁先生の回答「猫背姿勢で頭が前に出ると、顔にも悪い影響が出てしまいます」
・私たちの全身にある筋肉、筋肉を覆うようにあるのが「筋膜」です。
筋膜⇒全身につながっていて、例えるなら全身タイツのようなものです。
例えば、猫背の場合、首が前に出ます。すると、首の後側が縮み、前側が下に引っ張られます。
そうなると、全身がつながっているので、顔にも影響が出ます(お笑いのパンストを被って引っ張り合う時の顔のように^^;)
・首の前が下に引っ張られますから、頬がたるみ、おでこにシワがよります。
口の左右の口角横に顔の上部の筋肉と下部の筋肉を繋ぐ点(モダイオラスといいます)があり、下から引っ張られると、下がってしまうそうです。
「猫背のような悪い姿勢のまま、顔の体操をやっている訳ですから、意味がないのです」

悪い姿勢での 顔の体操は意味がない

●姿勢を正してからやりましょう。

顔のたるみにも、タイプ分けができる?

竹井仁先生「実は顔のたるみにも、タイプ分けができるんです」ということでした。

顔のたるみのタイプ大きく分けて4つ!

日頃の習慣や癖でシワ・たるみができやすい場所がある!
●老け顔動物タイプ分け
1.ほうれいブル(ブルドッグのような頬が垂れた顔)
2.でこジワザル(サルのおでこのようなシワのあるおでこ)
3.アゴなしセイウチ(セイウチのようなアゴがない顔、バナナマンの日○さんのような^^)
4.目だるみタヌキ(目の下にたるみができやすい人)

●竹井仁先生は山崎さんを見るなり、「片方だけで噛んでませんか?」と聞きました。
山崎さんは「ハイ、噛んでます」と答えると
竹井仁先生は『こういう人は1番の「ほうれいブル」』と決めました。
井元さんは「目だるみタヌキ」
竹井仁先生は「目の動き、頑張って使っているけど、上手く使えていない」ということだそうです。
男性の後藤さんは「アゴなしセイウチ」と「ほうれいブル」
加藤さんは「でこジワザル」
●どんな習慣や癖がどのタイプになるのか?
この先を読むと、あなたのタイプと、改善法がわかります!
老け顔動物チェック
1.片側だけで噛む癖がある
2.口呼吸になっている
3.PC・スマホを見る時間が長い
4.会話が少ない
5.太っている
6.柔らかいものばかり食べる
7.目を大きく開くことができない
8.よく眉間にしわを寄せている
●あなたに該当する項目はありませんか?

・三宅裕司さんは、「2の口呼吸になっている」が該当するそうです。
・渡辺満里奈さんは「1の片側だけで噛む癖があると思う。また3のPC・スマホを見る時間が長い」でした。
・ゲンキスチューデントの片岡安祐美さんは「8のよく眉間にしわを寄せている」でした。

こちらの解説は、首都大学東京 健康福祉学部教授 医学博士 竹井仁先生です。
三宅さんは「ほうれいブル」と「でこジワザル」
渡辺満里奈さんは「ほうれいブル」と「目だるみタヌキ」
片岡安祐美さんは「目だるみタヌキ」と「でこジワザル」
と判定されました。

●シワ・たるみのタイプ分け

▼口・頬がたるみやすい
1.片側だけで噛む癖がある
2.口呼吸になっている
▼目がたるみやすい
3.PC・スマホを見る時間が長い
4.会話が少ない
▼アゴがたるみやすい
5.太っている
6.柔らかいものばかり食べる
▼おでこの筋肉が上手く使えない
7.目を大きく開くことができない
8.よく眉間にしわを寄せている

若さを取り戻せ!タイプ別シワ・たるみ改善体操!

●猫背改善筋膜リリース
猫背改善筋膜リリースのやり方
座ったままで大丈夫です。
1.姿勢を正し、アゴを引、肘を曲げ腕を方の高さに上げ、左右の人差し指をくっつける
腕は、肩の線と水平にします。
2.肘を支点にして手の平が前を向くように肩甲骨を起き上がらせて10秒キープ(ホールドアップのような姿勢。肩と肘は平行に)
3.姿勢(ホールドアップのような)はそのままで、口角を耳の方向に引き上げ10秒キープ
4..姿勢(ホールドアップのような)はそのままで、口角は上げたまま、目を大きく見開いて10秒キープ
5..姿勢(ホールドアップのような)はそのままで、顔全体(目・口も同じ)を大きく開いて(驚いた顔のように)10秒キープ
三宅さんの感想「結構疲れますね」でした(笑)
竹井仁先生「良い姿勢で、顔の体操をし、上に持ち上げるので、顔が垂れている人にも非常に効果的」

渡辺満里奈さん「頭皮もグッと上がる感じがして、心地よい疲労感がここに(頭)にある」

竹井仁先生「正しい動きをやっていたんですよ」

渡辺満里奈さんからの質問 「どれくらい続ければ変化が出てきますか?」
A.「2週間続けると自分で変わったことに気付きます」
「さらに2週間、都合1ヶ月やると、周りの人が気付いてくれます」
次からシワ・たるみタイプ別の改善体操です。

▼口・頬がたるみやすいタイプ
1.片側だけで噛む癖がある
2.口呼吸になっている
改善体操
1.背筋を伸ばし、アゴを引く、アゴの真ん中(下唇とあご先の中間)に両手の人差し指・中指・薬指を当てる
2.1の指を唇の下側に沿って口角の横まで指を滑らせて持ち上げ(口角が上がるように)30秒キープ

▼目がたるみやすいタイプ
3.PC・スマホを見る時間が長い
4.会話が少ない
改善体操
1.両手の4本の指で眉の下側、眉間⇒中央⇒眉の外側へと順に半円を描きながら数回さする
2.同じく両手の4本の指で目の下側、鼻の横⇒中央⇒外側へと順に半円を描きながら数回さする

▼アゴがたるみやすいタイプ
5.太っている
6.柔らかいものばかり食べる
改善体操
1.アゴの下のくぼみに両手の人差し指・中指・薬指を当てる
2.アゴの下を骨に沿って滑らせ、エラに向かってゆっくり耳の下の方まで数回さする

▼おでこの筋肉が上手く使えない
7.目を大きく開くことができない
8.よく眉間にしわを寄せている
改善体操
1.姿勢を正し、アゴを引き、右の手の平をおでこに、左の手の平は後頭部に当てる
2.右手でおでこを上に引っ張り上げながら、目を大きく見開き、左手は、後頭部を下に引き下げて30秒キープ

▲各体操の回数の目安
それぞれ3セットを朝昼晩に分けて行い、余裕が出てきたら、キープする時間を延ばします。

老け顔の原因は他にもあった!

その原因を確かめるために老け顔改善パーフェクトツアー一行が訪れたのは、
東京都渋谷区 東海大学医学部付属東京病院です。
第3のシワ消し職人は、東海大学医学部 基盤診療系健康管理学 講師 医学博士 山田千積先生です。
山田千積先生は内科医だそうですが・・・「シワ・たるみと言っても、身体の中で良くないことが起きている場合もある」ということだそうです。

シワ・たるみの原因が命に関わる身体の中の良くないこととは!?

老け顔改善パーフェクトツアー一行は、採血・AGE測定・ABI検査と様々な検査を行いました。
山田千積先生「先ほど受けていただいたのは糖化(とうか)の検査」
肌の悩みなのにで糖化の検査??いったいどういうことなのでしょうか?
糖化とは?:「体内のたんぱく質とブドウ糖が結合すること」⇒「進行するとAGE(最終糖化物質)という悪玉物質に変化する」
AGE測定:AGE測定器を使用し、AGEの量から同年代の人と比べて多いか少ないかが分かるそうです。
問題だったのが、男性の後藤さん(56歳)で、D判定(同年代の人と比較して多いという結果)でした。

深沢邦之さんからの質問「身体の中で糖化が起きているが、シワ・たるみにどうつながっていくのですか?」
A.「皮膚のたんぱく質、エラスチンが糖化されれば、シワ・たるみの原因になる」
●表皮には、コラーゲン・エラスチンという弾力繊維があり、肌のハリや弾力を生み出しています。
コラーゲン・エラスチもたんぱく質、糖化すれば劣化しシワやたるみにつながります。

山田千積先生「先ほどの検査は、身体の中全体を反映する血管も同じくらい、糖化のダメージを受けていると考えられます」
「血管年齢は60代後半(後藤さん)で、実年齢より10歳くらい上になります」と診断されました。

●血管もたんぱく質からできていますので、糖化すればもろくなり、動脈硬化へ
また、このままだと心筋梗塞や脳卒中の可能性もあり、命の危険も伴うこともあるそうです。

顔のシワ・たるみは、大病へのシグナルになる可能性がある!

耳たぶのシワは、動脈硬化へのシグナル!?

日本末病総合研究所 所長 福生先生によると、
「耳には動脈が多く、動脈硬化で血流が滞ると、耳たぶに斜めのシワができやすくなる」

山田千積先生「糖化しやすい生活習慣としては、カロリー・炭水化物・糖質を取り過ぎていると考えられます」

後藤さん「肉類や油っこいもの、ラーメン(麺類=炭水化物)をよく食べていますね」

深沢邦之さん「糖化の予防・改善するには?」

山田千積先生「ある程度のビタミンが糖の代謝を助けると言われています」
●大切なのは、豚肉(ビタミンB1)、鮭・きのこ(ビタミンD)を積極的に摂ることです。

そこで健康カプセル!ゲンキの時間がおすすめするのが、

糖化予防鍋

ビタミン類は、水溶性なので、鍋料理ならバッチリ!
野菜をたくさん食べられますし、さらに湯気で保温・保湿にも効果的です。

まとめ

・冬の肌には、乾燥・肌冷えの2つの敵がいる

・シワ・たるみの意外な犯人「糖化」

・シワ・たるみの改善に改善体操、予防は糖化予防鍋。

シワにも血管にも危険な冬
糖化予防鍋で元気に暮らしましょう!

最後に、検査結果で落ち込んでいた後藤さんですが、
●ベジタブルファースト:食事で野菜を1番最初に食べること、血糖値上昇、糖化の予防効果が期待できます。
このベジタブルファーストを2週間続けた結果、D判定⇒C判定へ1ランクアップしたそうです。
頑張って続ければ、さらに良くなりそうですね。

思い当たる方は、糖化予防鍋で、ベジタブルファースト心がけてくださいね。