ゲンキの時間認知症予防【顔ヨガおいしいウサギとカメ体操&プクプク危機一髪のやり方】延村八重さんが伝授

顔ヨガおいしいウサギとカメ体操

健康カプセルゲンキの時間2020年1月5日放送はゲンキに若返り健康SP前編のテーマで「脳・血管・筋肉を強化」について紹介されました。
脳・血管・筋肉を強化について自宅でできる簡単健康法を教えてくれました。
教えてくれたのはお茶の水健康長寿クリニック院長 医学博士 白澤卓二先生と池谷医院 院長 循環器専門医 池谷敏郎先生です。

脳・血管を若返り

ゲンキリサーチャー:古坂大魔王さん なすなかにし(中西茂樹さん・那須晃行さん)

脳の老化セルフチェック

現在65歳以上の認知症患者数は、予備軍を含めて800万人以上!

□怒りっぽくなった
□外出が億劫になった
□同じ物を買ってしまう
□最近の事を思い出せない
□落ち込みやすくなった
□計画通りにできなくなる
上記の項目に1つでも当てはまったら、脳が老化している可能性があります。

脳の老化は45歳から始まると言われています。
資料提供:お茶の水健康長寿クリニック院長 医学博士 白澤卓二先生

脳を活性化!【顔ヨガ】で認知症予防

そこで体験するのは脳の若返りにつながると言う顔ヨガ。
教えてくれたのは、ヨガ講師 延村八重さんです。
手を動かすのと同時に顔の表情を変えます。

その効果を脳科学に詳しいお茶の水健康長寿クリニック院長 医学博士 白澤卓二先生に聞いてみると、
顔を動かす、手を動かす事は、単独では日常にあることですが、顔と手を同時に動かすデュアルタスクというのは、 日常ではあまりないので、脳はそのことに慣れていないとのことでした。

ということで、日常生活ではあまりしない動きをすることで、脳が刺激され若返りにつながるのです。

【顔ヨガ】おいしいウサギとカメ体操のやり方

1.黒目を左右に動かすのに合わせて舌も左右に動かします。
2.目線を向けた方の親指と小指を交互に立てます。

【顔ヨガ】プクプク危機一髪のやり方

1.フグのように頬を交互に膨らませます。
2.膨らませた側の手をパーに、反対側はグーで頬を触れます。
3.最後は頬に空気をためて、目をパッチリさせ息を吐きます。

顔ヨガのポイント:異なる2つの動きを同時に行う「デュアルタスク」
顔ヨガのポイント:まずは鏡を見ながら顔の表情の練習。
顔ヨガのポイント:顔の動きを覚えた後は、手を動かす練習。

実際に高齢者方々にに顔ヨガを指導している延村さんによると、
この顔ヨガは、顔の筋肉を動かすので、肌にハリを与えたり、表情が豊かになるんだそうです。

そこで、ゲンキチャレンジャー3名の方に、こちらの顔ヨガをやってもらい、脳の活動量の変化を見る実験で検証が行われました。

何もしていない状態だと、脳の活動はほとんど見られませんでした。
1.まずは顔のみを動かすと、脳の活動が少し活性しました。
2.手と顔の動きを追加すると、脳の活動が大きくなりました。
*この時、顔ヨガで脳の前頭葉が活性化!
前頭葉は脳の司令塔とも呼ばれ、感情や意欲、思考などを司る部分で、前頭葉が衰えると怒りっぽくなったり、外出が億劫になったりなど、将来認知症のリスクが高まってしまいます。
つまり、前頭葉の活性化が認知症予防に!

ラグビー日本代表の脳トレ

昨年のワールドカップで偉業を達成したラグビー日本代表ですが、プレッシャーのかかる試合中でも冷静な判断力を発揮するために、選手たちは特殊な脳トレを行っていました。

Q.テレサの娘が私の娘の母だったら私はテレサの何にあたる?
1.祖母、2.母、3.娘、4.孫娘、5.本人
A. 3.娘
このような問題を練習の前に出すそうです。
体を使ったトレーニング中に答えを考え、また再度問題文を確認できるのは、短い休憩時間のみ、そしてトレーニング後に答えを導き出したそうです。
その意図とは?冷静な判断力養うためだそうです。
このトレーニング法について白澤卓二先生は、筋トレをしながらクイズを解いたりすると、前頭葉と頭頂葉が連携し、判断力を鍛えるトレーニングになっているとのことでした。
ラグビー日本代表の脳トレの場合、記憶するクイズを考えるのは頭頂葉で、体の動き(筋トレ)は前頭葉が司り、この2つが連携し合うことで判断力の強化につながるそうです。

日常生活の中で判断力が低下すると、話を理解できず小さなミスが増えたり、物事を考える能力が低下したりして、積極性が失われます。
れらは認知症の初期症状の1つでもあるため、日頃から鍛えておく事が大切です。

ラグビー日本代表コーチ考案スペシャルトレーニング

ワールドカップ期間中に選手たちに出された問題がゲンキの時間で初公開されました。

Q.私は速すぎてあなたに見えません。でもみんなには私を見る事ができます。私は死ぬまで止まれませんでは私は何でしょう?
A.まばたき

日常生活での実践法

料理をしながらクイズを考えたり、散歩やウォーキングをしながらしりとりをしたりするだけでもOKなんです。頭と身体を動かして判断力を鍛えましょう。
ウォーキングで脳トレなら⇒ 世界一受けたい授業アルツハイマー病改善予防脳トレウォーキング法のやり方ブレデセン先生が紹介

サバで血管をを若返り

サバの脂の効果を教えてくれたのは、池谷医院 院長 循環器専門医 池谷敏郎先生です。
池谷敏郎先生によると、サバなどの青魚には豊富なEPAやDHAが含まれており、血管を若返らせる効果が期待できるとのことでした。
事実、血中のEPAの濃度が高い人ほど、心血管疾患による死亡率が3分の1に減るというデータもあるそうです。
青魚の中でもサバはEPAの含有量がダントツに含まれ、摂食するには良い食材なんです。

しかし、魚料理は手間がかかって面倒くさい!と言う方には、サバ缶がおすすめ!サバ缶1つで1日に必要なEPAやDHAを十分に摂る事ができます。

レンジで簡単!GABAサバ料理のレシピ

池谷敏郎先生によると、GABAとは、トマトに含まれるタンパク質で血圧を下げる効果があるそうです。

GABAサバ料理の材料

  • サバ缶:1缶
  • トマトソース:1缶
  • チーズ:お好みで

GABAサバ料理の作り方

1.器にサバ缶とトマトソースを混ぜ合わせます。
2.(1)を電子レンジで3分加熱し、仕上げにチーズをのせて出来上がりです。

これ簡単ですね!面倒くさがりの私にもできそうです^^;

最後に

私もヤバイ年齢に達しているので、今回は非常に役に立ちました。
筋トレやウォーキングをやっていますので取り入れていこうと思っています。
ゲンキの時間【血管若返りライズ・ストップ&ロアー&美尻にヒップエクササイズのやり方】
最後までお読みいただきありがとうございました。