【きょうの料理】神戸発 暮らしに寄り添う野菜おかず5品のレシピ

きょうの料理 レシピ 野菜おかず

きょうの料理2019年10月28日放送は「神戸発 暮らしに寄り添う野菜おかず」ということで秋の野菜を使った料理をおしえてくれました。
神戸海と山に挟まれた異国情緒あふれるこの街に美味しいお総菜を出すと評判の店があります。
教えてくれたのは、神戸の食堂兼総菜店店主 船橋律子さんです。

秋の野菜おかず5品のレシピ

講師:食堂兼総菜店店主 船橋律子さん
独学で料理を勉強し、野菜の味を引き立てる独特のメニューを生み出しています。
船橋律子さん「おじいちゃん、おばあちゃん、子どもまでみんなに美味しく味わってもらえる、
秋の野菜を使ったバラエティー豊かなおかずをご紹介します」

●船橋流 料理のポイント

1.味・食感・調理法が重ならない献立にする。
2.「下ごしらえ・下味をつける」など一手間を大切に。

以上のポイントを踏まえ秋の野菜を使った料理をおしえてくれました。

カリフラワーの肉巻きフライのレシピ

表面はサクッ、中のカリフラワーはコリッ!2つの食感が楽しめ、塩味でサッパリといただけます。

カリフラワーの肉巻きフライの材料(2人分)

カリフラワー(大):1/4個(150g)

  • 豚バラ肉(薄切り):6枚(120g)
  • 小麦粉:適量
  • 溶き卵:適量
  • パン粉:適量
  • レタス:適量
  • レモン(くし形に切る):適量
  • 塩:小さじ1/2
  • こしょう:適量
  • 揚げ油

カリフラワーの肉巻きフライの作り方

1.カリフラワーは軸を取り6等分に切ります。

2.豚肉を並べて広げ、塩・こしょうをします。
船橋流ポイント:下味をしっかりとつけてソースなしで素材の味を楽しみます。
3.下味をつけた豚肉でカリフラワーをしっかりと巻いていきます。
船橋流ポイント:豚肉を巻いてカリフラワーの美味しさを閉じ込めます。
4.3に小麦粉・溶き卵・パン粉の順に衣をつけていきます。

5.170℃の揚げ油で、上下を返しながらきつね色になるまで3~4分間揚げて出来上がりです。
器に盛り、レタスを添え、レモンをしぼっていただきます。
味付けは塩・こしょうだけカリフラワーの甘味と独特の食感が味わえます。

さつまいもと小松菜とひじきの煮物のレシピ

さつまいもと小松菜とひじきの煮物の材料(作りやすい分量)

  • 小松菜:100g
  • さつまいも(小)::1本(150g)
  • 芽ひじき(乾):20g
  • だし:カップ2
  • 酒:大さじ2
  • 砂糖:大さじ2+1/2
  • しょうゆ:大さじ1+1/2
  • 塩:小さじ1/4

さつまいもと小松菜とひじきの煮物の作り方

1.芽ひじきをたっぷりの水に30分浸して戻し、ザルに上げます。
2.1を流水で洗います。
3.洗ったら鍋に入れてかぶるくらいの水を入れて火にかけます。
船橋流ポイント:茹でることで、くせを和らげ、味をしみ込みやすくします。
4.沸騰したらザルに上げ、お玉などで押さえて水気を取り、鍋に戻します。

5.さつまいもは旬なので皮ごと1cm角、3cm長さの拍子木形に切り、1~2分水にさらします。
船橋流ポイント:水にさらすことで、アクを抜き、変色を防ぎます。

6.小松菜はざっくりと3cm長さに切ります。

7.ひじきを入れた4の鍋に、だし、砂糖、酒、しょうゆ、塩を入れ強火にかけます。
8.煮立ったら弱火にして10分間ほど煮ます。

9.8にさつまいもを加え、中火にして10分ほど煮ます。
船橋流ポイント:さつまいもの自然な甘さで砂糖を控えます。

10.9に小松菜を加え、サッと煮て(煮すぎない)出来上がりです。
冷まして保存容器に入れて冷蔵庫で4~5日間保存可能です。

かぶとりんごのマヨヨーグルトあえのレシピ

かぶとりんごのマヨヨーグルトあえの材料

・かぶ:(小1個(10g葉を除いた分量)
*かぶの葉は菜飯に使いますので捨てないでください。
・塩:少々
・りんご:1/4個(50g)
・マヨネーズ:大さじ1
プレーンヨーグルト(無糖):大さじ1
レモン汁:大さじ1/2
塩:少々
黒こしょう(粗びき):少々

かぶとりんごのマヨヨーグルトあえの作り方

1.かぶは皮をむき、薄いいちょう形に切ります。
2.かぶは塩でもみ、5分間おきます。
3.5分おいたら、しぼってしっかり水気を取ります。
船橋流ポイント:塩もみをして、余分な水分を出し、味が薄くならないようにします。

4.りんごは皮付きのまま、5mm厚さのいちょう形(かぶより少し厚め)に切り、塩水につけます。

5.ボウルにマヨネーズ、プレーンヨーグルト、レモン汁、塩、黒こしょうを入れて混ぜ合わせます。
6.5にかぶとりんごを入れて和えて出来上がりです。
船橋流ポイント:りんごの甘さと香りで調味料を控えます。

豆ときのこのカレーマリネのレシピ

豆ときのこのカレーマリネの材料(作りやすい分量)

  • エリンギ:2本(100g)
  • ためねぎ(みじん切りにする):1/4個
  • 水:90ml
  • 砂糖:大さじ1
  • カレー粉:小さじ1強
  • 塩:小さじ1
  • 顆粒スープの素(洋風):小さじ1
  • 酢:大さじ2+2/3
  • ミックスビーンズ(ドライパック):200g

豆ときのこのカレーマリネの作り方

1.エリンギは1cm角に切ります。
2.鍋にたまねぎ、水、砂糖、カレー粉、塩、顆粒スープの素を入れ、強火にかけます。
3.煮立ったら火を止め、酢を入れます。
これで酸味が引き立ちます。

4.別の鍋に湯を沸かし、1のエリンギとミックスビーンズを入れ軽く茹でます。
船橋流ポイント:茹でて、味をしみ込みやすくします。
5.4をザルに上げて、水気を切り、熱いうちに3のなべに加えて、合わせます。
6.5を冷まして、保存容器に入れ、冷蔵庫で半日間(約8時間)おいて出来上がりです。
*冷蔵庫で4~5日間保存可能です。

今回のレシピはきょうの料理 2019年10月号に詳しく掲載されています。

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最後に

独学で料理を勉強された船橋さんのこだわりが料理にも食材にもあるように思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。