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【きょうの健康】心不全 チーム医療で支える!緩和ケア

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きょうの健康 心不全 緩和ケア

きょうの健康今回のテーマは心不全!爆発的拡大に備えろ。6月13日は緩和ケア。
心不全は心臓以外にも抑うつや全身の痛みなど様々な症状が現れます。そういった症状に対処するのが緩和ケア。
今、心不全の治療で注目されています。
教えてくださるのは、日本心不全学会 理事長 筒井裕之先生です。
心不全の新しい診療ガイドラインの作成にあたりました。
司会は、黒沢保裕さんと岩田まこ都さんのお2人です。
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緩和ケア

「急性・慢性心不全診療ガイドライン(2018年公表)」で初めて心不全の緩和ケアの重要性が明記されました。
心不全の緩和ケアはステージCから行います。
Q.心不全の治療で緩和ケアが今注目されている?
筒井裕之先生「緩和ケアというのは、本来はがんの終末治療として発達してきたものですが、 最近では心不全など生命をおびやかす病気では緩和ケアの考慮が重要とされています。
心不全に対する緩和ケアは治療を中止するということではありません。
心不全の患者さんは身体的なまた心的な問題を多く抱えておられるますので、
そのような方に対して初期の段階から緩和ケアを使って対処していく事が今重要だと考えられています」

今回のポイント

●心不全にも緩和ケア
Q.心不全にも緩和ケアどんなことをする?
筒井裕之先生「症状の緩和・初期から治療方針を決めるといことがポイントになります」
心不全には代表的な症状である呼吸困難やむくみの他に心臓から送り出される血液が減ることで、 全身の倦怠感が起こります。
その他にも全身の痛みや食欲不振、抑うつ、便秘など様々な症状が現れます。
緩和ケアではそういった症状を緩和することが最適になってきます。
Q.食欲不振、抑うつ便秘なども心臓に関係する?
筒井裕之先生「呼吸困難むくみといった症状が目に見えるものですけれどもそれ以外に抑うつ不安、食欲不振、嘔吐、便秘などの互角の症状を訴える患者さんもおられます」
Q.食欲不振や便秘が起こるのはどうして?
筒井裕之先生「心不全になると体に余分な水分がたまってきます。肝臓に水分が増えてきますと肝臓の障害が起こってきます。
消化管にも水分がたまってむくみが起こってきます。
そうなると、悪心や嘔吐、食欲低下も起きるということになります。
また、心不全の治療の目的で、水分を減らすために利尿薬によって水分が減りすぎると便秘になることもあります
Q.抑うつはどうして起きる?
筒井裕之先生「自身の病気の不安や悩み、家族への心配などが抑うつの原因になっているといわれています。
心不全の患者さんが抑うつ症状を持ってしまうと予後も悪くなってしまうといわれています」

きょうの健康 心不全 緩和ケア

●チーム医療で患者・家族を支える
心不全の多能な症状に立ち向かうためチーム一丸となって取り組むチーム医療が注目されています。
Q.チーム医療具体的にはどういう体勢ですすめる?
筒井裕之先生「医師や看護師だけでなく、理学療法士、薬剤師、管理栄養士、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなどそれぞれの専門職の特性を活かして、
多職種で連携してチームとしてそれぞれの患者さんの治療にあたります。
多職種でチームを組んで医療にあたるので、こいうのを最近、「包括的心臓リハビリテーション」と呼んでいます。
包括的心臓リハビリテーションというのは運動療法だけでなく、
多特殊で患者さんのセルフケアなどを含む入院を防ぐための取り組みを一緒になって行う管理のことを言います」
Q.食欲不振や便秘といった症状はどう緩和させる?
筒井裕之先生「食欲不振の原因(悪心・嘔吐)の治療は薬が中心です。
心不全では、減塩が重要ですが、カロリーも制限すると食欲も落ちてしまうということがあります。
栄養管理は運動療法の面からも重要です」
心不全では、患者さんが自身で症状を記録することも大切です。
そこで使われているのが「心不全手帳」です。
心不全手帳は患者さん自身の自覚症状などを毎日記録できるようになっています。
心不全手帳の詳細及びダウンロードは、日本心不全学会の『心不全手帳』についてのページにあります。
Q.毎日記録することが心不全の治療にどう役立つ?
筒井裕之先生「自身の体調の変化に気付きやすくなります。低調にある情報を医師と共有することによって治療の質を上げることができます

●初期から考える治療方針
心不全の緩和ケア、もう一つのポイントは初期から治療方針を考えることです。
Q.初期から治療方針を決めておいた方が良いのはなぜ?
筒井裕之先生「心不全はがんと違い、経過を予測するのが難しい場合があります。
経過が良いと思っていても、急に症状が悪くなり、心不全の入院治療が必要になると言うことは希ではありません。
また急に悪くなって、本人や家族が意思決定できなくなることもあります。
このようなことを予測し、早い段階から家族も一緒に治療方針を決めておく、
家族が困らないようにしておくのも緩和ケアのひとつ。
患者だけで決めるのではなく、家族や医療従事者と相談することが大切。
アドバンス・ケア・プランニング:今後の治療やケアに関する話し合い。
Q.アドバンス・ケア・プランニング実際にはどうすすめていく?
筒井裕之先生「一種のステップに沿って行っていくということが推奨されています」
ステップ1.大切にしているものは何かを考える
例:
・家族の負担にならないこと
・痛みや苦しみを伴わないことなど
ステップ2.信頼できる人は誰かを考える
信頼できる人=治療やケアについて
自分の代わりに医療従事者と話し合って欲しい人
ステップ3.主治医に質問する
病状や予測される経過・具体的な治療などを主治医に聞く
治療の種類、治療のメリット・デメリット、病気の経過
特にその病気の終末期にどのようなことが起きるのかを含めて質問する
ステップ4.回復が困難になった場合を想定し話し合う
病状の悪化で自分の意思が伝えられない場合を想定し、治療や望みを話し合う
ステップ5.伝える
家族や周りの人との話し合いの内容を医療従事者に伝える
話し合った内容が変わった場合は改めて医療従事者に伝える

最後に

これまでの話によると高齢社会を迎えて高齢の心不全の患者さんが増えてきているそうですが、
どのような心不全の緩和ケアの継承体勢を作っていくかが今後重要になると思われますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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