【きょうの料理】つくろう!にっぽんの味47「千葉 ひじき」

きょうの料理 にっぽんの味 千葉県 ひじき レシピ

きょうの料理つくろう!にっぽんの味47と言うことで、47都道府県の新しい味をプロデュースするテーマで、5月27日は千葉県のひじきを使った新しい料理。
日本人になじみ深いひじき、煮物などでおなじみですが、食べ方がワンパターンと悩む方はいませんか?今回はひじきの新しい食べ方を紹介してくれました。

千葉県の新しいひじきの料理を教えてくださったのは、谷 昇さんです。
谷 昇さん:フランス料理店オーナーシェフ 素材を活かした力強い料理で日本のフランス料理界をけん引。
司会:廣瀬智美アナウンサー

今回のひじきの産地は、千葉県鴨川市。ここは全国有数のひじきの産地で、ひじき刈りは、春の大潮の時期のみ。
鴨川のひじきは、房州ひじきと言われ、太くて肉厚で江戸時代から貴重にされてきたそうですが、現在は、若い人達に人気がないとか。

ひじき

谷 昇さん「ひじき料理のコツは、磯の香りを引き出しすぎない」

ひじきのペペロンチーノ

出来上がりの画像などは、こちら

ひじきのペペロンチーノの材料(2人分)

  • 長ひじき(乾):100g
  • スパゲッティ:(1.7mm):160g
  • 赤とうがらし(ヘタと種を取り除く):2~4本
  • にんにく(薄切り):40g
  • 粉チーズ:適量
  • 塩:適量
  • オリーブ油:大さじ2

エネルギー(1人分):540kcal、塩分:3.2g

ひじきのペペロンチーノの作り方

▼下準備
1.ボウルにざるを重ねひじきを水につけてしんなりするまで洗い(もどさない)、水を切ります。
ポイント:もどさず2~3回水をかえて洗うだけでOK。
*戻しすぎると食感がなくなり、風味も味わいもダウンします。
2.パスタは、塩を加えた湯で、スパゲッティを袋の表示時間通りに茹でます。
▼作り方
1.フライパンにオリーブオイルを弱火で熱し、とうがらし、にんにくを炒め、そこにひじきとパスタを入れ、合わせます。
2.器に盛り、粉チーズをふりかけたらひじきのペペロンチーノの完成です。

廣瀬智美アナ「合いますね。本当に美味しい」

ひじきと鶏肉のパエリア

出来上がりの画像などは、投稿時点では、まだ掲載されていませんでした。

ひじきと鶏肉のパエリアの材料(4人分)

  • 長ひじき(乾):80g(上述通り洗っておく)
  • 鶏もも肉:1枚(300g)
  • 塩:2つまみ
  • にんにく(みじん切り):10g
  • 玉ねぎ(薄切り):1/2個分(80g)
  • オリーブ油:少々
  • ピーマン(赤):1個(60g/薄切り)
  • ピーマン:1個(30g/薄切り)
  • カレー粉:小さじ1
  • パプリカパウダー:小さじ1
  • 米:2合(360ml/洗っていないもの)
  • チキンスープ:540ml(540mlのお湯に対して、5.4gの顆粒チキンスープの素(中華風)を溶く)
  • 黒こしょう(粗びき):少々

エネルギー(1人分):510kcal、塩分:2.0g

ひじきと鶏肉のパエリアの作り方

1.ひじきは、上述通り洗い、米と同じくらいの大きさに切ります。
2.フライパンにオリーブ油を中火で熱し、塩こしょうした鶏もも肉の肉側の方から焼いて、両面焼き色がついたら一旦取り出します。
3.同じフライマンにオリーブ油を熱し、にんにくと玉ねぎを入れ弱火で炒めます(炒めすぎないこと)。
4.3のにんにくと玉ねぎの香りが出てきたら、ひじき、ピーマン(赤)、ピーマンを加えよく混ぜ合わせます。
5.4にカレー粉とパプリカパウダーを加え、全体に合わせます。
ポイント:ひじきとスパイスは相性がいい!!
6.5に米を入れ、よく混ぜ合わせます(油が足りない場合は、オリーブ油を足してもOK)。
7.6にチキンスープを入れて沸騰させます。
8.7が沸騰したら、鶏もも肉をもどし、黒こしょうをふり、このままごく弱火で20分間フタなしで煮ます。
今回の料理の詳細は、きょうの料理5月号をご覧ください。

最後に

鴨川市にある中学生生徒の多くのが「ひじき嫌い」と言っていましたが、今回の料理は、めっちゃうまいと言ってみんな完食していました。
ポイントは、もどしすぎないと言うところなんでしょうね。
ひじきのペペロンチーノの要領で、オリーブ油でひじきだけを炒めるのもヘルシーで美味しそうでした。
最後までありがとうございました。