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【きょうの健康】大腸がん 総力特集!「内視鏡で取り除け!」

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きょうの健康 大腸がん 内視鏡で取り除け!

きょうの健康5月21日は、大腸がん 総力特集!大腸に入れた内視鏡では、容易に大腸がんを見つける事が出来ます。
さらに内視鏡からは手術器具が出てがんを取り除くこともできます。
内視鏡でがんを抜き取ると同時に治療する事も可能なんです。
そこで今回のテーマは内視鏡で取り除け!
教えてくださるのは、広島大学 大学院 教授 田中信治先生です。
田中信治先生は、内視鏡使って34年、大腸がんの診断、治療のスペシャリストです。
司会は、黒沢保裕さんと岩田まこ都さんのお2人です。
関連記事は下記から
【きょうの健康】大腸がん 総力特集!「早期発見・早期治療」




内視鏡

田中信治先生「内視鏡が出始めた頃は動きが悪く、内視鏡も太いため、患者さんは本当に大変でした。
しかし、最近は内視鏡は細くなり、画像も鮮明になって、微小な病変も平坦な病変も発見できるようになりました」
「内視鏡は、ポリープやがんを切除する治療法としての目的で行われています」

内視鏡で取り除け!

●内視鏡治療 どこまで可能?
がんが見つかった場合、内視鏡治療が可能かどうかは、
大腸がんが、どの層まで深く入っているかで決定されます。
大腸壁の構造は、粘膜・粘膜下層・固有筋層・漿膜下層・漿膜の5つの層から成り立っています。
画像は⇒NHK健康チャンネル
上記のリンク先の下の方にある「検査で早期発見したい大腸がんのもと「大腸ポリープ」とは」を参照してください。
大腸がんは、進行するにつれて、粘膜から徐々に奥深くへと侵入していきます。
粘膜にとどまるまたは粘膜下層の浅い部分にとどまれば、内視鏡治療が行われます。

Q.その内視鏡の治療はどうする?
A.田中信治先生「がんとか腺腫が見つかった場合、内視鏡で治療します」
「大腸にできる病変は、腫瘍と非腫瘍があります」
*腫瘍:
・良性⇒腺腫
・悪性⇒がん
*非腫瘍⇒過形成性ポリープ

Q.こうした病変全てが内視鏡治療の対象になる?
A.田中信治先生「良性の腺腫であっても1cmを超える大きなものはがんを含んでいる可能性が高まるため、内視鏡治療の適用です」
「現在では、6mm以上の良性の腺腫が見つかった場合、内視鏡治療で切除します」
「6mm以下の小さな腺腫であっても、内視鏡で切除する方向に向かっています」
「がんの場合は、粘膜・粘膜下層の浅いところにとどまるものは、内視鏡治療を行います」
「過形成性ポリープの場合は、経過観察となります」

●がんの深さ・悪性度を診断
内視鏡でがんの深さや悪性度を診断するには、病変の表面構造ピットパターンを診ます。
ピットパターンの詳細は、こちら
Q.ピットパターンの他にがんの進行を判断する方法は?
A.田中信治先生「ピットパターンを診断する前に我々内視鏡医は、病変の形を診ています。これも非常に重要です」
「大腸がんには、隆起型と平坦陥凹(へいたんかんおう)型があります」
隆起型:粘膜下層以下に侵入する事は少なく悪性度が低いと考えられる。
平坦陥凹型:小さくてもいきなりがんになる粘膜下層以下への侵入が速く悪性度が高い。
「ピットパターンと病変の形を総合して判断しています」
「取り除いた病変は病理診断を必ず行い良性・悪性を判断します」
Q.病理診断というのは具体的にはどんなことを確認していくんですか?
A.田中信治先生「正常な組織とがんを比べて診断します」
◆病理診断
・がんの深さ
・組織の悪性度
・細胞がバラバラになっていないか
・リンパ管や血管に侵入

◆内視鏡治療↓
・がん化する可能性の高い腺腫
・病変が粘膜にとどまっているもの
・粘膜下層の浅いところにとどまっているもの
※内視鏡で病変を切除したから治ったと勘違いして、再診に来ない人がいる。
必ず病理結果を聞くために必ず再受診すること。
◆手術など↓
・粘膜下層の深い部分より下に進行
・転移が疑われるもの

●内視鏡治療3つのタイプ
内視鏡治療の方法は、主に3つあります。
1.ポリペクトミー
対象は隆起した病変で内視鏡のスネアと呼ばれる金属の輪をかけ高周波電流を流して焼いて切除します。
2.内視鏡的粘膜切除術(EMR)
病変が平たい場合に針で生理食塩水などを注入すると、火傷の水ぶくれのように病変が膨らみその膨らみにポリペクトミーと同じ方法で切除します。
3.内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
スネアの輪を超える2cm以上の早期がんが適応されます。
治療法は、ポリープや初期がんの大きさや形に応じて診察します。
Q.治療は痛くはない?
A.田中信治先生「大腸の壁には知覚神経がないものですから痛みを感じる事はありません」
「ですから、病変を切除する時は麻酔をかける事もありません」
Q.内視鏡治療には合併症を起こすことはない?
A.田中信治先生「希にではありますが、合併症はあり得ます。出血あるいは穴が開く穿孔(せんこう)という合併症があります」
「ただ、術中に起こった合併症に関しては、止血やクリップで対処できますので大きな問題はありません」
「ただ、極めて希ですが、内視鏡治療の数日後に穿孔が起こる事があるため、術後は激しい運動、暴飲暴食を避けるようにしてください」
Q.内視鏡治療後の再発はない?
A.田中信治先生「粘膜内にとどまるがん・腺腫は、適切な内視鏡治療をすれば再発はありません」
「他の場所に大腸がんが、できる可能性があるため、3年以内に次回の検査を受けることが一般的になっています」
「大腸がん検診の間隔は、個人個人の大腸がんのリスクによって異なります。
例えば、自分が大腸がんになった事があるとか、家族に大腸がんになった方がいる人は、毎年検査を行うと良いと思います」
今回の詳細については、きょうの健康5月号をご覧ください。

最後に

ESDという技術も開発されて日常診療で使われていますし、
初期がんで適応さえあれば、大きさに関わらず内視鏡で完全に取りきる事ができますし、根治できます。
ですから、進行した状態で見つかって、外科手術や抗がん剤の治療をするまでもなく、 優しい内視鏡治療で完治できるので、是非大腸がん検診を受けて早期がんの段階で受けるようにしましょう。
最後までありがとうございました。

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