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きょうの健康命を守れ!脳の血管“SOS”くも膜下出血これがサイン

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きょうの健康 くも膜下出血 症状
きょうの健康5月8日の放送は、くも膜下出血これがサイン。
発生すると3割が命を落とす、例え救命できても4割が要介護になる深刻な病気がくも膜下出血です。
自覚症状はなく、突然発症するとも言われていますが、実は前兆とも言える特徴的な症状がいくつかある事が分かっています。
そのサインとは何か?
くも膜下出血について教えてくださるのは、湘南慶育病院 院長 鈴木則宏先生です。
専門は、脳卒中・慢性頭痛・パーキンソン病
脳血管の病気のエキスパートです。
関連記事は、下記から
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くも膜下出血

くも膜下出血ってどこにあるかご存じですか?
脳は、外側から硬膜、くも膜、軟膜、くも膜の順に3つの膜に守られていて、その外側に頭蓋骨があります。
そのくも膜と、軟膜の間のくも膜下腔(くう)で出血するのが、くも膜下出血です。
脳の表面にある血管が何らかの原因で破裂すると、くも膜下腔に血液が流れ込み、その状態をくも膜下出血といいます。

くも膜下出血これがサイン

●血管の「コブ」に注意!
くも膜下出血では血管のコブを破裂させない事が重要です!
血管のコブ=未破裂脳動脈瘤と言います。
未破裂脳動脈瘤(りゅう)とは?
脳の血管のある部分が膨らんだ状態
脳の太い血管の枝分かれした部分が膨らむ事が多いです。
このコブが破裂しないままの状態のことを言います。
しかし、できたコブは、薄くなるので、血流に耐えられなくなり、破裂してしまう事があります。
すると、脳を包んでいるくも膜の下に血液がたまります。それがくも膜下出血です。
Q.血管にどうしてコブができる?
A.コブができる原因はまだ分かっていません。
*未破裂脳動脈瘤の原因
血管の分岐部にできやすい事から、血流が関係していると考えられています。
Q.未破裂脳動脈瘤を見つけるには?
A.MRA(画像診断検査)を使用して発見する事ができます。
非常に重要な検査になります。
*未破裂脳動脈瘤:破裂の恐れから、うつ状態になる人も結構多いそうです。
*動脈瘤(コブ):大きさ・形・場所などで、破裂のリスクが異なる事が分かってきています。
◆大きさと破裂の危険性(脳卒中治療ガイドライン2015)
・大きさ3~4mm(破裂率/0.36%)危険度1(ただし、破裂しやすい場所にできた場合、コブがいびつな場合などはリスクが高まるので注意が必要です)
・ 〃 5~6mm(破裂率/0.50%)危険度1.13
・ 〃 7~9mm(破裂率/1.69%)危険度3.35
・ 〃10~24mm(破裂率/4.37%)危険度9.09
・ 〃25mm以上(破裂率/33.40%)危険度76.26
*破裂率:1年の間にくも膜下出血が起こる確率

●注意!目の異変
血管にコブができる事により、目にある症状が現れる場合があります。
Q.前兆が目の異変として現れる?
A.コブが破裂した場合の症状:激しい頭痛、意識がなくなるなど
このような状態になる前に、目に下記のような症状が現れる事がます。
1.物が二重に見える(右の動眼神経が圧迫⇒右目の動きが制限)結果、左右の目で同じところを見られなくなるなって、物が二重に見えます。
2.まぶたが下がる(動眼神経:まぶたを持ち上げる筋肉を動かす働きが制限されるため)
3.瞳孔が開くなど(瞳孔を収縮させる副交感神経がコブにより圧迫されるため)⇒光をまぶしく感じる
眼球の動きをつかさどる=(未破裂脳動脈瘤は)動眼神経の近くににできる事が多いそうです。
上記の場合、コブが動眼神経を圧迫し、目の症状として表れる事があります。

●破裂を阻止!
未破裂脳動脈瘤の治療
・クリッピング術
未破裂脳動脈瘤の入口(ネック)をクリップで挟む治療法(挟む事で血液がコブに入らないようにする)
・長所:長期的な成績が明か、形に関係なく治療できる。
・短所:開頭の必要がある、脳の深い部分では治療が難しい。
・コイル塞栓術
未破裂脳動脈瘤にコイルを詰める方法
足の付け根からカテーテルを挿入⇒動脈瘤⇒コイルを詰める⇒コブの中に血栓ができる⇒破裂のリスクを下げる
・長所:開頭の必要がない、脳の深い部分でも治療ができる。
・短所:
長期的な成績が不明、
安定するまでに時間がかかる。
大型・形がいびつ・入口が広い場合適さない。

◆治療の検討
・脳動脈瘤が原因で症状が出ている。
・余命10~15年以上と考えられる場合など
・大きさが5~7mm以上
・大きさが5~7mm未満の場合でも、
・症状がある(神経症状など)
・破裂しやすい場所にある
・形がいびつ
などの場合は、治療を検討

さらに脳動脈瘤の治療として、
フローダイバーター留置術が2015年に保険適用になりました。
フローダイバーター留置術は、コイル塞栓術のように脳動脈瘤の根元にカテーテルでローダイバーターと呼ばれる特殊なステントで血液がコブの中に流れるのを防ぎ、それにより、コブの中に血栓を作り、破裂を防ぐことができるのです。
・長所:
負担が少ない。
大きな脳動脈瘤でも治療ができることが期待されています。
くも膜下出血の内容については、きょうの健康5月号に詳しく載っています。

最後に

くも膜下出血は恐ろしい病気です。
ですので、まず、自分が今、どのような状態なのかを脳ドックなどを受ける事を考えることが大事だと思います。
最後までありがとうございました。

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