【きょうの健康】腰痛対策姿勢の改善のやり方を矢吹省司先生が紹介!

腰痛対策姿勢の改善
2020年6月29日放送のきょうの健康で長引かせない!腰痛対策のテーマで「あなたの腰痛 どのタイプ?」について紹介されました!
あなたの腰痛 どのタイプ?について教えてくれたのは、福島県立医科大学教授の矢吹省司先生です。

あなたの腰痛 どのタイプ?

腰痛のタイプ

1)放置してはいけない、危険なタイプ。
2)脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなど進行すると歩行・排尿障害を起こすタイプ。
3)危険ではありませんが、長引くタイプ。
*慢性腰痛になることが少なくありません。

腰痛危険度チェック

1)じっとしていても痛みが続く⇒危険度大
矢吹先生によると、じっとしていても腰痛が続く場合は臓器の病気の可能性があるそうです。

腰痛を起こす臓器の病気

・潰瘍性大腸炎
・尿路結石
・子宮内膜症
・慢性膵炎
・膵臓がん
*早めに病院を受診し、原因となる病気を診断してもらうことが大切です。
血液検査、CT・MRIなどの画像検査で原因はわかります。
そしてその病気の治療を受けることが大切です。
2)背中が曲がってきた⇒危険
加齢に伴い、背中が曲がってきた場合、骨粗しょう症による圧迫骨折の可能性があります。
●骨粗しょう症による圧迫骨折
早ければ女性は50歳過ぎから、男性は70歳過ぎからが多いそうです。
自分で気がつかなくても人から「背中が曲がってきた」と言われたら骨折の危険性⇒整形外科を受診
3)お尻や脚が痛む・しびれる⇒要注意
4)脚のしびれにより長く歩けない⇒要注意
脚など下半身のしびれがある場合、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの可能性が高いそうです。
このような腰痛は下半身に影響し、歩行障害を起こしやすいそうです。
このような症状が現れたら、早めに整形外科を受診してください。MRI検査で診断できます。
5)体を動かしたときだけ痛む・腰だけ痛む⇒危険度低
このような場合、危険な腰痛の可能性は低く、あまり心配はないタイプです。

危険ではない腰痛の場合

腰の椎間関節や筋肉などが原因の腰痛である可能性が高く、神経に影響しない腰痛のため、進行する可能性は低く、危険ではない腰痛です。
このようなタイプの腰痛患者は多く、腰痛全体の約60~80%だそうです。
ほとんどの腰痛は1ヶ月以内に自然に治ることが多いですが、1ヶ月以上改善しなければ整形外科を受診してみてください。
なぜなら腰痛がなかなか直らないとストレスや不安を抱えることになり、それが脳に影響し、だらだら痛みが続く慢性腰痛になりやすいと考えられているそうです。
慢性腰痛になる分かれ目は3ヶ月ですので、そうなる前に是非受診してみてください。

【危険ではない腰痛】対策

・姿勢の改善
・安静にしない
ウォーキングなど適度な運動
⇒日常的にウォーキングなど行うと脳で「ドパミン」が放出されて痛みを抑える仕組みが働くそうです。
つまり痛いからとずっと安静にしていると、痛みを抑える仕組みが働かないので逆効果になってしまいます。
仕事などできる範囲で通常の生活を続けます。
上記のため、仕事や家事など普段通りの生活を続けることが大事になります。
楽しいこと・リラックスできる時間を作ります。
ストレスの軽減や予防もドパミンの放出を維持させる働きがあります。
音楽、本を、映画、アロマの香りなど好きなことなら何でも良いので行いましょう。
特にデスクワークなど、長時間座る人は姿勢が悪いと腰痛を起こしやすいです。
また、座って作業⇒次第に前屈みになりやすくなり、腰痛の原因になります。
背もたれにずっともたれかかっても腰に負担がかかり、腰痛になりやすいです。

腰痛対策姿勢の改善のやり方

1)たたんだバスタオルなどを用意します。
2)タオルを腰と背もたれの間に挟みます。
3)タオルにもたれるように座ります。
矢吹先生によると、こうすることで自然と良い姿勢になるそうです。
ポイント:1時間に1回は休憩し、背伸び、ヒザの屈伸など少しでも動くようにします。
今回の詳細についてはきょうの健康2020年7月号に掲載されています。

まとめ

私も危険ではない腰痛だと思われるで、下記にある壁ドンストレッチを毎朝行っています。
すると1日腰痛はないです。
今でしょ!講座【腰痛改善!壁ドンストレッチのやり方】銅冶英雄先生が紹介!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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