ゲンキの時間【小腸の不調SIBO予防法Jさすりのやり方】江田証先生が紹介!

小腸の不調SIBO予防法Jさすり
2020年5月24日放送の健康カプセルゲンキの時間はお腹のトラブルの真犯人!小腸について紹介されました。
突然ですが、お腹の張りや下痢、便秘に困っていませんか?
現在20歳以上の日本人の7人に1人、約1200万人がお腹のトラブルに悩まされているそうです。
しかも現在のように自宅にこもる生活が続くとお腹の調子が悪くなるひとがさらに増えるというんです。
そんなお腹のトラブルに実はきんねん意外な臓器がトラブルの原因であると分かってきたそうです。
それが江田クリニック院長医学博士江田証先生によると、「小腸」だそうです。
小腸と言ってもどんな働きをしているのか分からないですよね。
小腸について教えてくれたのはの江田クリニック院長医学博士江田証先生です。

お腹のトラブルの真犯人!小腸

お腹のトラブルに悩むゲンキチャレンジャーは、
・深谷さん(56)女性:少し食べただけで食後にお腹が出る。
・木川さん(59)女性:30年間便秘。
・角さん(59)男性:下痢。
小腸は体の中で一番長い臓器で日本人の平均の長さは約6~8mあります。
小腸が長い理由は江田証先生によると、小腸は余すことなく栄養を吸収しなければならないので長いそうです。
口から入ってきた食物は胃の中で2~3時間かけて胃酸によって消化されます。
そして小腸では消化物をさらに細かく分解し、約5~8時間かけて身体に必要な栄養を吸収しするため長いのでます。
ちなみに大腸では小腸で吸収しきれなかった残りの消化物の水分が吸収され便となり排泄されます。

小腸の病気SIBO

深谷さんのお悩み少し食べただけで食後にお腹が出るのは「胃下垂」と思っているようです。
実はこれ大間違いで江田証先生によると、食後にお腹が出るのは胃下垂など胃が原因と思っている人が非常に多いそうです。
胃下垂とは:胃が下に伸びて垂れ下がっている状態のこと。
しかし、下に伸びているだけで胃は前には出ないのでお腹が出ることはほとんどないそうです。
江田証先生によると、深谷さんに「SIBO」の可能性が高いと考えられるとのことでした。
SIBOシーボとは:「Smaii Intestinal=小腸内」「 Bacterial=細菌」「Overgrowth=増殖症」の略。
日本語にすると「小腸内細菌増殖症」という意味で、小腸内に腸内細菌が過剰発生する病気です。
そもそも腸内細菌は消化できない食物を栄養物質に作り替える私たちの身体になくてはならない存在です。
しかし、この腸内細菌健康な人の場合、大腸:約100兆個・小腸:約1万個とその多くは大腸にいて小腸にいるのはごくわずかです。
ところがその小腸の中で細菌が増えすぎることがあるそうです。それが「SIBO」。
増殖するのがたとえ善玉菌であってもお腹のトラブルにつながるそうです。
過剰に発生した小腸内の細菌⇒食物をエサにして大量のガスを発生させるそうです。
小腸で発生したガス=お腹が出る原因。つまり深谷さんのように食後にお腹が出る人はSIBOの可能性が。

SIBOチェック

・少ししか食べてなくてもお腹が張る
・下痢気味または便秘気味
・頻繁に腹痛がある
・おならがよく出る
・お腹がよくギュルルルと鳴る
以上のに当てはまる項目が多いほど、SIBOの可能性が高くなるそうです。
江田証先生によると、細菌が発生させるガス自体がお腹のトラブルの引き金になることがわかっているそうです。
小腸で発生したガス⇒腸全体を刺激し、便秘や下痢などお腹のトラブルを引き起こすそうです。
・大腸の働きを過剰にする。
・大腸の働きを抑制する。
江田証先生によると、SIBOはお腹だけでなく全身の不調に繋がるそうです。
小腸には免疫を司る細胞が密集していてSIBOになるとガスの影響で免疫機能が低下し、様々な病気の引き金になるそうです。
SIBO⇒免疫力低下⇒風邪など引きやすい体になってしまうそうです。

SIBOになってしまう原因とは

ストレス
ストレスを受けると、小腸が食べ物を移動させる機能が低下し、食物が小腸の中にいる時間が長くなっていまいます。
すると、その食べ物が小腸内の細菌のエサとなり細菌が増殖してしまい、ガスを大量発生させ、お腹のトラブルを引き起こしまうのです。
ヨーグルトの糖質
江田証先生によると、発酵食品はお腹の調子を整えると考える人が多いと思いますが、実はお腹に不調がない人には効果的だそうです。
しかし、便秘・下痢・お腹の張りなどで悩んでいる人の場合、ヨーグルトに含まれる糖質(二糖類)が細菌のエサとなり、小腸内の細菌やガスを増やしてしまうそうです。
他にもガスを発生させやすい糖質を含む食物は以下の通りです。
・パスタ(オリゴ糖)
・パン(オリゴ糖)
・リンゴ(単糖類)
・玉ねぎ(オリゴ糖)
・納豆(オリゴ糖)
・にんにく(オリゴ糖)

Q.腸に良いこんにゃくは?
江田証先生によると、こんにゃくに含まれる糖質は細菌のエサになりにくいそうです。
実はガスを発生させにくいのは米だそうで、米の糖質(多糖類)は小腸でガスを発生させにくい性質を持っているそうです。

Q.お腹がよくギュルルルと鳴るのは?
小腸で発生したガスが動く時にギュルルルと鳴るそうです。
江田証先生によると、お腹の症状で悩んでいる人がギュルルルと鳴るとSIBOの疑いがあるそうです。
なので、お腹の病気でない方がギュルルルと鳴るのは特に問題はないそうです。

Q.他にSIBOになる原因は?
・間食⇒小腸は空腹時にさざ波のように動いて食物を送るそうです。
なので間食をすると、小腸に残りやすくなり、細菌のエサになってしまうそうです。
⇒小腸の細菌がガスを発生させ、SIBOの引き金になるそうです。

お腹のトラブル解決!4つのSIBO予防法

1.食事前に歯を磨くべし!

食事前の歯磨きは口の中の細菌を体内に入れないためSIBOの予防になるそうです。
口内には多くの細菌が潜んでいて、口腔内には小腸内でガスを出す種類の細菌がいるそうです。
なので食前に歯を磨くことで細菌を飲み込むのを防ぎます。

2.適度に立つべし!

立つ事で胆汁の分泌量が増えるそうです。
胆汁には小腸内の細菌の増殖を抑える働きがあるそうです。
時より立つことで胆のうの収縮がスムーズになり胆汁の分泌量が増加するので、1時間に1度は立つのがおすすめだそうです。

3.腹巻きをするべし!

お腹を温めて血流を良くするのがポイントだそうです。
お腹を温める事で血流が良くなり小腸の粘液が増加するそうです。
すると小腸の働きを活発に!⇒温かい飲み物でも良いそうです。

4.Jさすり

1.おへその左上5cmからJを描くようにさすります。


2.強さはお腹が少し凹む程度で行います。
3.これを朝晩5回ずつ行うだけです。
小腸に刺激を与えることで運動機能が向上!食物をスムーズに移動させ、小腸内の細菌の発生を防ぐそうです。
その他ウォーキング

小腸や大腸を動かす筋肉(骨盤底筋)が弱まると、便やガスが小腸に停滞してしまうため、
軽いジョギングやウォーキングは腸を支える筋肉を刺激し活性化させるそうです。
江田証先生によると、激しい運動は腸には良くないそうです。

最後に

健康に良いと言われる食べ物が小腸の細菌のエサになるというのは驚きですね。
私の場合はおならがよく出るが該当しました(*^_^*)
あとジョギングやウォーキングは今の時期はなるべく人が少ない早朝などに行うと良いでしょうね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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