健康カプセル!ゲンキの時間花粉症・インフル原因は体温低下!温活で守る

健康カプセル!ゲンキの時間 花粉症 インフル 温活
健康カプセル!ゲンキの時間2月24日放送は、風邪もアレルギーも元凶は「体温低下」!?ということで、万病から身を守る今回のテーマは「温活」のススメが紹介されました。見逃した方へ簡単に紹介しています。

温活

東京有明医療大学 保険医学部 鍼灸学科 教授 医学博士 川嶋朗先生によると、「体温が下がると、血流も滞ります」
ということは「血液中の酸素、栄養素、老廃物、免疫細胞そういったものが全て滞ってしまう」
そうなると「あらゆる病気の原因になりかねない」
ということで、体温低下は危険信号です!
放っておけば体の隅々まで血液が運ばれなくなり、冷え・アレルギー・肌荒れ・肩こり・インフルエンザ・内臓系疾患など様々な病気になる可能性があります。

今回のゲンキリサーチャーはレッド吉田さんです。

今回のドクターは、東京都 港区 麻布ミューズクリニック 名誉院長 医学博士 渡辺賀子先生です。
渡辺賀子先生「結果的には、身体の中心部が温かい状態でサラサラした十分な血液が全身を巡っていると手足まで同じような温度が保たれる」
「現代人は熱を作れなかったり、作った熱を配れないことがある」

●理想の体温:36.5~37℃

熱を作れない・配れないとは?

今回、番組の出演された一般の方達は、女性2人と男性1人の合わせて3人の方達です。

3人は、東京都 品川区 サーモセルクリニック移動し、25℃の部屋で1時間ほど体を慣らしてもらい、全身6箇所の皮膚の表面温度を測定します。
そして、その後、直腸から深部体温も測ります。
健康的な人の体温は、深部体温:37.62℃、右手甲:36.4℃、左手甲:36.4℃、右太もも:36.4℃、左太もも:36.4℃、右足甲:36.3℃、左足甲:36.3℃でした(午後4時に測定)。
深部体温(理想37.62℃)と内蔵機能や代謝に最も適した温度37度台に保たれています。

では、上述の3人の結果は?
●小川さん66歳 女性:深部体温:37.58℃、右手甲:36.4℃、左手甲:36.3℃、右太もも:36.7℃、左太もも:36.4℃、右足甲:36.0℃、左足甲:35.9℃でした。
渡辺賀子先生「小川さんは、熱は作れているが、配れていないタイプです」

配れていないタイプとは?
深部体温37.58℃と比較的高いですが、健康な人と比べて両足の甲が低くなっています。

レッド吉田さん「しっかり体温を作っていても、末端に行かないことがあるんですか?」
渡辺賀子先生「末端に行かないのは、心身のストレスが原因になっています」

正常だと、末端まで熱が伝わりますが、プレッシャー(精神的ストレス)や、肉体疲労(肉体的ストレス)が加わると、末梢血管が収縮し、末端まで血液が届かず、うまく熱を配れなくなります
小川さんの原因は、「孫とか娘とか、いろんなことを言ってきます」
レッド吉田さん「娘さんが天敵だと?」小川さん「はい(笑)」

筋肉=ポンプ機能:しかし、運動不足などにより、の筋肉を動かしていないと、足の血流が悪くなり、熱を配れなくなります。

熱を配れないタイプ
■ストレスを感じやすい
■湯船に浸かる習慣がない
■夜更かしが多い
これらの1つでも当てはまれば、熱を配れないタイプの可能性があります。

●斉藤さん男性(47歳):深部体温:37.32℃、右手甲:36.8℃、左手甲:36.89℃、右太もも:36.7℃、左太もも:36.6℃、右足甲:36.4℃、左足甲:36.4℃でした。
渡辺賀子先生「男性は、これからの年齢で、動脈硬化という心配があります」
●「特に、タバコを吸う男性要注意です」
レッド吉田さん「斉藤さんタバコは?」斉藤さん「吸います・・・」
タバコ:動脈硬化の原因のひとつ。血管を収縮させ、動脈硬化を引き起こします
足に動脈硬化が起こる(閉塞性動脈硬化症):動脈硬化が進行し、血管が細くなる血管病、足先まで十分な血液が届かず、熱が運べなくなります。
片足だけ冷たくなるなど、実感がある方は、動脈硬化が疑われるそうです。

●宮本さん女性(49歳):深部体温:37.19℃、右手甲:36.4℃、左手甲:36.59℃、右太もも:36.4℃、左太もも:36.4℃、右足甲:35.5℃、左足甲:34.1℃でした。
深部体温が標準より低いため熱が充分作れない証拠。もう一つ渡辺賀子先生が気になったところ足の甲の温度が他の部位より1℃近くも低い

渡辺賀子先生「宮本さんはちょっと心配ですね」
熱を作る、作った熱を配る両方が低下しているのではないかと思います」

熱を作る・配る両方が低下?いったいどういうことなのでしょうか?

「中心部の温度が充分に保たれていないと、手足に熱を配る余裕がなく、末端に行くほど冷たくなる」
宮本さんの場合、十分な熱を作ることができない、熱を配ることができない。
宮本さん「ずっと立っていると、足が痺れてくる」

熱を作るためには?渡辺賀子先生「熱を作って、体温を維持するためには、しっかり筋肉を使って、運動するのが大事です」
運動不足により筋力の低下だと言うことです。
案の定、宮本さんには、運動習慣がありませんでした。

体温を上げる方法

筋肉は、熱の60%を作り出しています。
●体温を上げる方法①
中でも太ももの筋肉は、身体で一番大きいので熱を作るためには、太ももを鍛えるのが一番効率的です。
●熱を作れない理由
渡辺賀子先生「過度のダイエットや偏った食生活です」
●体温を上げる方法②
「バランスの良い食生活を続けていただきたいが、中でも高タンパク食材で多くの熱を作る」

熱を作れないタイプ
■朝ご飯を食べない
■運動習慣がない
■比較的細身だ

渡辺賀子先生おすすめは「リラックスは大事な温活」
「温めることは、現代人にとって大事なことです」

番組では、温活のため訪れたのは、神奈川県 横浜市 S天然温泉 SPA EA

天然温泉 SPA EASには、岩盤浴、サウナ、温泉、カフェがあり、温活におすすめなのが岩盤浴です。

岩盤浴:遠赤外線効果で身体の芯から温まり、リラックス効果もあります。
渡辺賀子先生「いきなり高温のサウナとかお風呂に入ると、体は痛みと同じように熱さを危険と感じて、交感神経優位になって、末梢血管が閉じてしまいます」
だから「最初は熱いと感じない程度で、温めるのはとても良いと思います」

レッド吉田さんはリラックスしすぎて眠ってしまいました(笑)

温活ツボ

続いての温活は、足の冷えに効くツボ(温活ツボ)です。
●三陰交(さんいんこう):内くるぶしに小指をあて(4本指で)、人差し指の第2関節あたりにあるツボ
グラン治療院 鍼灸師 川崎真澄さん「身体全体を温めるツボになっています」

医学博士 川嶋朗先生「下半身の血流促進効果、足の指先の冷えに効きます」

ツボを押す方の脚を前に出し(床に座って)、ツボを押しながら上体をツボを押している方の足に倒してツボを押しながらストレッチをするのも効果的です。

続いては、カフェ?

鍼灸師・栄養士 富塚さくらさん「食べるお灸という温活スイーツ」
●温活スイーツとは?ヨモギの白玉ぜんざいでした。
レッド吉田さん「中にもあんこが入っている。美味しい」
渡辺賀子先生「ヨモギは漢方では、艾葉(がいよう)という生薬で、内側から温める効果と止血作用があります」
「小豆(あんこ)は、血流促進効果のある栄養素、サポニンが含まれ温活効果UP」
市販されているヨモギ饅頭やよもぎ餅、ヨモギ入りのお茶(楽天市場へ)でもおすすめで、ヨモギにはリラックス効果もあるそうです。
自宅での温活は、お風呂の湯船です。
東京都市大学 人間学部 医学博士 早坂信哉先生「身体を芯から温めるには39~40度で15分程度。入浴剤を使えば10分程度で温まります」
●健康カプセル!ゲンキの時間出演者の温活
渡辺満里奈さんの温活「靴下を履いて寝る・重ねて履く」
ゲンキスチューデント滝裕可里さんの温活「関節のマッサージ」
三宅裕司さんの温活「朝の白湯・生姜湯を飲む」

おすすめの温活法

三宅裕司さんが行っている温活
●朝の白湯の効果
渡辺賀子先生「朝の白湯は、胃腸を温めて食欲が増し、朝食の消化を促し、代謝UP」
●生姜の効果
「胃腸の血流促進、身体の内側から温まります」
渡辺満里奈さんが行っている温活:靴下の効果
渡辺賀子先生「作った熱を逃がさないのは大切、肌を出さないようにするのがポイントです」

滝裕可里さんが行っている温活:温活ツボ:爪の生え際にある井穴(せいけつ)
渡辺賀子先生「自律神経のバランスを整える、爪の生え際から第1関節を指の横を親指と人差し指で挟んで揉むと血流UP」

温活女子会の皆さんが飲んでいる●温活ドリンク
熱を作れない方・配れない方必見!簡単に続けられる温活です。
参加者の岩重さん「今まで冷えてて寝つきが悪かったのが改善し、ずっと眠れるようになりました」
他にも
・お通じが良くなった
・汗をかけるようになった
・風邪をひきにくくなった
など、効果を実感している皆さんです。
参加者の1人「温活は、簡単に楽しんでできるので、続けられます」

温活女子会おすすめ
飽きっぽい方でも続けられる温活Best3

・1位:効果抜群!簡単デリシャス温活ドリンク
レッド吉田さん「美味しい。胃の中がポカポカしてきました」
渡辺満里奈さん「ポカポカしてきました」
●温活ドリンクの作り方
温かい豆乳:200mL
ターメリック:小さじ1/4
はちみつ:小さじ2
シナモン:適量
豆乳に以上のものを入れて混ぜるだけです。
渡辺賀子先生「豆乳は、多くの熱を作る良質なたんぱく質、女性ホルモンと近いイソフラボンも豊富です」
「ターメリックは、強力な抗酸化作用で血液がサラサラに、血流が良くなり熱を配ることができます」
「シナモンは、末梢血管の拡張作用があり、血流改善効果が期待できます」
・2位:ながらスクワット(筋肉をつけた方が温かい)
●ながらスクワットやり方:
足を肩幅に開き、膝と太ももが水平になるまで腰を落とします。
膝がつま先より前に出ないようにします。
バランスを崩さないように、腕を前に出してバランスを取ります
温活女子会の皆さんは1日10回を目標に行っているそうです。
渡辺賀子先生「太ももの筋力UPで温活効果大!」
3位:ヨモギ系の温めグッズ(楽天市場へ)

まとめ

花粉症・インフルの原因は体温低下
・温活で身体を守りましょう
●現代人の体温低下の理由
・プレッシャー(精神的ストレス)や、肉体疲労(肉体的ストレス)のストレスによる末梢血管の収縮
●熱を配れない男性特にタバコを吸う人は動脈硬化の原因のひとつ

●熱を作れない理由
・過度のダイエットや偏った食生活

●体温を上げる方法
筋トレ:特に太ももを鍛える(ながらスクワットなど)

●熱を作れないタイプ
■おすすめの温活
・リラックスは大事な温活
・岩盤浴
・温活ツボ(三陰交)
・温活スイーツ・食べるお灸(ヨモギと小豆を使用したスイーツ、ヨモギ饅頭などヨモギ入りのお茶でもOK)
・お風呂(39~40度で15分程度)
・朝の白湯、生姜湯
・靴下
・井穴(せいけつ)のマッサージ
・温活ドリンク(豆乳、ターメリック、シナモン)
・ながらスクワット
・ヨモギ系の温めグッズ

最後までありがとうございました。

モバイルバージョンを終了