【きょうの健康】糖質を減らす長所と短所とは?サルコペニアが怖い?

きょうの健康 糖質 食べ過ぎ

きょうの健康2019年11月25日放送は食欲の秋!食と健康スペシャルというテーマで今回は、「“糖質”ってどうなの?」が紹介されました。
毎日の食事に欠かせない“糖質”でも今の食べ方でいいんでしょうか?実は最近の研究で糖質をどれくらい摂れば長生きにつながるのか?
それが明らかになりつつあります。
糖質について教えてくださったのは、慶応大学 教授 伊藤裕先生です。

“糖質”ってどうなの?

講師:慶応大学 教授 伊藤裕先生「専門は肥満・糖尿病・高血圧・腎臓病」
糖質との賢いつきあい方を押してくれました。
キャスター:黒沢保裕さん・岩田まこ都さん

糖質が多い食品:
ごはん・パン、めん類、いも類、甘いお菓子・ジュース、果物など

“糖質”ってどうなの?今回のポイント

重ね食いがやめられない!

ごはんにおかずがあるのに、ラーメンなども一緒に食べてしまう・・・。という黒沢保裕さん。
ラーメンにごはんや、うどんにおにぎりなどの重ね食い(糖質の摂り過ぎ)は肥満につながります。
肥満とは:エネルギー=消費<摂取⇒余った分が脂肪に

三大栄養素には、炭水化物・タンパク質・脂質の3つがあります。
炭水化物は、糖質(エネルギー源)と食物繊維に分かれます。
摂取した糖質は、ブドウ糖に分解され、小腸から吸収されます。
小腸⇒ブドウ糖⇒血管⇒脳・筋肉で消費
糖質を摂り過ぎると血管⇒肝臓(グリコーゲンとして貯蔵)⇒余ったブドウ糖⇒脂肪に変化します。
ラーメンにチャーハンは美味しいですが・・・。肥満・糖尿病に

丸ごとケーキがやめられない!

丸ごとケーキがやめられないという岩田まこ都さん。
ケーキを丸ごと食べるのが楽しみなんだそうです^^
甘いものの摂りすぎ⇒血糖値が急上昇(食後高血糖)
食後高血糖は糖尿病・動脈硬化になりやすくなります。
甘い⇒砂糖・ブドウ糖・果糖など

●血糖値を急に上げないコツ
・バランスの良い献立
・1日3食規則正しく
*朝を抜いたり、ドカ食いはNG
・食物繊維を多く摂る
*腸内細菌のエサとしても注目されています。
・玄米や全粒粉のパンを
●伊藤先生の食事の工夫
・ゆっくり20分かけて食べる
・品数を多くする

減らせばいいの?

糖質を減らすと血糖値は上がりにくくなります。
ブドウ糖も減る⇒体重減少も期待できます。

●糖質を減らすと心配されること
・栄養不足
・サルコペニア(筋肉減少)
・献立を考えるのが難しい
・糖尿病の方は血糖値が下がりすぎる(低血糖)
伊藤先生によると、
糖質を極端に減らす
自己流の偏った献立はすすめられないそうです。

日本人の炭水化物摂取量の割合:平均50~60%

今回の詳細についてはきょうの健康2019年11月号に掲載されています。

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最後に

糖質は我々が一番使いやすいエネルギーです。
しかし、摂りすぎると肥満や糖尿病になりやすいので、
逆に極端に減らすと栄養不足に・・・。
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糖質とは難しいですが、うまく付き合わなければなりませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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