【ガッテン】心疾患&糖尿病をWで予防!知られざる栄養素「マグネシウム」のマル秘パワー

ガッテン マグネシウム 心疾患 糖尿病

2019年9月4日放送のガッテンでは、心疾患&糖尿病をダブルで予防できるという知られざる栄養素「マグネシウム」のマル秘パワーが紹介されました。
近年マグネシウムが重大な病気の予防につながることが分かってきました。
栄養素栄養素と言えば、ビタミンや脂質、たんぱく質、炭水化物など様々なものがありますが、今回紹介されたはこれまであまり注目してこなかった日陰の存在だったマグネシウム。
マグネシウムについて教えてくださったのは、旭川医科大学 教授 長谷部直幸先生です。

知られざる栄養素マグネシウムのマル秘パワー

エネルギーを作ってくれる酵素をパワーアップしてくれるマグネシウムは、私たちの体の中の血液や骨、細胞などあらゆる場所に存在しています。
そのため、マグネシウムを摂取することで、スタミナ不足の解消や片頭痛の予防にも効果的といわれています。
さらに近年になってマグネシウムが2つの重大な病気の予防につながることも分かってきたのです。
酵素は血管の中にもあり、血管を広げる働きがありますが、マグネシウムを摂取することでパワーが出て、スムーズに血管が広がるため高血圧にならずに済むので、心疾患が予防できます。
血管のすぐ近くにある筋細胞の中でも働いている酵素は、血管から細胞へを迎え入れる働きをしています。
そのためマグネシウムを摂取することでパワーが出て、血液中のがどんどん減って、糖尿病を防ぐことができます。

心疾患と糖尿病これら二つの病気が予防できることはデータとしてもきちんと確認されております。
国立循環器病研究センターが2017年に発表したデータでは、全国8万5000人を対象に食事と病気の関係を15年間追跡調査しましたするとマグネシウムの摂取量が多い人ほど心疾患の発症率が低くなっていました。それも3割も減っていました。
糖尿病の調査を行ったのは九州大学の研究チーム。糖尿病とマグネシウムの関係を明らかにしました。
約2000人を対象にした調査でマグネシウムを多く摂っている人ほど糖尿病の発症率が約4割も減っていることを確かめました。

鉄分が足りないからレバー食べようとか骨のために牛乳飲もうとはよく言いますよね。

そう、鉄分不足やカルシウム不足などはよく聞きますが、マグネシウム不足なんて聞いたことがありませんよね^^;

実はマグネシウムは、体の中に大量に含まれてはいますが、ちょっとしたことで失われやすい栄養素でもあるんです。

●そのあるちょっとしたこととは?
それはストレスでした。
ストレスがかかると失いやすい栄養素「マグネシウム」意識して積極的な摂取が必要!

マグネシウムが豊富な食べ物

のり・わかめ・ひじき・マグロ・カキ・あさり
アボカド・バナナ・落花生・アーモンド・ココア
玄米・豆腐・納豆・生そば・ほうれん草
以上のような食材ですが、若い年代ほど摂取量が少ないそうです。

●1日のマグネシウム摂取推奨量
男性:約350~370mg
女性:約260~280mg
※世代によって異なります。

●1日の不足分(20代~80代の平均値)
男性:1日約100mg
女性:1日約50kg

●マグネシウムの含有量
納豆1パック:50mg
豆腐半丁(150g):75mg
アーモンド(25g):72mg

マグネシウム摂取の注意点

マグネシウムは細胞の中にあるため、食材を細かく切ってしまうと、そこから漏れてしまいます⇒挽き割り納豆より粒の大きい納豆の方が多
また、マグネシウムは水に溶けやすい⇒洗うとどんどん失われてしまいます。
なのでほうれん草でおひたしを作る場合、茹でてから切るのではなく、食べやすい大きさに切ってからレンジでチンします。
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※マグネシウムが豊富な食材は元のままで摂るのが基本だそうです。
玄米は精米してしまうと9割方マグネシウムが減ってしまうそうです。

マグネシウムが含まれている食材なら、カリウムや鉄などの栄養も同時摂取可能ですので、是非普段の食事に取り入れてください。

Q.マグネシウムは熱は大丈夫?
水には流れますが、熱にはそれほど弱くないそうです。
また、マグネシウムは(食事からの摂取では)ほとんど摂り過ぎの弊害はないそうです。
ただし、腎臓に持病をお持の方は医師の指導にしたがってください。
健康な人はマグネシウムの摂り過ぎで問題が起きることはまずないと言うことでした。

ただし、サプリメントによる摂取には上限があります。

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サプリメントに表示されている1日の上限を守らないと、下痢などの副作用がある場合があるそうです。

サプリメントは使用方法をきちんと守ってとりましょう。

最後に

マグネシウムは一般人の私には全く知識がなかったです(私だけかも^^;)。
でも、お医者さんから言うと常識だそうです。
心疾患や糖尿病が心配な方は病院で聞いてみると良いかも知れませんね。
ただし、腎臓が悪い方は摂り過ぎに注意しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。