【健康カプセル!ゲンキの時間】もの忘れ外来認知症は初期なら治せる!

認知症
久しぶりに実家に帰ったとき、部屋の様子が以前と変わっていたということはありませんでしたか?
私の場合、父に先立たれた母のことなのですが、仕事の関係で母とは別居していました。
一人暮らしの母は、「一緒に住みたい」と言っていましたので、迎えに行ったところ、久し振りの実家は「掃除が全くできていない」「冷蔵庫を開けると同じ物がいくつもある」母にそれを聞いてみると「忘れてまた同じ物をまた買ってしまう」「やる気がしない」と言うことでした。
その時はまだ、初期の認知症だったのです。
しかし、その小さな異変を放っておくと、認知症が進行してしまいます。
実際進行してしまいました。
また、生活環境が変わってしまうと、さらに悪化してしまうようです。
実際母は、さらに悪化してしまい、同居した頃は、子どもの頃の話しかしなくなったり、徘徊を繰り返し、何度も警察に探してもらったりしました。
そうなると、事故が怖かったです。
また、何度か他人の自宅の敷地に迷い込んで、警察に通報されたこともありました。
あなたのご家族の方が、そうならないためにも、1月27日放送の健康カプセル!ゲンキの時間で紹介された自宅でできる認知症対策を簡単に紹介しています。

自宅でできる認知症対策

デュアルタスクで脳活性!
今回のゲンキスチューデントは、朝比奈彩さん。
ドクターは、東京医科歯科大学 朝田隆医学博士です。

2バックしりとり
ルール:2人以上で行う
1人レフリーを決め、レフリーが「ストップ」をかけます。
例えば、「しりとり」「りす」「スイカ」と進んだ場合、スイカでレフリーがストップをかけた場合、認知症の疑いがある方に「2つ前の言葉何ですか?」と聞きます。
例では、スイカで終わりましたので、2つ戻る(バックする)ので「しりとり」となります。
それを正解したら、みなんなで大いに褒めてあげましょう。

2バックしりとりの効果とは?

1.集中力を養う
2.作業記憶といって瞬間だけを覚える
①2つ前を覚える(記憶力UP)
②しりとりを考える(集中力UP)

ここで、番組では、実験が始まりました。
58歳男性
59歳男性
55歳女性
以上の3名の方が参加しました。
3名の方は、「光脳機能イメージング装置(前頭葉の血流を観察)を装着し、モニターに映るランダムに映し出される数字を覚えていきます。
しかし、いきなりだと、3人とも全く集中力が無く、全く覚えられませんでした。
そこで、自宅でできる認知症対策の2バックしりとりを3人で10分間行いました。
その後、同じ実験を行い今度は数字を読み上げました。
するとと、3人とも集中力がアップしていることが分かりました。

デュアルタスクで脳活性すると、
・段取りが良くなる
ながらができるようになる
2バックしりとりを行うと、しりとりを考えるのと、2つ前の言葉を考えること2つを同時にすることで、脳が活性化されます。

なので、2バックしりとりを行うことで、電話をしながらメモを取ることなど2つのことが同時にできるようになります

一人でできる認知症対策法!

1.新聞を音読する
(のど周りの機能アップにもなる!
2.新聞の内容を書く
面倒ですが、それをやらないと・・・面倒くさい認知症一直線です。
なので、認知症対策始める第一歩を!
他の方法もあります。
1.昼寝をする
「認知症の原因物質アミロイドβは、就寝中脳の外へ出る」と言うことが分かっている。
●昼寝のやり方
・30分以内の睡眠が良い。
・1時間以上は認知症のリスクが上がる。
2.歩く
●歩き方
・インターバル速歩
速歩きを取り入れたウォーキング法で1日10分程度の速歩きを行うのが良い。

認知症は初期なら治る!

東京医科歯科大学は朝田隆医学博士から認知症の心配がある方へのアドバイス!
「認知症は治る可能性のある病気」

その他、お年寄りに対して気をつけたいこと
きょうの健康12月20日餅だけじゃない!窒息の予防と応急処置
健康カプセル!ゲンキの時間心筋梗塞&脳梗塞ヒートショックの恐怖!

まとめ

両親に久し振り会ったら、以前との変化を感じた。
それは、初期の認知症かもしれないと疑う。
自宅でできる認知症対策
2バックしりとり
一人でできる認知症対策
1.新聞を音読する
2.新聞の内容を書く
3.昼寝
4.歩く(インターバル速歩)
初期サイン 家族も行動 認知しましょう。

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