2019年8月1日放送のきょうの健康は、AYA世代のがんというテーマで「あの人の健康法 矢方美紀」について紹介されました。
元SKE48の矢方美紀さん(27)実は去年4月ホームページで乳がんであるとこを公表しました。
手術で左胸を切除して、現在も治療を続けています。
ホルモン療法を行っているそうですが、常に体が熱くなる「ホットフラッシュ」という副作用が続いているそうです。
冷房が効いていてもサウナにいるかのような状態だそうです。
シリーズ“AYA世代のがん”あの人の健康法 矢方美紀さん
矢方美紀さんにがんとの向き合い方を聞いていました。
あの人の健康法 タレント・元SKE48矢方美紀さん 乳がん
キャスター:黒沢保裕さん・岩田まこ都さん
あの人の健康法 矢方美紀
矢方美紀さんは17歳の時、アイドルグループSKE48のオーディションに合格。チームリーダーを務めるなど7年間メンバーとして活躍。
2017年2月にグループを卒業しました。
翌年1月新たな道を歩み始めた矢方さんを病魔が襲いました。
乳がん、25歳でした。2018年4月、左胸を全摘する手術を受けたのです。
Q.新たな道を歩み始めた矢先に乳がんが見つかったんですね?
矢方美紀さん「まさか自分がこの年でがんになるなんて・・・というのが正直な気持ちでした。受け止めるしかない」
「痛みや体調が悪いと言うこともないのにがんになるということが複雑な気持ちでした」
Q.乳がんをなぜ疑った?
矢方さんは、小林麻央さんの報道を見て、乳がんのセルフチェックのやり方を調べ、やっていたら、 左胸にビー玉のように硬いしこりが分かったそうですが、痛くはないのでがんではないと思ったそうです。
矢方美紀さんの闘病歴
2017年12月~2018年1月:検査 ステージⅠ期⇒Ⅱb期(早期発見と思っていた)↓
2018年4月上旬:手術(左胸全摘) ステージⅢa期(落ち込んだそうです)に
乳がんを公表⇒乳がんの治療をした人からたくさんのコメント(一人じゃないという安心感)
〃 4月中旬:仕事へ復帰
〃5月~9月:抗がん剤治療
乳がんダイアリー 2018年5月30日矢方美紀
「今日は結構 体調がしんどい」「髪が脱毛してしまったので帽子をかぶっている」
乳がんダイアリー 2018年6月8日矢方美紀(医療用ウィッグ着用)色や長さを変えられるので違和感はなかったそうです。
ただ夏は髪の毛がないと、通常の倍以上の汗をかくそうです。
医療用ウィッグは汗を吸収して蒸れないようになっているそうですが、さらに脇汗を吸い取るシートも2枚貼っていたそうです。
「爪の中が黒くなってきたのでネイルをしている」
乳がんダイアリー 2018年6月11日矢方美紀
「指先が黒くなってきた。痛みはないが色の変化が気になる」うっすらですが本当に黒かったです。
なるべく原色など爪を濃い色にしてカモフラージュしていたそうです。
〃10月上旬~11月:放射線治療合わせて25回
〃10月中旬~:ホルモン療法(がんの再発防止のため)⇒10年間
最初いわれた時はビックリしたそうです。
しかし、現在は、前向きな気持ちで過ごしているそうです。
がんになったのも私の人生、今はその運命をきちんと受け止めています。
そんな気持ちをこちらの本に書かれています。
病気になって自分の考えが広がったそうですよ。
最後に
矢方美紀さんからのメッセージ
「今の自分を忘れない」
乳房の再建手術をしていないのは生活に困らないし、メッセージ通り全摘手術をしたことを忘れないためだそうです。
すごく心の強い人だなと思いました。
私もひょっとしたら死んでいたかも知れない病気(がんではありません)にかかって入院治療をした経験があります。
入院当初、寝たきりで動けないことで、落ち込んでいましたけど、徐々に車イスでも動けるようになって、 明るくなってきている自分が分かりました。
「病は気から」といいますがその通りなんだと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。