【主治医が見つかる診療所】人気専門外来の名医緊急警告!かくれ難聴

主治医が見つかる診療所 人気専門外来 かくれ難聴

主治医が見つかる診療所5月23日放送は、人気専門外来緊急警告スペシャル!でした。
そのうちの耳の聞こえ方外来をスマホで音楽を大音量で聞くことによるかくれ難聴をピックアップして紹介しています。

耳の聞こえ方外来

耳の聞こえ方外来の名医が緊急警告!
20代から始まるかくれ難聴を放っておくと、認知症になる!

その専門外来に通う患者さんは・・・
・70代女性「今までは聞こえないし、人と会うのはイヤだったのですが、今はもうどこへも出てって人生変わったようですね」
・70代女性「耳鳴りがちょっと気になって、治らないって言われてたので、あきめるしかないなと思っていましたけど、(この病院の先生は)「治る良くなる」って」
・70代男性「いろんな病院行ったんですけど、全く改善されなくて、9月頃は予約取れなかったけど、キャンセルが出た「来られますか」って言うから
もう何をおいても行きます!って言いました」

ここは、栃木県宇都宮市済生会宇都宮病院 聴覚センター 耳の聞こえ方専門外来。
日本全国から患者が集まって来るその理由が、聴覚センター長 耳鼻咽喉科 新田清一(しんでん せいいち)先生。
耳の聞こえ方を改善するスペシャリストが緊急警告!
新田清一先生「若い方でも難聴になる可能性がある。難聴を放っておくと、認知症になる危険性が高まる」
新田清一先生によると、あることが原因で難聴になる人が老若男女問わず急増!
しかもその難聴を放っておくと、将来認知症になる恐れ。

かくれ難聴

Q.現代人の耳が悪くなる原因は?
正解:ヘッドホン・イヤホン
スマホの普及により、音楽、動画、落語、英語の教材などヘッドホンやイヤホンを使う人が世代を問わず増加!
電車に乗ると、音量を上げてしまう。実はその音が自覚症状が全くないうちに耳にダメージを与えてしまっています!これが、かくれ難聴
そんなかくれ難聴にならないためにはどうすれば良いのでしょうか?
新田清一先生「音楽を聴きながらでも、他の人の話が聞き取れる程度が目安。
人の話が聞こえないとか、自分の声が大きくなってしまう。そういうレベルだと、かなり危険な音量になっている可能性」

*あなたの耳は大丈夫?かくれ難聴チェック
あなたに当てはまる項目はいくつ?
1.会話中に度々聞き返すことがある
2.早口の人の声が聞き取りにくい
3.家族からテレビやラジオの音が大きいと注意される
4.ドアの開閉やチャイム音に気付かないことがある
この中で1つでも当てはまると、かくれ難聴がすでに始まっている危険性があります。
新田清一先生「難聴は徐々に進むことが多くて、自分では結構気付かない。気付いた時には、すでにかなりのレベルの難聴になっている」
ではなぜ大きな音を聞くと耳が悪くなる?
耳に入った音は、蝸牛(かぎゅう)へ伝わります。
その内側にある、有毛細胞が音を電気信号に変換し脳へ伝えます。
しかし、ヘッドホンなどによる大きな音が原因で有毛細胞が倒れ、音をうまく脳に伝えられなくなります。
新田清一先生「聴覚が衰えると、音の少ない状態に慣れた、いわゆる難聴の脳になってしまう」
「それで難聴を放っておくと、認知症になる危険性が高まる」
耳が悪くなる⇒脳を刺激できない⇒認知症の大きな要因になります。
新田清一先生「弱った難聴の脳に対して、我々の外来では補聴器などを使った脳のトレーニングをして、昔の状態に近づけることを行っています」
補聴器などを使った脳のトレーニング、3ヶ月かけて細かく調整し、脳に刺激を与えていくトレーニング。
新田清一先生「脳のトレーニングを行うことで聞こえの脳の若さを保つことは十分できる」

かくれ難聴を予防する方法

かくれ難聴を予防し、認知症にならないための耳トレーニング
教えてくれるのは、埼玉県川越市川越耳科学クリニック 院長 耳鼻咽喉科 坂田英明先生
坂田英明先生「この耳トレーニングは、難聴そのものを治すものではない。聴力、脳その潜在能力を引き出して、 ぼんやり聞こえていた音をはっきりスッキリ聞き取れるようにするそういった訓練」
「耳トレーニングをすることで認知症にならないで済む」
認知症の原因について驚くべき発表がされました。
認知症の要因
中年期の聴覚低下9%
喫煙5%
うつ4%
高血圧・その他2%
予防不可能な要因65%
中年期の聴覚低下9%。そこで今、世界中で耳トレーニングが注目されています!
耳トレで認知症を予防!
Q.耳トレスマートフォンをどのように使う?
正解は、隠したスマホを慣らしてその場所を当てる
坂田英明先生によると、かくれ難聴は、音の方向感覚の衰えから始まる!
さとう珠緒さんに対して「若い頃に比べて鳴っている場所がわかりにくい。そんなことないですか?」
さとう珠緒さん「分かんないとき、ありますね」
そこで、さとう珠緒さん(46歳)と新社会人(22歳)とスマホはどこで鳴っている?対決
先行:新社会人=16秒
後攻:さとう珠緒さん=2分11秒
探す方向は合っていましたが、場所の高さと低さが分からないようでした。
後は、3つの言葉を聞き分けるトレーニング
3人の人に同時に言葉を発してもらい聞き分けます。
坂田英明先生によると、耳トレーニングを1日1回10分ぐらいのトレーニングを2週間続けると聴力の改善が期待できるそうです。
耳が遠くなったと思う方はやってみてくださいね。

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白鳥久美子さんから坂田英明先生に質問「耳かきって毎日やってもいいのか?すごい気になる」
坂田英明先生「耳は絶対掃除してはいじってはいけない。耳をいじりますと外耳道の上皮という細胞が傷ついてしまう」
「そうなると、外耳炎とか例えばカビが生えたりするので、半年に1回くらい耳鼻科で掃除すると良い。刺激こすっては絶対いけない」
東野幸治さん「綿棒で入口ぐらいグルグルぐらいはいいんですか?」
坂田英明先生「そういうのも全くいけないんです」
東貴博さん「いつもシャワーで(耳を)ジャーッと洗うんですよ」
坂田英明先生「意味がないですね」(^▽^)

最後に

私は田舎に住んでいますので、イヤホンをつけている人は見かけませんが、
そして私は難聴ですので、是非耳のトレーニングをしてみたいと思いました。
母が認知症で、最後は食事をしないようになって亡くなったので気をつけたいと思っています。
最後は、摂食不可(食べなくなる)になるというのを同じ番組で見たので、余計に耳のトレーニングをしないといけないと思いました。
最後までありがとうございました。